前回の対戦は、GKのやらかしもあり、3-1で名古屋が勝利しました。
「勝利」、懐かしい言葉でしゅね(^q^)
【J1】 予習、横浜F・マリノス (2016年5月4日に名古屋と対戦)
【J1、試合観戦】 2016/5/4 1st-10 名古屋グランパス対横浜F・マリノス
横浜F・マリノスの公式ホームページ
戦績
- 横浜は現在28試合を終えて12勝8分け8敗、40得点29失点です。
- J1(年間)では、22試合を終え、9勝6分け7敗、勝点33の6位、33得点24失点です。
- 2ndステージに限れば、3勝2分け0敗、勝点11の3位、12得点5失点です。
2ndステージで好調の横浜です。
しかし、第1節から第3節までは3得点で勝利したものの、直近の2試合(第4節広島戦と第5節磐田戦)は引き分けでした。
調子が若干落ちてるいるのでしょうか?
前回の対戦時(5/4)には、横浜はホーム勝率29%、アウェイ勝率60%でしたが、現在はホーム勝率40%、アウェイ勝率46%です。
正確には、ホームで6勝3分け6敗、アウェイで6勝5分け2敗です。
以前に比べて、横浜はホームで勝てるようになり、アウェイで引き分けが増えているようです。
チームが成熟してきているのでしょうか。
2016年J1、横浜F・マリノスの直近5試合の勝敗と先制点の有無。勝敗の`w'は勝利、`d'は引き分け、`l'は敗北です。先制点の`y’は横浜F・マリノスの先制点、`n'は相手チームの先制点、0は両チーム無得点です。haの`h'はホーム、`a'はアウェイです。 |
勝敗と先制点の有無の関係は以下の通りです。
先制点の有無については、14試合で先制点を獲得し、12試合で先制点を奪われ、2試合がスコアレスドローです。
先制した14試合では9勝3分け2敗(勝率64%)、先制された12試合では3勝3分け6敗(勝率25%)です。
上位のチームなので当然かもしれませんが、先制されても半分の試合で引き分け以上に持ち込んでいる事がすごいです。
選手達
jleague.jpを見ると、横浜の得点者(J1とルヴァンカップの合計)は以下の通りです。
- 6得点、齋藤選手(MF)。
- 5得点、伊藤選手(FW)、中村選手(MF)。
- 4得点、富樫選手(FW)、カイケ選手(FW)。
- 3得点、マルティノス選手(MF)、中町選手(MF)。
あとは、2得点の選手が中澤選手(DF)とファビオ選手(DF)、1得点の選手達が6名です。
現在、J1(年間)では、横浜の33得点は第5位です。
一方で、チーム最高位の齋藤選手の得点は、J1で16位(5得点)です。
横浜の数字を見ると、誰か1人が突出した得点源という訳ではなく、主要選手達がバランスよく点を取っている事が分かります。
なお、Football LABの横浜名古屋戦のプレビューページを見ると、ここ5試合でカイケ選手が3得点、伊藤選手とマルティノス選手が2得点しています。
特に調子の良いこれらの選手には要注意です。
選手達の出場回数(交代込み)は以下の通りです。
- 25試合、伊藤選手(FW)。
- 24試合、中町選手(MF)、中澤選手(DF)、小林選手(DF)。
- 23試合、齋藤選手(MF)。
- 20試合、カイケ選手(FW)、喜田選手(MF)、遠藤選手(MF)、中村選手(MF)、ファビオ選手(DF)。
最近のGKは、榎本選手が務めています。
Football LABの横浜名古屋戦のプレビューページを見ると、ラフィーニャ選手が欠場との事です。
一方、名古屋の欠場選手達は、田口選手、森選手、小川選手、扇原選手、ハデソン選手となっています。
多いい(´;ω;`)
スタッツ
得点失点パターン
横浜の得点パターンは、なんと言っても「セットプレーから」(12得点、36%)です。
その次が「クロスから」(5得点、15%)で、さらにその次が「スルーパスから」(4得点、12%)となっています。
最近のハイライト動画を見ると、中村選手だけでなく、齋藤選手らもスルーパスを繰り出していました。
名古屋はスルーパスによる失点は少ない(2得点、5%)のですが、ゴール前の守備はどれだけ耐えられるでしょうか?
一方、横浜の失点パターンは「セットプレーから」、「クロスから」についで、「ショートパスから」の失点が多くなっています。(4失点、17%)
名古屋はショートパスからの崩しは得意で無いので、やはり「セットプレーから」、「クロスから」の攻撃が多くなるでしょうか。
シモビッチ選手に当てる以外の、名古屋のボールの移動経路を見たいです(切実)。
攻撃の成功率
例によって、名古屋と横浜の攻撃に関わる数値を比較しました。
前節で酒井選手が1得点したものの、名古屋の各数値はそんな急激に良くなっている訳ではありません。
横浜のスタッツについては、攻撃回数が123.9回で13位、30mライン進入回数が43回で8位、そこから、ゴール数、枠内シュート数、(全)シュート数が5位となっています。
相手ゴールに近づくほど、成績が良くなるなんて嫌なチームですわ!(褒め言葉)
ちなみに横浜の攻撃回数に対する30mライン進入回数の割合(30進/攻撃)は、名古屋よりも5%高く、過去の予習記事で調べた値では、川崎、G大阪、鹿島に次ぐ値です。
好調な、得点力のあるチームならではの値です。
一方、面白いのは、シュート本数に対する枠内シュート数の割合(枠内/シュ)です。
横浜の値は、ほぼ37%と高くなっています。
しかし、過去に調べた値では、磐田が37%、甲府が36%で、一方川崎は33%、鹿島は32%でした。
これらの値は、単純にゴール数や順位と相関があるように思えず、ちょっと解釈に困ります。
前回の試合観戦記を読みなおすと、横浜は中村選手のFK狙いで、サイドよりも中央重視に攻めてきていた印象です。(特にペナルティエリア前で)
しかし、クロスの平均本数を見ると、名古屋よりも多い本数になっています。
いずれにせよ、ゴールに近づくにつれて各数値の成績が良くなる横浜のボールは、名古屋ゴールに近づけるべきではありません。
こういう相手こそ、前線からのプレス、あるいは中盤の守備など、いわゆるボールの取りどころを分析・設定すると効果的なはずですけど、名古屋はどうするんでしょうね?
名古屋の公式ツイッターを見ていても、特にスタッフ加入のお知らせとか無いですね。
う~ん、心配です。
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