2018年6月30日土曜日

【日本代表】 ベルギーのデータあれこれ

この記事では、R16の日本の対戦相手であるベルギーのデータを紹介します。

8人替えで臨んだイングランド戦は置いときます。

初戦のパナマ戦も、2戦目のチュニジア戦も、正直そんなに死力を尽くした戦いにはなっていませんが、彼らの好調なプレー、彼らの望み通りのプレーができていた事を考えると、調べる価値はあります。


パナマ戦の Match Facts

チュニジア戦の Match Facts

データ内容についてはこちらの記事をどうぞ、「【小ネタ】ワールドカップの公開データ紹介

2018年6月26日火曜日

【小ネタ】 Attack origin の計測方法の推測


注意、マニア向けの記事です。

本記事では、「Attack origin」と呼ばれる図示の、計測方法について推測します。

私の推測であって、実際の定義と一致するかは不明です。

この図は、ロシアワールドカップで公開されている Tracking Statistics に含まれています。(参考記事、【小ネタ】ワールドカップの公開データ紹介


赤枠内が今回の主題である Attack Origin 。


【日本代表】ポーランド対コロンビアのデータあれこれ

この記事では、ポーランド対コロンビア戦のトラッキングデータの内容を紹介します。

ノックアウトステージ進出を決める第3戦、その相手となるポーランドを調べる事が目的です。

試合の結果は3-0でコロンビアの勝利、コロンビアは日本戦の敗北を取り返しました。

一方、ポーランドは2連敗で予選敗退が決定しました。


試合結果(jleague.jp)

Match Facts (fifa.com) 


Match Facts で公開されているデータについては、「【小ネタ】ワールドカップの公開データ紹介」で紹介しています。

ポーランドとセネガルの対戦データについては、「【日本代表】ポーランド対セネガルのデータあれこれ」で紹介しています。

なお、30分で交代となってしまったコロンビアのアギラールには触れません。


2018年6月25日月曜日

【日本代表】 20180624 セネガル戦のトラッキングデータ

引き分けながらも非常に惜しい試合、好ゲームだった日本対セネガルのトラッキングデータの数値を紹介します。

スタッツ(英語、fifa.com)

試合データ(jleagu.jp)


2018年6月24日日曜日

【日本代表】ポーランド対セネガルのデータあれこれ

この記事では、ポーランド対セネガルのトラッキングデータについて説明します。

連日の試合のため、ポーランド対セネガルを正直良く覚えていませんが、紹介した数字が日本戦の参考になれば幸いです。


この試合の Match Facts(fifa.com)


2018年6月22日金曜日

【日本代表】 日本ロシアドイツなどの「Activity time spent」の平均値

この記事の動機は、各代表チームの走りの激しさを調べる事です。

そのために、日本を含む数カ国のフィールドプレイヤー10人について、「Activity time spent」の平均値と分散幅 (standard deviation) を計算しました。


結論は、日本はもうちょっと頑張って走ろうぜ(連携しようぜ)、です。

ここで分かる事は、走行距離というよりも、おおまかな速さの違いです。


2018年6月21日木曜日

【日本代表】 20180619 コロンビア戦のトラッキングデータについて

昨夜の日本対コロンビア戦は、嬉しい勝利となりました。

この記事では、公開されたデータから、日本とコロンビアの特徴を調べます。

対象のデータは、「Players Heatmap」、「Tracking Statitcs」、「Passing Distribution」です。

ワールドカップの公開データについては、前々回の記事「【小ネタ】ワールドカップの公開データ紹介」を御覧下さい。

長いですが、大したことは言えていません。



コロンビア対日本(jleague.jp)

Columbia vs. Japan (fifa.com)


2018年6月18日月曜日

【小ネタ】ヒートマップとは

本記事では、サッカーにおけるヒートマップ(の作成)について説明します。

サッカーをある程度長く見ていれば、ヒートマップの意味する所はなんとなく分かるでしょうが、原理を丁寧に説明しているページが無かったので、書いておきます。

(小学生中学生が対象かな?言葉遣いが小難しいかな?)


「サッカー ヒートマップとは」GOOGLE検索結果

「サッカー ヒートマップとは」GOOGLE画像検索結果

6月18日現在の検索結果では、「サッカーのヒートマップをQGISで作ってみる」(Qiita)という記事が、ある試合のトラッキングデータの入手からフリーのソフトウェアを使ったヒートマップ作成までをレポートしてます。

他に良さそうな説明記事はちょっとないかな?


【小ネタ】ワールドカップの公開データ紹介



という訳でワールドカップのデータの中身をざっくり紹介します。

(初心者向けです)

これからステージが進むにつれ、「ここらへんの数字がどうのこうの」という議論ができるでしょう。


2018年6月13日水曜日

【日本代表】 日本代表とサッカーファンとの現在の関係

宇都宮さんがパラグアイ戦後のコラムでこんな事を書いています。

西野監督はご存じなかったとしても、世論が必ずしも自分たちに味方していないことを、選手たちは鋭敏に感じ取っている。”

パラグアイ戦の勝利で「代表熱」は蘇るか 際立った西野監督のベンチワークと対応力」(Sportsnavi)より。

この文の前の段落では宇都宮さんの周囲の状況も書かれており、ある意味、宇都宮さんの書いている事は当たっているのですが、自分はちょっと違うという事を図示してみましたた。

この記事で言いたい事(私見)は、「サッカーファンの人々は、日本代表というチーム全体への熱意は失っている。そして、弱くなった熱意で選手達を応援している」という事です。

この記事が誰に有益なのかは分かりません。


名古屋グランパス 2018年前半戦総括 その3 後半戦展望

名古屋の前半戦についてのまとめ記事、その3本目です。

1本目の記事「名古屋グランパス 2018年前半戦総括 その1 前半戦成績」では、前半戦の成績にまつわる数字を出しました。

2本めの記事「名古屋グランパス 2018年前半戦総括 その2 攻撃と守備」では、攻撃と守備の内容について書きました。

この記事では、後半戦の日程やら勝点の話をします。


6月11日に奈良戦のPK戦やり直しが発表されましたが、この記事は天皇杯を考慮せずに書いています。

2018年6月12日火曜日

名古屋グランパス 2018年前半戦総括 その2 攻撃と守備

名古屋の前半戦についてのまとめ記事、その2本目です。

前回の記事「名古屋グランパス 2018年前半戦総括 その1 前半戦成績」では前半戦の成績にまつわる数字を出しましたが、今回の記事ではその原因である攻撃と守備についてフワッと妄想します。

3-4-3と4-4-2との違いとか、各選手のポジション評価などはありません。


2018年6月11日月曜日

名古屋グランパス 2018年前半戦総括 その1 前半戦成績

名古屋グランパス 日程・結果(全日程) (Sportsnavi)

天皇杯2回戦を終了し、名古屋グランパスは一ヶ月以上の中断期間に突入しました。

以下の3点について、それぞれ記事を書きます。

  • 前半戦成績
  • 何が足りないのか?何ができるのか?
  • 後半戦に関わる数字

この記事では、名古屋の前半戦の成績を数字で紹介します。

残念ながら、良くない数字が並びます。

2018年6月9日土曜日

【小ネタ】確率の低いミドルシュートは避けるべきか?(「サッカーマティクス」より)

数値嫌いな人には、すいません。

日本語版「サッカーマティクス」からのネタです。


「サッカーマティクス」の344pには、ゴール周辺の3領域からのシュート成功率(つまりシュートがゴールになった割合)に関する記述があります。

『ベッティングサイトやテレビ画面に表示される...。(省略) ゴールの発生地点のモデルを作成するのは簡単だ。(省略)』
これに続く記述の中で、筆者はペナルティエリア外からのシュート成功率の低さに驚き、「これからはペナルティエリア外からシュートを撃てとは言わない」と書いています。

これについて2点、意見を述べておきます。

一つは「シュートに至るまでの時間」、もう一つは「相手チームとの駆け引き」です。

まずは筆者が計算したシュート成功率を説明します。


2018年6月7日木曜日

【天皇杯、試合観戦】 2018/06/06 2回戦 名古屋グランパス 対 奈良クラブ

やったね!これでリーグ戦に専念できるよ!(´;ω;`)ブワワッ…


奈良の皆さん、嬉しさ大爆発で羨ましかった… (´;ω;`)ブワワッ…

今日はリーグ戦同様のスタメンでしたが、特に前半は無理に仕掛ける事も無く、半ば膠着状態になってしまいました。

PKで負けたのは気にしません(諦めます)が、名古屋のシュート19本、延長戦も考えるとやっぱり少ないと思います。


名古屋公式より。

ピンボケすいません。結局、試合中に雨は降らず。

延長戦前の一コマ。


2018年6月5日火曜日

日大アメフト悪質タックル事件、公式声明と記者会見のリンクまとめ

このページでは、表題の事件に関わる公式声明と記者会見のリンクをまとめます。

29日の連盟の会見記事を読んだのが動機です。全ての記事に目を通してはいません。(漏れがあったらごめんなさい)

既存の新聞のリンクを貼るのは嫌ですが、必要に応じて最低限貼ります。

進行中の事件なので、適宜リンクを追加します。

(公開日、20180605)
(更新日、20180624)
(更新日、20180810)
(更新日、20180928)
(最終更新日、20190430)



日本大学フェニックス反則タックル問題(Wikipedia)
 ・荒らし行為など問題の多い現状ですが、全体像、時系列がまとまっています。

サッカーW杯における情報戦とは?

W杯(ワールドカップ)における情報戦とは何か?何ができるのか?どんな効果があるのか?、について考えてみました。


ワールドカップ前になると、しばしば「ワールドカップは情報戦」というフレーズを見かけます。

ここでの情報戦は、「相手チームを知る」事と同時に「相手チームにこちらの手の内を知られない」事を意味します。

結論は、「確かに重要だが、隠せる情報は多くない。むしろ分析。」

内容

  • 前提1、代表選手は実績豊富
  • 前提2、激闘確定の地域予選
  • 何のための情報戦か?
  • 情報戦で隠せるものは?
  • 情報戦を実施できる期間は?
  • 情報戦が有効な期間は?
  • 情報戦を軽視できるか?
  • 結論




2018年6月2日土曜日

【語録】ウド・ラテック

元記事は、They Said It: Udo Lattek (fifa.com)


ウド・ラテック(Wikipedia)

多くのタイトルを獲得したドイツの名監督です。(プロ選手経験無し)

プロクラブの監督としての実働は、1970年から93年まで。

00年に短期間ドルトムントを指揮し、残留させています。

14の主要タイトルと7のシルバーメダルを獲得しています。

日本語版wikiの記述はちょっと簡単なので、英語版かドイツ語版も参考にどうぞ。

率いたチームの多様さと獲得したタイトルの多さもさる事ながら、前回の記事のトラパットーニさんとこの人は、UEFA三大タイトルの保持者です。

今でもチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグはありますが、以前はこれらの旧名称のタイトルに加えて、各国のカップ戦の優勝者によるUEFAカップウィナーズカップがありました。

監督引退後はコメンテーターをされていたようですが、ズバズバ言ってます。



注目の投稿

サッカーにおけるボロノイ図使用の制限、ボロノイ図とは?

本記事の主張は、「 サッカーではボロノイ図を無制限に信頼しないでね 」、です。 特に私が危惧しているのは、盲目的な信頼によって、ボロノイ図が選手批判に使用される事です。 事実として、選手たちが動いてない時(動きが悪い時)ほど、ボロノイ図は各人がカバーできる領域に近くなり...