2016年5月2日月曜日

【J1】 予習、横浜F・マリノス (2016年5月4日に名古屋と対戦)

5/4に名古屋グランパスと対戦する横浜F・マリノスの予習情報です。

横浜F・マリノス 公式ホームページ

戦績

  • 公式戦通算成績は、5勝3分け4敗、15得点12失点で得失点差+3です。
  • J1では、現在8位、4勝2分け3敗で勝ち点14、13得点9失点で得失点差+4です。
  • ナビスコ杯では、Bグループの5位、1勝1分け1敗の勝ち点4、2得点3失点で得失点差-1です。


直近の公式戦5試合は、△◯◯●●、で連勝後に連敗しています。ちなみにjleague.jpのデータによると、横浜はホーム勝率29%、アウェイ勝率60%だそうです。アウェイで強いチームはプロスポーツ全般で時々聞きますけど、何が原因なんですかね?ホームのサポーターの皆さんはちょっと残念(´・ω・`)です。

ちなみに名古屋との通算対戦成績は、横浜の23勝13分け21敗です。次の試合は名古屋に勝利してもらって、この差を縮めたいところです。

得点については、磐田を相手に5得点した試合があり、柏を相手に3失点した試合がありますが、他は2得点2失点の範囲内です。

次に、先制点の有無と勝利の関係を調べました。
2016年、横浜F・マリノスの勝敗と先制点の有無。`yg'はヤマザキナビスコカップのグループステージ。勝敗の`w'は勝利、`d'は引き分け、`l'は敗北です。先制点の`y’は横浜F・マリノスの先制点、`n'は相手チームの先制点、0は両チーム無得点です。
先制点を獲得した5試合で4勝1敗、先制点をとられた5試合で1勝1分け3敗です。先制点をとっても負けた試合がありますが、その逆に先制点をを取られても勝利、引き分けにした試合があります。ちょっと不安定な傾向ですね。

選手

得点者では、3得点が富樫選手(FW)と中村選手(MF)、2得点が齋藤選手(MF)、1得点が7名居て伊藤選手(FW)、カイケ選手(FW)、喜田選手(MF)、マルティノス選手(MF)、中町選手(MF)、中澤選手(DF)、ファビオ選手(DF)です。得点している選手が全部で10名。多いですね。ゴール前の守備では誰かに集中すること無く、全員をケアする必要があります。

横浜はこれまで12試合を終えており、出場試合数の上位は以下のとおりです。

  • 10試合、伊藤選手(FW)、遠藤選手(MF)、中町選手(MF)。
  • 9試合、喜田選手(MF)、下平選手(DF)、中澤選手(DF)、小林選手(DF)、ファビオ選手(DF)、飯倉選手(GK)。
  • 8試合、富樫(FW)、齋藤選手(MF)、中村選手(MF)、兵藤選手(MF)。

このメンツが主力選手です。次回の試合では、ラフィーニャ選手と中島選手が欠場予定です。

今の横浜の大黒柱といえば、何と言っても中村俊輔選手と中澤佑二選手でしょう。元日本代表で、38歳になる今年もスタメンです。その下の年代は33歳の榎本選手と栗原選手になります。凄いと思うと同時に、いつまで見られるかと思います。とりあえず試合を見に行きます。

戦術

jleague.jpのトラッキンデータを見ると、横浜の走行距離は116.7kmで7位(平均115.7km)、スプリント回数は155回で15位(平均170回)となっています。それほど走る事に重点を置いたチームではないようです。

Football LABで横浜のページを見ると、パス本数が537本でJ1第6位である一方、ボール支配率は52%の8位です。なので、攻撃ではパスに重点を置いたチームと言えますが、ポゼッションを指向している訳ではありません。そして、クロス本数は12本で15位である事から、サイドよりは中央をパス交換で突破してくる傾向のようです。エリア別のパス本数を見ると、相手陣内のセンターライン付近が最も多くなっています。

面白い事に、得点失点パターンを見ると、13得点中5得点(38%)がセットプレー絡みですが、失点の9失点中4得点(45%)もセットプレー絡みです。横浜は、(比較的)セットプレーの攻撃に強く、セットプレーの守備に弱いようです。ちなみに名古屋はセットプレー絡みの得点は2点(18%)、失点は3点(27%)です。

今の横浜は、中村選手を中心にしたセットプレーに強いチームです(逆に守備ではセットプレーが弱点)。セットプレー以外の試合の流れの中では、特徴的な戦術は無いのかもしれませんが、その反面、誰にでもチャンスが回ってくるチームのようです。次の試合でも、セットプレー以外でどんな攻撃が致命傷になるのか、誰がゴールゲッターになるのか、予想が難しいです。

5月4日の試合はどちらのチームが先制点をとるのでしょうか?楽しみです。


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