2016年5月23日月曜日

【J1、TV観戦】 2016/5/21 1st-13 名古屋グランパス対鹿島アントラーズ

名古屋は2-3で逆転負けでした。(´;ω;`)

勝負事なんで、こういう事もありますが、鹿島が3点目をとった時は、ほんと(´・ω・`)目が点でした。先制して、さらに引き離しただけに、キツイ結果です。

なお、所用でスタジアムに行けず、TV観戦でした。結果は結果ですけど、1点目と2点目の興奮をスタジアムで味わいたかったです。

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鹿島アントラーズによる試合日程・結果

今回のフォーメーション変更について。

この試合での名古屋の最大の見所は、田口選手のポジションが変わった事、それによる田口選手の躍動です。1点目の信じられないようなシュートに加え、他にも2度の決定機がありました。あれらが入っていれば…。

これまでのシモビッチ選手の相方になった選手の役割は、4-4-2であれ4-2-3-1であれ、ロングパスのターゲットであるシモビッチ選手から配給されたパスを受けての突破、あるいはシモビッチ選手へのクロスと言った、割とシンプルな連携がメインのイメージでした。

今回、田口選手がトップ下の位置に入って、ゴール前でのプレーメークの役割が与えられました。1点目のシュートは、田口選手がこの位置にいたからこそ生まれたものだったと思います。その意味で、今回のスタメンは機能しました。

今回の試合、田口選手がトップ下に入った事によって、シモビッチ選手のボールタッチの場面が減ったように思います。これは、攻撃の選択肢の幅が広がった事を意味します。この先、シモビッチ選手をファーストターゲットにする戦術が有効な試合は、間違いなくあるでしょう。一方で、シモビッチ選手のケガ、予想される夏場の体調不良などの不調に見舞われる試合もあるでしょう。ボランチを務めた明神選手とイ・スンヒ選手、そしてトップ下の田口選手による三角形を核とした、4-2-3-1の連携にも、期待したいです。(選手層?それは気にしない)

守備について

攻撃で光明が見えている一方で、今回の試合も守りきれませんでした。小倉監督は「3点目を取りに行った」とコメントしていますが、残念ながら3点目を先に取られてしまいました。私は、前回の甲府戦のように、高さで攻撃するオプションを期待してました。

最後の3点目は、またもカイオ選手にCBが抜かれてのカウンターでした。色々兼ね合いがあるとは思いますが、神戸戦でイ・スンヒ選手がペドロ・ジュニオール選手を止めていたように、足のあるカイオ選手対策には、CB陣より足のあるイ・スンヒ選手(あるいはフレッシュな交代選手)が良かったのかなと思います。そしてCB陣は前線へ。

1点目のカウンターも、つらかったです。より運動能力の高いCBを取ってくる事は、単純確実な手段です。しかし、単純に守備陣に責任を押し付ける以前に、守備組織のためにやる事はあると思います。解説の水沼さんが、名古屋の選手を評して「余韻に浸ってる」と言っていましたが、これは戦術練習、意識づけでなんとかなる事です。

今回3点とられた守備陣ですが、選手達はサボってる訳ではなく、身体を張って頑張ってます。早く、連携の歯車が噛み合う事を祈るばかりです。

いずれにせよ、前回の甲府戦では、試合終盤のこれ以上ない明確な攻撃オプションが示されました。次は、試合を閉めるための明確な守備オプションを見たいです(守備オプションが必要な展開が見たいです)。ゴール前に強固なブロックを!守備をしないなら、思い切った攻撃を!

試合展開について

試合展開で覚えている事をちょっと書いておきます。

審判について。22分頃、名古屋のカウンターが始まりそうな時点で、鹿島のオフサイドがとられました。これは流すべきだったと思います。

25分ごろ、他にも何度か見られましたが、前線でボールを取られたシモビッチ選手が相手選手を手で押すなど、ちょっとラフでした。ボールタッチの少ないシモビッチ選手には、ストレスのたまる試合だったかもしれません。

「後半開始28秒」の田口選手のミドルシュートは、「見事」以上に凄かったですね。後方からのリプレイを見ると、ゴールの外側から曲がって、左上隅にゴールしているように見えます。曽ヶ淵選手も「外れたな」と思って見送っているように見えます。第13節のベストゴールはもらった、と思います。

最後の鹿島の3点目。2点とられた「どうしようもない状況」以外は、落ち着いたセーブを続けていたGKの武田選手ですが、この時は前に出る事を躊躇いましたよね。あそこは行っちゃって欲しかった。

あと、前半は永井選手が惜しいシュートを2度見せてくれましたし、イ・スンヒ選手の攻撃参加も良かったです(残念なパスもありましたが)。



次回は5/25に神戸戦(@神戸)です。前回の試合と比べて、どんな改善点、試合展開が見られるか、楽しみです。



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