以前の予習、【J1】 予習、ヴァンフォーレ甲府
以前の観戦記、【ナビスコ杯】 名古屋対甲府
戦績
- 公式戦通算戦績は、15戦を終え、3勝7分け5敗、15得点19失点です。
- J1では、2勝5分け4敗の勝ち点11で13位(名古屋は11位)、13得点17失点です。
- ナビスコ杯では、1勝2分け1敗の勝ち点5で3位、2得点2失点です。
リーグ戦にしろナビスコ杯にしろ、引き分けの多さが目をひきます。
2016年、ヴァンフォーレ甲府の勝敗と先制点の有無。`yg'はナビス杯のグループステージ。勝敗の`w'は勝利、`d'は引き分け、`l'は敗北です。先制点の`y’はヴァンフォーレ甲府の先制点、`n'は相手チームの先制点、0は両チーム無得点です。 |
選手達
ヴァンフォーレ甲府の得点者は以下の通りです。
- 6得点、クリスティアーノ選手(FW)。
- 2得点、稲垣選手(MF)、津田選手(DF)。
- 1得点、チュカ選手(FW)、ニウソン選手(FW)、セレスキー選手(MF)、田中選手(MF)、熊谷選手(DF)。
やはりクリスティアーノ選手が飛び抜けています。
試合出場数の上位は以下の通りです。
- 15試合、稲垣選手(MF)、田中選手(MF)。
- 14試合、クリスティアーノ選手(FW)。
- 12試合、黒木選手(MF)、新井選手(MF)。
- 11試合、津田選手(DF)、松橋選手(DF)、山本選手(DF)、河田選手(GK)。
これまで全試合に出場している稲垣選手と田中選手が、クリスティアーノ選手を含めて、このチームの替えの効かない選手達なのでしょう。jleague.jpの選手名鑑見ると、二人共出場しっぱなしです。ちなみに、クリスティアーノ選手は前回の名古屋戦に出場していないので、今回が今シーズン初対戦になります。
DFとGKの最長出場試合数が11試合というのは、リーグ戦にほぼ限定しているためのようです。(Football LABのヴァンフォーレ甲府のページを御覧下さい。Football LABはトラッキングデータを扱っている関係上、リーグ戦のみの出場データを表示しています。)
前回の予習記事では、出場試合数が0の選手は4名だと書きましたが、今では2名に減っています。負傷者もありますが、リーグ戦のスタメンになる選手達に加え、他の選手達も使って総力戦でシーズンを戦うという傾向がよく出ています。
DFとGKの最長出場試合数が11試合というのは、リーグ戦にほぼ限定しているためのようです。(Football LABのヴァンフォーレ甲府のページを御覧下さい。Football LABはトラッキングデータを扱っている関係上、リーグ戦のみの出場データを表示しています。)
前回の予習記事では、出場試合数が0の選手は4名だと書きましたが、今では2名に減っています。負傷者もありますが、リーグ戦のスタメンになる選手達に加え、他の選手達も使って総力戦でシーズンを戦うという傾向がよく出ています。
戦術とトラッキングデータ
甲府のスプリント回数は151回で、川崎と並んでJ1最下位です(名古屋は178回で3位)。走行距離は、114.7kmの10位です(名古屋は112.6kmの15位)。カウンター・速攻が得意な2チームですが、スプリント回数の差は、攻撃に掛ける人数の違い、あるいは前線からのチェイスを行うかどうかの違いでしょうか?
Football LAB 名古屋のページ
甲府と名古屋パスの傾向はよく似ています。距離別のパス本数の違いは1割程度です。ゾーン別のパス本数やパスの方向の分布も似通っています。パス本数の合計は、甲府が375本で16位、名古屋が371本で17位です。これらの数字を見るに、細かい組み立てはともかく、攻撃の傾向は似ているのでしょう。
試合当初は、おそらく前回と同様に中盤のボールの奪い合いからゴールに押し寄せる展開になるでしょう。その時の速攻・カウンターを先にどちらが決めるのか、注目です。甲府は、あるいはゴール前からのロングカウンターをしかけてくるかもしれません。名古屋は、高さはともかく崩しはあまり得意ではないので。あと最近の甲府のハイライト動画見ましたが、クリスティアーノ選手のFKはやはり怖いです。
土曜日の試合が楽しみです。
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甲府と名古屋パスの傾向はよく似ています。距離別のパス本数の違いは1割程度です。ゾーン別のパス本数やパスの方向の分布も似通っています。パス本数の合計は、甲府が375本で16位、名古屋が371本で17位です。これらの数字を見るに、細かい組み立てはともかく、攻撃の傾向は似ているのでしょう。
試合当初は、おそらく前回と同様に中盤のボールの奪い合いからゴールに押し寄せる展開になるでしょう。その時の速攻・カウンターを先にどちらが決めるのか、注目です。甲府は、あるいはゴール前からのロングカウンターをしかけてくるかもしれません。名古屋は、高さはともかく崩しはあまり得意ではないので。あと最近の甲府のハイライト動画見ましたが、クリスティアーノ選手のFKはやはり怖いです。
そして、勝利のために先制点を必要としている両チームですが、ともに失点の多い両チームでもあります。甲府の得失点差は-4、名古屋は-2です。守備でミスが出ると、試合展開を変えるかもしれません。
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