強い余震の影響により、4/16のアビスパ福岡対名古屋グランパスを含めた6試合は中止になりました。以下、次の対戦相手であるヴァンフォーレ甲府についての情報です。
ヴァンフォーレ甲府公式
戦績
- ヴァンフォーレ甲府のJ1の戦績は、2勝2分け3敗、得点8失点10、勝点8の12位です。
名古屋は4/16の試合が無かったので、2勝1分け3敗、勝点7の13位です。似た戦績の相手との対戦は、負けられません。これまでの公式戦10戦の成績は3勝3分け3敗で、勝ち、引き分け、負けを繰り返しています。最近5試合の成績は、1勝2分け2敗です。最近負けが込んできた名古屋の成績とはちょっと異なります。
戦術と先制点
J1第4節で川崎に0-4で敗北していますが、2点差以上の負けはそれのみです。2点差以上の勝利は2試合あります。後は1点差での勝敗です。面白いことに、甲府が先制点をとれた4試合の内、3試合で甲府が勝利、1試合で引き分けでした。他の引き分け、負けた試合では、甲府は無得点あるいは先制点をとれませんでした。
これは、(ロング)カウンターが得意な堅守速攻のチームによくある傾向です。ヴァンフォーレ甲府は堅守速攻のチームだと言われますが、得点の傾向もそれを表しています。組織的守備をよく鍛え、数名の能力の高い攻撃陣がいるチームが先制点をとる事ができれば、相手は攻撃の度にカウンターの高いリスクを負うことになります。一方で、スペースと攻撃陣の組み合わせが封じられてしまう、あるいは先制点を奪われ、人数をかけて攻撃しようとすると、守備に重点を置いたチームではなかなか得点をとれず、悪循環に陥りがちです。
このように戦術がはっきりしている相手チームに対して、名古屋がどう対応する(できる)か楽しみです。先制点が大きな分岐点になります。何か対応策を用意するのか、基本戦術は変えずに選手達の奮起にかけるのか、それとも絶好調の選手が出てくるのか。(それとも何もでk...)
選手達
甲府といえば、何と言ってもクリスティアーノ選手でしょう。去年は柏で公式戦39試合18得点でした。今シーズンも7試合で5得点(2得点が2試合)、現在の得点ランキングは2位です。他の得点者は、稲垣選手、セレスキー選手、ニウソン選手、チュカ選手が1得点ずつです。名古屋の守備の要点はクリスティアーノ選手をまず抑え、他の選手達にも気を配る事になるでしょう。
これは、今季のほとんどの試合を固定メンバーで戦っている名古屋と大きく違う点です。名古屋は8試合に出場している選手が8名(名古屋はナビスコカップの大宮戦で多数の選手を入れ替えた)、そして出場試合数0の選手が9名です。それぞれの起用法に長所と短所があり、シーズンの結果にどう影響を及ぼすのでしょうか?
名古屋の勝利を祈っています。
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