2018年4月23日月曜日

マラドーナ語録

fifa.comの記事の部分翻訳です。

元記事は、They said it: Maradona (fifa.com) です。


ディエゴ・マラドーナの語録・名言です。

栄光とスキャンダルに塗れた無茶苦茶な人生が、人々を惹きつけています。

ディエゴ・マラドーナ(Wikipedia)



語尾は柔らかい口語調にしました。

正直自分でも気に入りませんが、「ですます調」よりはマシかと。







「第一の夢はワールドカップでプレーする事、第二はそこで勝つ事です。」
初めてカメラに登場する12歳のマラドーナ。

“My first dream is to play in the World Cup, and my second is to win it.”
A 12-year-old Maradona, appearing on camera for the first time

※ここだけ「ですます調」、海外の子供達も緊張すると固くなるはず。



「そう、私は『黒い頭』で、それを誇りに思っている。自分の出自は決して忘れない。」
彼のルーツについて。貧しい人々を参照するためにアルゼンチンで使用される軽蔑的な用語(cabecita negra、小さな黒い頭)を採用。

“Yes, I am a ‘blackhead’ and proud of it. I'll never forget where I came from.”
Maradona on his roots, employing a derogatory term (cabecita negra) used in Argentina to refer to people from poor backgrounds



「あなた達がドラッグをコントロールする事は決してない。ドラッグがあなた達をコントロールするんだ。 『自分はドラッグを管理できる』と言う人は、嘘つきか、自分を欺いているか、どちらかだ。」
麻薬中毒について。

“You are never in control with drugs – they control you. Anyone who says, ‘I can handle them’ is either lying or deluding themselves.”
Maradona on his drug addiction



「私は70年間を40年間に詰め込んだ。そして全てを見た。私はVilla Fioritoの荒れたピッチから世界の頂点へ登り詰めた。ただ、そこに着いた時には、自分自身のために何をすべきかを理解しなければならなかった。それがどういうものか、それをどう扱うかを教えてくれた人は誰もいなかったんだ。」
40歳のマラドーナ。

“I’ve packed 70 years into my 40. I’ve seen it all. I went from a dirt track in Villa Fiorito to the top of the world. When I got there, I had to figure out for myself what to do. Nobody ever told me what it would be like or how to handle it.”
Maradona at 40



「私は、過去でもそして未来でも常に、イングランドに対する「神の手」ゴールに満足している。私はイングランドの人々に千の謝罪を申し出るよ。これは真実だ。しかし私は何千回もそれ(神の手ゴール)を繰り返すだろうね。」
マラドーナ

“I was and always will be happy with my 'Hand of God' goal against the English. I offer them a thousand apologies – that’s the truth – but I’d do it again a thousand times.”
Maradona

※「against the English」とか、訳者は正気か?

※反省する気全く無し。これがマラドーナ。



「私はサッカーをしながら幸せを見つけようとしたんだ。そしてサッカーを通して、他人も幸せにしようとした。サッカーは世界で最も美しいゲームだよ。私は間違いを犯して、対価を払ったけど、サッカーを汚す事は決して誰にもできないよ。」
マラドーナ

“I tried to find happiness playing football, and through it I tried to bring happiness to others. Football is the most beautiful game in the world. Yes, I made mistakes and I paid the price, but you can never tarnish football.”
Maradona



「最近、彼(レオ・メッシ)には会ってない。電話をかけようとしたんだけど、レオよりもオバマ大統領と会談するほうが簡単だね。彼は良いプレシーズン(の練習)を過ごしていると聞いた。知る事が出来て良かったよ。」
メッシについて。南アフリカ2010予選、ブラジル戦への準備中に。

“I haven’t seen him lately. I tried to call him but it’s easier talking to [Barack] Obama than Leo. I’ve heard he's having a good pre-season and that’s great to know.”
Maradona on Messi, in the build-up to the South Africa 2010 qualifier against Brazil



「最悪の事態はすでに起きた。私は海の底に沈んでいて、娘達が引き上げてくれたよ。今の私は毎日起きることができるんだ。私がかつて丸3日間起きていたか寝ていたかを考えれば、これは喜ぶべき成果だね。今の私にとって、孫の顔を見ることは空に触れるようなものなんだ。他のことは、あまり大事ではないね。」
マラドーナからFIFA.comへ

“The worst has already happened. I was at the bottom of the sea and my daughters pulled me out. I can get up every day now, which is an achievement when you consider that I used to go three whole days either awake or asleep. Seeing my grandson is like touching the sky. Everything else pales in comparison.”
Maradona to FIFA.com

※ニュアンス的に「喜ぶべき」と「今の私にとって、」を追加。



「ワールドカップ優勝は、最も美しいものだ。私が選手たちに伝えた事は、あのトロフィーにキスするための30日間の犠牲は、普通の男の人生ではありえ無いという事なんだ。あれは、まるで空に触れるような貴重な経験だよ。」
マラドーナ

“Winning the World Cup is the most beautiful thing there is. I tell the players that 30 days of sacrifice just to kiss that Trophy is nothing in a man’s life. It’s like touching the sky.”
Maradona

※マラドーナは「空に触れる」ことが好き。



「私はその事で死ぬつもりはないよ。ブッチャーが私の手を握らないなら、私は良く眠れるだろうね。私が皆に思い出して欲しい事は、イングランド代表が、ゴールラインを越えていないゴールでドイツ代表に決勝戦で勝利した事だ。私たちは皆がそれを見て、そして誰も何も言わなかった。しかし、それはテレビのリプレイがなかった頃の話だよ。ブッチャーは私を裁く立場にはないね。」
テリー・ブッチャーによる「神の手」ゴール批判への反応。元イングランド代表のDFであり、スコットランド代表のコーチだったブッチャーは、ハムデン・パークでアルゼンチン代表を案内する時にはマドラドーナとの握手を拒否するだろうと述べた。

“I’m not going to die over that – I’ll sleep just as well if Butcher doesn’t shake my hand. I would remind everyone that England beat Germany in a Final with a goal that didn’t go over the line. We all saw it and no-one said anything. But the thing is there weren’t any TV replays then. Butcher is in no position to judge me.”
Maradona responds to criticism from Terry Butcher over the 'Hand of God' goal. The former England defender, then managing Scotland, said he'd refuse to shake Maradona's hand when he guided Argentina at Hampden Park

テリー・ブッチャー、スコットランド代表コーチ時代(Wikipedia)



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