2017年5月4日木曜日

【J2】予習、モンテディオ山形(2017年5月7日対戦)

5月7日(日)、名古屋グランパスはモンテディオ山形と対戦します。

14:00キックオフ、会場はNDソフトスタジアム山形です。

山形は15位、前節は水戸を相手に引き分けでした。

名古屋の勝利を願います。


モンテディオ山形公式ホームページ





モンテディオ山形とは?


モンテディオ山形(Wikipedia)
モンテディオ山形(アンサイクロペディア)
モンテディオ山形(ニコニコ大百科)

アンサイクロペディアとニコニコ大百科のページについては、風刺や面白おかしく書く事の比重が大きく、公正さや出典の明記などは保証されていませんのでご注意を。

山形の印象と言えば、2009年J1の名古屋との雪中試合、2014年J2プレイオフでのGK山岸選手によるアディショナルタイム決勝点、などでしょうか。

その開始当初(1999年)からJ2に参加している山形は、これまでに2度J1に昇格しています。

2009年から2011年までの3シーズン、そして2015年の1シーズンです。

名古屋との対戦成績は、名古屋の6勝2分けです。

しかし、21位に沈んでいた山口に完封された事を思えば、変な上位意識は忘れて、貪欲に勝ちを求めて欲しいと思います。



2016年シーズンの山形の最終成績は、11勝14分け17敗、勝点47の14位、43得点49失点でした。

43得点は15位(4チーム並び)、49失点は11位でした。

2016 明治安田生命J2リーグ 順位の推移(ULTRAZONE)

2016年の山形は、開幕からの勝利無しで第6節と第7節に最下位となった後、8試合連続の負け無しなどもあり、シーズン半ばには10位まで順位を上げます。

しかしその後、再び勝利なしの期間があって18位まで順位を下げますが、シーズン終盤の勝利によって14位で終えています。



今シーズンの山形


今季これまでの山形の成績(10節終了時点)は、3勝4分け3敗、勝点13の14位、9得点11失点です。

開幕戦は勝利したものの、その後は4試合連続の引き分け、次の5試合は●○○●●です。

ただ、7節では大分に勝利し、8節では東京Vに勝利しています(いずれもホーム)。

東京V戦のハイライト動画を見ると、東京Vの猛攻に耐えて「ほんとよく勝ったな」と思います。(観客は、雨の中で応援した甲斐がありました)

10節終了時点での9得点は18位、11失点は10位と、2016年と同様に守備力がウリとなっています。

(なお、名古屋の20得点は1位で、2位は15得点です。名古屋の12失点は11位です。)

トップスコアラーは3得点(成功率30%)の瀬沼選手、アシストのトップは2アシストの風間(宏)選手です。

他の得点者は、2得点と1得点が2人ずついます。



選手達


2016年シーズンにゴール数とアシスト数を残した選手達では、ゴール数の上位3名、大黒選手(9ゴール)、ディエゴ選手(8ゴール6アシスト)、林選手(6ゴール)と、川西選手(3アシスト)が移籍しました。

他に有名所で言えば、GKの山岸選手は北九州にレンタル移籍しています。

また、風間監督の長男、風間宏希選手が北九州から加入しました。



攻撃成功率


Football LABの山形のページ


山形の攻撃ですが、シュート本数に対するゴール数の割合(ゴー/シュ)は9%とあまり良くはなく、それよりも、攻撃回数に対するシュート本数の割合(シュ/攻撃)が7%と悪い値です。

山形はシュートに至るまでの過程に問題ありです。

名古屋も9%を切っており、必ずしも良いとは言えませんが、チームは試合の入りを改善しようと努力しているので、そこに期待しましょう。(前半のプレスの激しさキツイ…)

名古屋は、群馬戦でもシュート6本で4得点と、非常に高い決定率を見せています。

シュート本数に対するゴール数の割合(ゴー/シュ)はどこまで高くなるでしょうか?


なお、「今シーズンの山形」で「名古屋は10節までに20得点(jleague.jpの順位表)」と書きましたが、Football LABのスタッツでは名古屋のゴール数の平均が1.7となっています。

これは、Football LABでは「オウンゴールをカウントしていない」せいだと思われます。



山形の得点失点パターンを見ると、攻撃では突出したパターンが無く、「PK」、「クロスから」、「その他」が各2得点ずつです。(他は1点ずつ)

一方、失点パターンでは、「セットプレーから」5失点、「30m未満のパスから」と「その他」で2失点ずつです。

10節を終えて突出した攻撃パターンが無いという事は、自分達の思い通りの攻撃ができていないという事でしょう。

山形の攻撃に対して、名古屋は自分達の守備を丁寧に行う事が大事になります。(というよりも攻撃に重点を置くのでしょうが)

また、山形はセットプレーの守備に弱みがあるので当然そこを狙いたいですが、それよりも名古屋には前節の群馬戦で見せてくれた連動した攻撃を期待します。



名古屋は連戦で疲れているのでしょうか?

連動した動き、パス回しに期待します。



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