CBPの「1」がどのようなプレーに相当するのか、よく分かりません。
CBPとは?
CBPとは、Football LABの提案する、「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会を構築することができたか」を定量的に示した数値です。
・チャンスビルディングポイントとは(Football LAB)
・Chance Building Pointの算出方法とPassデータ(Football LAB)
詳しい説明はこれらの記事を読んで頂くとして、CBPには「プレーの難易度」や「プレーが行われた場所」も考慮されているとの事です。
これらの要素の数値的な定義には非常に興味が湧きますが、説明はされていません。
それでも数値の大小は出るので、順位評価をする事は可能です。
有名な「サッカーコラム J3 Plus+」では、順位評価を利用した記事が何本か書かれています。
一方、このような計算方法だと、「プレーが行われた場所」は考慮されても「相手チームの守備」が考慮されていないという批判もあります。
・フットボール・ラボのデータと簡単な攻撃評価法(戦術的なサッカーの見方)
CBPに対して私が持つ不満は、この数値の「1」が何を意味しているのか分からない事です。
それぞれの1単位
長さ、重さ、時間、通貨、回数などで、「1」とは基準になる数値です。
「1」が明確に定義されることで、桁や小数をとらえる感覚がはっきりします。
これまで私は、名古屋グランパスの対戦相手についてFootball LABのスタッツ(シュート本数など)を利用して記事を書いてきましたが、CBPはほとんど使ってきませんでした。
理由は、CBPの「1」が何を表しているのかよく分からないからです。
どのようなプレーが、CBPの「1」に相当するのでしょうか?
Football LABの各チームのページでは、選手達の名前の横にこのCBPと思しき数値が「攻撃」や「パス」について並んでいます。
最小値は0、最大値は二桁です。
数値は多いほうが良いのでしょうが、では1試合中のどの程度の活躍に相当するのでしょうか?
「シュート」については「マイナス値」も入っていて、混乱に拍車がかかります。(これの定義はどこにあるんだろうか?)
現状、CBPを積極的に使う事はできません。(順位評価を除いて)
CBPは、複数のプレーで具体例を示してもらうか、「1」が何を示すのか定量的な定義を明確にする必要があります。
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