18時より、ニッパツ三ツ沢球技場です。
横浜は3位、名古屋は4位、勝敗数は同じですが、得失点差による順位差です。
是非とも名古屋の勝利を!
横浜FC公式ホームページ
横浜FCとは?
横浜FC(Wikipedia)
横浜FC(アンサイクロペディア)
やる夫で学ぶJリーグの旅 その15 横浜FCの巻(泳ぐやる夫シアター)
横浜フリューゲルス消失後に生まれた横浜FCです。
他のクラブとはまた異なり、運営の形や存在意義で苦労してきたクラブです。
2007年の横浜のJ1在籍時、名古屋との対戦成績は名古屋の1勝1分けでした。
2016 明治安田生命J2リーグ 順位の推移(ULTRAZONE)
2016年の横浜の最終順位は8位でした。
2016年は第3節で最下位に沈んだものの、その後上昇と下降を繰り返し、7月中旬以降は7試合連続負け無しを記録、31節以降は7位8位を維持しました。
成績は、16勝11分け15敗、勝点59で8位、50得点51失点でした。
得失点差「-1」でよくこの順位にいられるものだと感心してしまいます。
サポーターの皆さんには、とても落ち着いていられないような試合もあったと思いますが。
今シーズンの横浜
J1&J2戦力分析 横浜編(jleague.jp)
今シーズンの横浜の成績は、8勝4分け3敗、勝点28の3位、23得点10失点です。
現時点で横浜の23得点は2位、10失点は1位の少なさ、得失点差13は最大です。
上位にいるのも納得で、守備に強く、一方で得点もとれています。
一方で名古屋は、26得点は1位、19失点は12位から13位、得失点差7は4位です。
(名古屋のこれまでの失点数は決して良くありませんが、町田戦ではシュート意識の高い町田のシュートを6本に抑えており、守備は着々と改善しています。)
(横浜戦でも名古屋の守備に期待します。)
横浜の得点数には、第9、10、11節での4-0、4-1、4-0の大量得点が大きく寄与しています。
それ以外のスコアを眺めると、いずれも1点差以内(京都には2点差)です。
直近5試合では、○△△○●、前節は7試合ぶりの敗戦でした。
今シーズンの横浜の基本フォーメーションは3-4-2-1、イバ選手を1TOPにし、ボールを集めています。
1試合の平均パス本数、ボール支配率、30mライン進入回数が少ない事から、多くの試合で守備からのカウンター攻撃の傾向があると推測されます。
パスの方向性については、町田ほど極端にゴール指向という事もありません。
名古屋ほど縦横のパス回しはしないでしょうが、横浜は横方向のボール移動も柔軟に使うでしょう。
選手達
監督は2年目+αの中田仁司氏です。
2015年に就任したミロシュ・ルス監督は、シーズン途中の9月、健康面を理由に辞任を表明しました。
この時、強化育成テクニカルディレクターであった中田氏が11試合の指揮をとりました。
2016年にもルス氏が監督でスタートしましたが、6月、再度健康面の理由により辞任、中田氏が監督に就任し、2017年が正式な体制2年目となっています。
今シーズン前の選手の入れ替わりは10名以内と少なく、現在の結果を見ると、チームの熟成が進んでいる事が分かります。
※以下、Football LABのチーム内ランキングを調べました。
チーム内得点王は9得点のイバ選手です。
続いて4得点の野村選手、3得点の佐藤選手、1得点は三浦知良選手を含む6名です。
シュート本数の最も多いのもイバ選手で56本、続く佐藤選手が29本、野村選手が17本と、イバ選手がエースストライカーと言って良いでしょう。
アシストについては佐藤選手と津田選手が3、続いて2アシストが2人、イバ選手を含む1アシストが4人となっています。
パス交換数で最も多いのは、佐藤選手と中里選手のボランチコンビの交換です。
以前見た東京V対横浜戦でも、「このボランチコンビが横浜の核」と解説の方がおっしゃっていた記憶が。
実際、これらの数字からは、イバ選手とともに佐藤選手が活躍している事がわかります。
次節の名古屋、このボランチコンビに意識的にプレッシャーをかけるのでしょうか?
横浜と言えば、なんと言っても三浦知良選手でしょうが、次節は出場機会が無いことを祈ります。
記録更新でニュースに取り上げられるのは嫌です…。
…なんでGKが6人も登録されているんでしょうか?
攻撃成功率
Football LABのページからスタッツをまとめました。
上記では「名古屋26得点、横浜23得点」ですが、このスタッツではオウンゴールをカウントしていないため、両者ともに平均1.5ゴールとなっています。
名古屋と横浜の攻撃に関する数値はほぼ互角です。
差があるのは30mライン進入回数、10回ほど異なっています。
「今シーズンの横浜」で書いたように、横浜のボール支配率は低く、速攻(カウンター)の形が多いため、30mラインに進入した後でのシュートにつながる効率は横浜の方が良いでしょう。
横浜は大量得点の経験もあり、油断ならない攻撃力です。
横浜の得点パターンは、「クロスから」5得点、「セットプレーから」、「30m未満のパスから」、「ドリブルから」が4得点です。
「クロスから」、「セットプレーから」の得点源はよくあるパターンですが、「ドリブルから」の4得点は目を引きます。
Football LABのチャンスビルディングポイント(CBP)を見ると、得点をとっているイバ選手、佐藤選手、野村選手がドリブルでチャンスを作っているようです。
さらに、横浜はPKで3得点しており、ペナルティエリア内でドリブルされると嫌ですね。
横浜の失点パターンは極端で、「セットプレーから」の5失点が、全失点の半数です。
逆に言えば、普段の守りはほぼ完璧で「セットプレー」くらいしか穴をつつけないのでしょうか。(前節の岡山の1点目は「クロスから」だったような…?)
あとは、「その他」おそらくはオウンゴールで3失点しています。
これから上位陣との対戦が続きますが、名古屋の勝利を祈っています。
守備は良くなってきましたし、攻撃でもゴールに向かう思い切ったプレーを見せて欲しいと思います。
選手達の動きが停滞してしまうのは勘弁です。
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