J1残留のために、なんとしても勝点3が欲しいところです。
1stステージ第17節のG大阪戦は、3-3の引き分け、宇佐美選手の移籍直前の試合でした。
【J1】 予習、ガンバ大阪 (2016年6月25日、名古屋と対戦)
【J1、TV観戦】 2016/6/24 1st-17 ガンバ大阪 対 名古屋グランパス
ガンバ大阪公式ホームページ
戦績
- J1(年間)では28試合を終え、G大阪は14勝5分け9敗、勝点47で4位、39得点29失点です。
- 2ndステージに限ると、7勝2分け2敗、勝点23で3位、17得点9失点です。
- ACLの予選ステージでは、0勝2分け4敗で敗退しています。
- ルヴァンカップでは、準々決勝で広島を破り、準決勝(10月)は横浜が相手です。
- 天皇杯では、ACLに出場した4チームは4回戦(11月)からの出場です。
宇佐美選手が1stステージで移籍し、パトリック選手が不調(シーズン終了後解雇?)なG大阪ですが、好位置につけています。
最近は、長沢選手とアデミウソン選手の2topが好調なようです。
2ndステージの順位では、1位川崎と2位浦和に勝点2差、2ndステージの優勝が狙える位置です。
ACLは敗退しましたが、まだルヴァンカップと天皇杯があります。
特に天皇杯では、G大阪は二連覇をしており、今年の天皇杯では史上初の三連覇を狙います。
前回の天皇杯はパトリック選手の2得点で勝ったのですが、まさか彼がここまで悪くなるとは…。
先制点の有無と勝敗の関係を調べました。
2016年J1、ガンバ大阪の直近5試合の勝敗と先制点の有無。`r16'はルヴァンカップの準々決勝です。勝敗の`w'は勝利、`d'は引き分け、`l'は敗北です。先制点の`y’はガンバ大阪の先制点、`n'は相手チームの先制点、0は両チーム無得点です。haの`h'はホーム、`a'はアウェイです。 |
G大阪は、ACLを6試合、J1を28試合、ルヴァンカップを2試合、計36試合を終え、11試合で先制点を獲得し、21試合で先制点を奪われ、4試合でスコアレスドローでした。
以前調べた柏と同じく、多くの試合で先制点を奪われているにもかかわらず、上位に位置しています。(【J1】 予習、柏レイソル)
先制点を獲得した11試合では9勝0分け2敗、先制点を奪われた21試合では6勝4分け11敗でした。
先制した試合での勝率が良いのはもちろんですが、先制された試合での勝率29%は、川崎、浦和、鹿島と遜色ありません。
ただ、先制点を獲得した試合数と奪われた試合数、これが勝点に影響しています。(年間勝点で川崎と16差)
前回の対戦時は、名古屋が先制し、G大阪に逆転され、終了間際になんとか追いつけました。
次回の対戦でも先制できると、ずっと楽になるのですが。
ホーム・アンド・アウェイで見比べると、G大阪は19試合のホームで8勝4分け7敗、17試合のアウェイで7勝4分け6敗です。
G大阪は、ホームでもアウェイでも成績はあまり変わりません。
今週末でも強いままでしょう。
選手達
jleague.jpの選手名鑑のデータは、U23チームのデータも含めているので、使用しません。Football LABの大阪のページを見ると、得点者は以下の通りです。
8得点、長沢選手(FW)。
6得点、アデミウソン選手(FW)。
4得点、今野選手(DF)。
3得点、金選手(DF)。
5得点の宇佐美選手は移籍してしまったので、ここには載せません。
長沢選手はここ5試合で5得点、アデミウソン選手も2得点しています。
名古屋のDF陣は彼らを止められるでしょうか?
G大阪の核と言えば、誰もが遠藤選手を思い浮かべるでしょう。
FKの精度はもちろんの事、パスの交換数が非常に多い選手です。
Football LABの大阪のページに選手達の顔写真とゴール数が載っているのですが、その下に小さく「チーム内のデータランキングを見る」、とあります。
ここをクリックして、「Ranking (by player)」の「パス交換」をクリックすると、チーム内での出し手から受け手へのパスの総数が出てきます。
1位と2位は遠藤選手と今野選手のペアが占め、3位と4位は遠藤選手と倉田選手のペアが占めています。
これらの選手達が、G大阪のパスサッカーの心臓部と言えそうです。
週末の試合はここらへんのパス交換をどれだけ妨害できるのか、それともここのパス交換は許して、ゴール前を固めるのか、見どころです。
遠藤選手には、誰か(イ・スンヒ選手?)がマンマークして欲しいです。
ちなみに、名古屋のパス交換数を見ると、1位「竹内選手→安田選手」、2位「大武選手→矢野選手」、3位「竹内選手→大武選手」であり、DFラインでのパス回しやないか~い、となります。
これまでの名古屋だと、さもありなんという残念な数字です。(´・ω・`)
怪我人情報では、阿部選手が9月10日の試合で肉離れを起こしたようです。
今週末の試合には出場しないでしょう。
今野選手も出てきそうです。
なお、名古屋では磯村選手が出場停止です。
スタッツ
得点失点パターン
G大阪の得失点パターンは、前回と変わってはいません。
最も得点をとっているのは「セットプレーから」が15点(39%)、次が「ショートパスから」で9得点(23%)、3番目が「クロスから」で6得点(15%)です。
名古屋の失点パターンと見合わせなくても、「セットプレーから」に気をつける必要があります。
前回の新潟戦では多くのCKを与えながら無失点で済みましたが、G大阪相手にはあれだけCKを与えたら無失点は難しいと思われます。
後はショートパスによる崩しを妨害するために、名古屋の選手たちが、ペナルティエリア付近でどれだけボール保持者にプレッシャーをかけられるかに注目したいです。
失点パターンでは、「クロスから」が9失点(31%)で、最も多くなっています。
前回のG大阪戦では、矢野選手のアーリークロスから川又選手がシュートを決めた場面がありましたが、そんな場面をまた見たいですね。
他の失点パターンでは、「セットプレーから」と「こぼれ球から」が、4失点(14%)となっています。
攻撃の成功率
大阪の攻撃の数値、前回の対戦時に比べ、わずかながら良くなっています。
攻撃回数に対するゴールの割合(ゴー/攻撃)は前回1.0%でしたから、値が1割良くなっています。
これは、シュート回数に対するゴールの割合(ゴー/シュ)が、1%(1割)上昇しているからです。
この上昇の理由は、チームの連携が熟成して、より良いシュートを撃てるようになったのか、それとも宇佐美選手とパトリック選手の不調で、数字が良くなかったのが原因なのか、両方ある気がします。
(先に挙げた、Football LABでの大阪のチーム内ランキングによると、宇佐美選手のシュート成功率は10%と、チーム内でも高くはありません。)
前回もそうでしたが、攻撃回数に対する30mラインの進入回数(30進/攻撃)は、G大阪の値が名古屋より10%高くなっています。
プレスをかけなかったら、中盤は支配されてしまいそうです。
この表では、名古屋のシュートの平均本数は11本以上になっていますが、前回の新潟戦を含めて、ここ数試合、名古屋のシュートは10本未満です。
名古屋がどれだけシュートを撃てるか、どういう攻撃戦術を見せるかに注目です。
パスコースを作れるでしょうか?それともカウンター?(´・ω・`)
今週末もまた、残留のために重要な一戦です。
豊田スタジアムで声を張り上げましょう!
試合開始が19:30とちょっと遅いので、ご注意を。
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