嫌な天王山ですし、勝ってもそこで終わりではありません。
今週末は、アルビレックス新潟との対戦@ビッグスワンです。
新潟とは1stステージの第8節で対戦し、2-1で勝利しました。(@パロマ瑞穂)
【J1】 予習、アルビレックス新潟 (2016年4月24日に名古屋と対戦)
【J1、試合観戦】 2016/4/24 1st-8 名古屋グランパス対アルビレックス新潟
アルビレックス新潟の公式ホームページ
残留争い
皆さんご承知だと思いますが、あらためて残留争いの説明です。
年間14位の新潟は勝点27、年間16位の名古屋は勝点20、その差は7です。
年間15位の甲府の勝点も27であり、J1残留のために名古屋が追い越すべきはこの2チームです。
新潟戦に負けると、残り6節で新潟との勝点差は10になり、J2に降格する確率は非常に高くなります。
新潟戦に勝っても、勝点差は4、まだ安心できません。
新潟、甲府、名古屋の今後の対戦相手は、以下の通りです。
2016 J1 2ndステージ、今後の対戦相手。 |
今週末の対戦後、新潟は上位との対決が続きます。
新潟のほうがきついように見えますが、2ndステージ未勝利の名古屋にとっても険しい道程です。
残留争いの直接対決は、11節で名古屋と新潟が対戦した後、甲府と名古屋が、それぞれ福岡と湘南との対戦を残しています。
戦績
- 新潟はJ1での年間順位が14位、7勝6分け14敗、勝点27、28得点36失点です。
- 2ndステージに限ると、3勝0分け7敗、勝点9の14位、9得点11失点です。
- ルヴァンカップは、2勝1分け3敗、予選ステージで敗退しています。
- 先週の天皇杯では、2回戦を突破しました。
新潟は、2ndステージですでに3勝しています。
ただ、好調ではなく、J1の直近5試合では●○●○●、先日の天皇杯では関西学院大学を相手に延長戦までもつれました。
先制点の有無と勝敗の関係について調べました。(天皇杯2回戦、入れ忘れました)
2016年J1、アルビレックス新潟の直近5試合の勝敗と先制点の有無。勝敗の`w'は勝利、`d'は引き分け、`l'は敗北です。先制点の`y’は新潟の先制点、`n'は相手チームの先制点、0は両チーム無得点です。haの`h'はホーム、`a'はアウェイです。 |
ルヴァンカップを含めて年間33試合を終え、14試合で先制点を獲得し、16試合で先制点を奪われ、3試合がスコアレスドローでした。
先制点を獲得した試合数と奪われた試合数が同程度である事に、驚きました。
これなら、もっと勝ち星が伸びてもよいはずです。
それぞれの内容を見ると、先制点を獲得した14試合では8勝3分け3敗、先制点を奪われた16試合では1勝1分け14敗でした。
先制点を奪われた16試合で、勝ちと引き分けが非常に少ない事が目立ちます。
この先制点を奪われた14敗の内、0-1が7試合、1-2が4試合、後は3-6、0-5、2-4の敗戦でした。
1点差の試合が14敗中の11敗です。新潟はここをなんとかしたいですね。
今週末の新潟戦は、絶対先制点!です。
選手達
jleague.jpの選手名鑑から調べました。
新潟の得点者は以下の通りです。
- 8得点、ラファエル・シルバ選手(FW)。
- 5得点、レオ・シルバ選手(MF)。
- 3得点、田中選手(FW)。
他に、2得点が5選手、1得点が7選手です。
2人の外国人選手が、ちょっと目立ち過ぎな気がします。
5点前後の選手がもう一人、3点前後の選手がもう一人いて欲しいですね。(そうなったらもう強いチームですが)。
よく聞く名前だと、指宿選手と野津田選手も2得点です。
途中出場も含めた、出場試合数の多い選手達は以下の通りです。
- 33試合、大野選手(DF)。
- 30試合、レオ・シルバ選手(MF)。
- 28試合、山崎選手(FW)、小泉選手(MF)、加藤選手(MF)、小林選手(MF)、
- 26試合、コルテース選手(DF)。
- 24試合、守田選手(GK)。
これまでの試合数は、J1が27試合、ルヴァンカップが6試合です。
それと比較すると、ターンオーバーを考えても試合数にばらつきがあり、スタメンを固定できていない、シーズンを通して故障が多いのかな、と思います。
チーム得点王のラファエル・シルバ選手(19試合出場)も怪我がちだと、どこかの書き込みで読みました。
なお、新潟の選手達に負傷者が多いため、日曜日のサテライトリーグの試合が中止されています。
2016Jサテライトリーグ「第15日 アルビレックス新潟戦」開催中止のお知らせ (名古屋グランパス公式)
調べてみても、負傷者情報がほとんど公開されていませんが、チーム状況は良くないようです。
Football LABのプレビューページを見ると、大野選手と早川選手が負傷欠場のようです。
名古屋ではイ・スンヒ選手が、次節出場停止です。(残念)
ただハ・デソン選手と扇原選手は天皇杯で出場していましたし、シモビッチ選手、明神選手、田鍋選手も練習に合流しました。(名古屋公式ツイッター)
スタッツ
得点失点パターン
一方、名古屋の最大の失点パターンも「セットプレーから」で13点(28%)です。
噛み合わせ、良くないですね。
新潟のセットプレーは要注意です。
他の新潟の得点パターンは、「クロスから」が4点(14%)、「スルーパスから」、「ショートパスから」、「ドリブルから」が3点(10%)となっています。
ショートパスを中心にするチームならではでしょう。
スタッツ上は、新潟のパス本数は483.6本で8位、ボール支配率は51%の9位です。
新潟の最大失点パターンは、「セットプレーから」で7点(19%)です。
次が、「ドリブルから」で6点(17%)です。
「ドリブルから」が失点の2番目に来るのは、初めて見ました。
特徴的な失点パターンと言えそうです。
ただこの前の天皇杯では、ドリブルで仕掛ける選手がほとんどいなかったんですよね…。
永井選手、和泉選手にしかけて欲しいですね。
攻撃の成功率
本当にちょっとですが、名古屋の攻撃の数値がまた悪くなりました。(´・ω・`)
今回の表の着目点は2つ、30mライン進入回数に対するクロス本数の割合(クロ/30進)と、攻撃回数に対するゴール数の割合(ゴー/攻撃)です。
30mライン進入回数に対するクロス本数の割合は、名古屋が40%にたいして、新潟が30%です。
1stステージでは、名古屋のこの値は45%程度あったのですが、ここ一ヶ月は約40%を維持しています。
ショートパスを多用する新潟だけあって?、クロスの本数は少なめです。
攻撃回数に対するゴール数の割合ですが、名古屋も新潟も0.8%程度と、良くありません。
ただ名古屋の値には、1stステージの得点も含まれており、2ndステージに入ってから点がとれていないため、順調?に下がっています。
2ndステージ以降に限れば、得点は名古屋が3点(最下位)、湘南6点、福岡9点です。
これまでに2ndステージで10試合を終え、合計3得点、毎試合100回の攻撃と考えると、1試合の攻撃回数に対するゴール数の割合は0.3%程度になります。
ひどい値です。(´;ω;`)
シーズン中にここまで点が取れなくなるのも、ほんとおかしな話です。
ケチャップはどこで詰まっているのでしょうか?
1stステージのG大阪戦は楽しかったなぁ…。
新潟を食べるつもりで、これからハッピーターンを食べます。
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