2016年9月7日水曜日

【J1】 予習、アルビレックス新潟

今シーズンの天王山がやって参りました。 

嫌な天王山ですし、勝ってもそこで終わりではありません。

今週末は、アルビレックス新潟との対戦@ビッグスワンです。



新潟とは1stステージの第8節で対戦し、2-1で勝利しました。(@パロマ瑞穂)

【J1】 予習、アルビレックス新潟 (2016年4月24日に名古屋と対戦)

【J1、試合観戦】 2016/4/24 1st-8 名古屋グランパス対アルビレックス新潟



アルビレックス新潟の公式ホームページ



残留争い


皆さんご承知だと思いますが、あらためて残留争いの説明です。

年間14位の新潟は勝点27、年間16位の名古屋は勝点20その差は7です。

年間15位の甲府の勝点も27であり、J1残留のために名古屋が追い越すべきはこの2チームです。

新潟戦に負けると、残り6節で新潟との勝点差は10になり、J2に降格する確率は非常に高くなります。

新潟戦に勝っても、勝点差は4、まだ安心できません。

新潟、甲府、名古屋の今後の対戦相手は、以下の通りです。

2016 J1 2ndステージ、今後の対戦相手。

今週末の対戦後、新潟は上位との対決が続きます。

新潟のほうがきついように見えますが、2ndステージ未勝利の名古屋にとっても険しい道程です。

残留争いの直接対決は、11節で名古屋と新潟が対戦した後、甲府と名古屋が、それぞれ福岡と湘南との対戦を残しています。



戦績

  • 新潟はJ1での年間順位が14位、7勝6分け14敗、勝点27、28得点36失点です。
  • 2ndステージに限ると、3勝0分け7敗、勝点9の14位、9得点11失点です。
  • ルヴァンカップは、2勝1分け3敗、予選ステージで敗退しています。
  • 先週の天皇杯では、2回戦を突破しました。

新潟は、2ndステージですでに3勝しています。

ただ、好調ではなく、J1の直近5試合では●○●○●、先日の天皇杯では関西学院大学を相手に延長戦までもつれました。

先制点の有無と勝敗の関係について調べました。(天皇杯2回戦、入れ忘れました)

2016年J1、アルビレックス新潟の直近5試合の勝敗と先制点の有無。勝敗の`w'は勝利、`d'は引き分け、`l'は敗北です。先制点の`y’は新潟の先制点、`n'は相手チームの先制点、0は両チーム無得点です。haの`h'はホーム、`a'はアウェイです。


ルヴァンカップを含めて年間33試合を終え、14試合で先制点を獲得し、16試合で先制点を奪われ、3試合がスコアレスドローでした。

先制点を獲得した試合数と奪われた試合数が同程度である事に、驚きました。

これなら、もっと勝ち星が伸びてもよいはずです。

それぞれの内容を見ると、先制点を獲得した14試合では8勝3分け3敗、先制点を奪われた16試合では1勝1分け14敗でした。

先制点を奪われた16試合で、勝ちと引き分けが非常に少ない事が目立ちます。

この先制点を奪われた14敗の内、0-1が7試合、1-2が4試合、後は3-6、0-5、2-4の敗戦でした。

1点差の試合が14敗中の11敗です。新潟はここをなんとかしたいですね。

とにかく新潟は、先制点を取られた試合展開に弱いです。

今週末の新潟戦は、絶対先制点!です。



選手達


jleague.jpの選手名鑑から調べました。

新潟の得点者は以下の通りです。

  • 8得点、ラファエル・シルバ選手(FW)。
  • 5得点、レオ・シルバ選手(MF)。
  • 3得点、田中選手(FW)。

他に、2得点が5選手、1得点が7選手です。

2人の外国人選手が、ちょっと目立ち過ぎな気がします。

5点前後の選手がもう一人、3点前後の選手がもう一人いて欲しいですね。(そうなったらもう強いチームですが)。

よく聞く名前だと、指宿選手と野津田選手も2得点です。



途中出場も含めた、出場試合数の多い選手達は以下の通りです。

  • 33試合、大野選手(DF)。
  • 30試合、レオ・シルバ選手(MF)。
  • 28試合、山崎選手(FW)、小泉選手(MF)、加藤選手(MF)、小林選手(MF)、
  • 26試合、コルテース選手(DF)。
  • 24試合、守田選手(GK)。

これまでの試合数は、J1が27試合、ルヴァンカップが6試合です。

それと比較すると、ターンオーバーを考えても試合数にばらつきがあり、スタメンを固定できていない、シーズンを通して故障が多いのかな、と思います。

チーム得点王のラファエル・シルバ選手(19試合出場)も怪我がちだと、どこかの書き込みで読みました。

なお、新潟の選手達に負傷者が多いため、日曜日のサテライトリーグの試合が中止されています。

2016Jサテライトリーグ「第15日 アルビレックス新潟戦」開催中止のお知らせ (名古屋グランパス公式)

調べてみても、負傷者情報がほとんど公開されていませんが、チーム状況は良くないようです。

Football LABのプレビューページを見ると、大野選手と早川選手が負傷欠場のようです。


名古屋ではイ・スンヒ選手が、次節出場停止です。(残念)

ただハ・デソン選手と扇原選手は天皇杯で出場していましたし、シモビッチ選手、明神選手、田鍋選手も練習に合流しました。(名古屋公式ツイッター



スタッツ


得点失点パターン

新潟の最大の得点パターンは「セットプレーから」で9点(32%)です。

一方、名古屋の最大の失点パターンも「セットプレーから」で13点(28%)です。

噛み合わせ、良くないですね。

新潟のセットプレーは要注意です。

他の新潟の得点パターンは、「クロスから」が4点(14%)、「スルーパスから」、「ショートパスから」、「ドリブルから」が3点(10%)となっています。

ショートパスを中心にするチームならではでしょう。

スタッツ上は、新潟のパス本数は483.6本で8位、ボール支配率は51%の9位です。


新潟の最大失点パターンは、「セットプレーから」で7点(19%)です。

次が、「ドリブルから」で6点(17%)です。

「ドリブルから」が失点の2番目に来るのは、初めて見ました。

特徴的な失点パターンと言えそうです。

ただこの前の天皇杯では、ドリブルで仕掛ける選手がほとんどいなかったんですよね…。

永井選手、和泉選手にしかけて欲しいですね。


攻撃の成功率


本当にちょっとですが、名古屋の攻撃の数値がまた悪くなりました。(´・ω・`)

今回の表の着目点は2つ、30mライン進入回数に対するクロス本数の割合(クロ/30進)と、攻撃回数に対するゴール数の割合(ゴー/攻撃)です。

30mライン進入回数に対するクロス本数の割合は、名古屋が40%にたいして、新潟が30%です。

1stステージでは、名古屋のこの値は45%程度あったのですが、ここ一ヶ月は約40%を維持しています。

ショートパスを多用する新潟だけあって?、クロスの本数は少なめです。



攻撃回数に対するゴール数の割合ですが、名古屋も新潟も0.8%程度と、良くありません。

ただ名古屋の値には、1stステージの得点も含まれており、2ndステージに入ってから点がとれていないため、順調?に下がっています。

2ndステージ以降に限れば、得点は名古屋が3点(最下位)、湘南6点、福岡9点です。

これまでに2ndステージで10試合を終え、合計3得点、毎試合100回の攻撃と考えると、1試合の攻撃回数に対するゴール数の割合は0.3%程度になります。

ひどい値です。(´;ω;`)

シーズン中にここまで点が取れなくなるのも、ほんとおかしな話です。

ケチャップはどこで詰まっているのでしょうか?

1stステージのG大阪戦は楽しかったなぁ…。




新潟を食べるつもりで、これからハッピーターンを食べます。




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