2016年9月9日金曜日

【J1】 2016年2ndステージ第10節までの名古屋グランパス

今週末の新潟戦の前に、今の名古屋グランパスの数字を簡単にまとめ、名古屋の戦術についてあーだこーだ書きます。

内容は
戦績
選手達
名古屋の戦術は?
です。





戦績


  • J1の年間成績は、4勝8分け15敗、勝点20の16位、27得点47失点です。
  • J1の2ndステージでは、0勝3分け7敗、勝点3の18位(最下位)、3得点18失点です。
  • ルヴァンカップは、1勝1分け4敗で予選ステージを敗退しました。
  • 天皇杯では、J3のAC長野パルセイロと対戦、0-1で敗北しました。

勝敗と先制点の有無との関係について調べました。

2016年J1、名古屋グランパスの直近5試合の勝敗と先制点の有無。勝敗の`w'は勝利、`d'は引き分け、`l'は敗北です。先制点の`y’は名古屋の先制点、`n'は相手チームの先制点、0は両チーム無得点です。haの`h'はホーム、`a'はアウェイです。

33試合を終え、名古屋は13試合で先制点を獲得し、16試合で先制点を奪われ、4試合でスコアレスドローでした。

先制点を獲得した試合は、それほど少なくはありません。

新潟と似たような傾向でしょうか?

それぞれの勝敗を見ると、先制点を獲得した試合では5勝4分け4敗、先制点を奪われた試合では0勝1分け15敗、でした。

新潟は、先制点を獲得した14試合では8勝3分け3敗、先制点を奪われた16試合では1勝1分け14敗でした。

もろに新潟と同じ傾向で、より悪い成績です。

困ったな。 /(^q^)\ (ヨダレ&頭抱え


他のチームもちょっと調べてみましたが、面白い傾向がありそうなのでシーズン終了後にまとめます。


ホーム&アウェイで成績を分けると、ホームで3勝4分け9敗、アウェイで2勝5分け10敗でした。

なんか似たような数字が並びます。

名古屋にはホームとアウェイの影響は無さそうです。



選手達


名古屋の得点者は、以下の通りです。

  • 9得点、シモビッチ選手。
  • 5得点、川又選手。
  • 3得点、永井選手、竹内選手。

あとは、2得点の選手が2名、1得点の選手が7名です。

う~ん、出場時間もありますが、松田選手、和泉選手、田口選手、野田選手、矢野選手らが+1得点でもしてくればいれば…。(´・ω・`)


途中出場を含む出場試合数については、以下の通りです。

  • 29試合、矢野選手。
  • 28試合、竹内選手。
  • 27試合、永井選手、古林選手。
  • 25試合、大武選手、イ・スンヒ選手。
  • 24試合、シモビッチ選手、安田選手。
  • 23試合、田口選手、楢崎選手。

ターンオーバーやチーム内の競争によって選手達の試合数が異なるのは当然なのですが、それよりもチームの不安定なシーズンの結果、選手達の試合数が異なっている印象です。

怪我に泣かされた選手もいますし、シーズン途中の補強や、小倉前監督とジュロブスキー監督の戦術変更の煽りを受けた選手もいます。

イ・スンヒ選手は出場停止ですが、新潟戦もこの中から多くのスタメンが出るでしょう。

選手達のコンディションが良い事を祈るばかりです。


名古屋の戦術は?


週間天気予報によると、9月10日の新潟の天気は晴れ時々曇り、最高気温28度、最低気温21度です。

7月8月の名古屋に比べると、だいぶ涼しい気候です。

両チーム、走りやすいでしょう。

今夜(8日の夜)も、台風一過のせいか涼しい風が吹いています。


まず闘莉王選手についてです。

長期のブランク明けの闘莉王選手が、スタメンで出てくるかは疑問です。

どんな展開であっても勝利で試合を締めるために、後半20分過ぎから投入じゃないですかね?

この前の東京戦と長野戦の二連戦、他にも大宮戦か湘南戦だったでしょうか、試合終了間際に決定的なゴールを与えてしまう試合が今シーズンは度々ありました。

試合終了間際、名古屋の選手達が走れなくなった所を、闘莉王選手の激で動かして欲しいです。

いや、無茶な精神論なんですけどね。


新潟のようにつないでくるチームを思い浮かべると、ルヴァンカップの磐田戦のプレスの成功が忘れられません。

名古屋の選手達は、連携して積極的に走れるでしょうか?

名古屋の守備からの攻撃を考えるなら、前線からのプレスの他には、中盤からの速攻、ゴール前からのロングカウンターになります。

失礼ながらシモビッチ選手の走力には難ありだと思いますので、スタメンによっては名古屋の戦術はかなり制限されます。

シーズン当初に目立った、中盤でボールを奪ってからの速攻、もうやらないんですかね?

新潟相手に効くと思うんですけど。


ボールを保持しての攻撃では、小倉前監督とジュロブスキー監督はともにポゼッションサッカーを標榜?していますが、ちょっとそういうサッカーには見えません。

国内なら、浦和、広島、川崎、がそれぞれ特徴の異なるパスサッカーを披露しています。

この前の長野戦で、名古屋のバックパスに名古屋のサポからブーイングが出たように、今の名古屋は(前方への)パスコースを作れない事がたびたびあります。

相手ゴール前で相手の守備をパスワークで崩すなど、相手のミス以外では、可能だとは思えません。

オフ・ザ・ボールの動きが出来なくなっていますから、相手陣内に入ったら、もうドリブル突破を狙ってもいいんじゃないでしょうか。

それでペナルティエリアに近づいたらミドルシュートをドーンで。

ただ、名古屋の選手達は、パスコースを作る事が難しいように、ドリブルする事も難しくなっているかもしれません。

名古屋は「セットプレーから」、「クロスから」多くの得点を挙げてきましたが、2ndステージに入ってからはなかなか機能していません。

FC東京戦では、田口選手のミドルシュートから野田選手が押し込み、東京の中島選手のミドルシュートに泣きました。

少なくとも新潟戦の前半は、手数を掛けないミドルシュートやクロスを中心にしてもよいのではないでしょうか。

問題点は、その回数を増やせるかどうかです。


この表は、ここ5試合の名古屋のシュート本数と被シュート本数を示しています。

これだけ似たような結果が続くと(多分2ndステージ以降)、相手チームが問題なのではなく、自分たちが問題だと言えます。

自分たちのシュート本数を増やして、相手チームのシュート本数を減らす、今の名古屋は単純な課題の解決が必要です。

相手チームより走る、速攻、ドリブル突破、しっかり戻って守る、新潟戦では、名古屋の選手達の果敢に攻める姿を見たいです。



名古屋の勝利を願っています。

できれば、ケチャップドバドバで。



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