内容は
戦績
選手達
名古屋の戦術は?
です。
戦績
- J1の年間成績は、4勝8分け15敗、勝点20の16位、27得点47失点です。
- J1の2ndステージでは、0勝3分け7敗、勝点3の18位(最下位)、3得点18失点です。
- ルヴァンカップは、1勝1分け4敗で予選ステージを敗退しました。
- 天皇杯では、J3のAC長野パルセイロと対戦、0-1で敗北しました。
勝敗と先制点の有無との関係について調べました。
2016年J1、名古屋グランパスの直近5試合の勝敗と先制点の有無。勝敗の`w'は勝利、`d'は引き分け、`l'は敗北です。先制点の`y’は名古屋の先制点、`n'は相手チームの先制点、0は両チーム無得点です。haの`h'はホーム、`a'はアウェイです。 |
33試合を終え、名古屋は13試合で先制点を獲得し、16試合で先制点を奪われ、4試合でスコアレスドローでした。
先制点を獲得した試合は、それほど少なくはありません。
新潟と似たような傾向でしょうか?
それぞれの勝敗を見ると、先制点を獲得した試合では5勝4分け4敗、先制点を奪われた試合では0勝1分け15敗、でした。
新潟は、先制点を獲得した14試合では8勝3分け3敗、先制点を奪われた16試合では1勝1分け14敗でした。
もろに新潟と同じ傾向で、より悪い成績です。
困ったな。 /(^q^)\ (ヨダレ&頭抱え
他のチームもちょっと調べてみましたが、面白い傾向がありそうなのでシーズン終了後にまとめます。
ホーム&アウェイで成績を分けると、ホームで3勝4分け9敗、アウェイで2勝5分け10敗でした。
なんか似たような数字が並びます。
名古屋にはホームとアウェイの影響は無さそうです。
選手達
名古屋の得点者は、以下の通りです。
- 9得点、シモビッチ選手。
- 5得点、川又選手。
- 3得点、永井選手、竹内選手。
あとは、2得点の選手が2名、1得点の選手が7名です。
う~ん、出場時間もありますが、松田選手、和泉選手、田口選手、野田選手、矢野選手らが+1得点でもしてくればいれば…。(´・ω・`)
途中出場を含む出場試合数については、以下の通りです。
- 29試合、矢野選手。
- 28試合、竹内選手。
- 27試合、永井選手、古林選手。
- 25試合、大武選手、イ・スンヒ選手。
- 24試合、シモビッチ選手、安田選手。
- 23試合、田口選手、楢崎選手。
ターンオーバーやチーム内の競争によって選手達の試合数が異なるのは当然なのですが、それよりもチームの不安定なシーズンの結果、選手達の試合数が異なっている印象です。
怪我に泣かされた選手もいますし、シーズン途中の補強や、小倉前監督とジュロブスキー監督の戦術変更の煽りを受けた選手もいます。
イ・スンヒ選手は出場停止ですが、新潟戦もこの中から多くのスタメンが出るでしょう。
選手達のコンディションが良い事を祈るばかりです。
名古屋の戦術は?
週間天気予報によると、9月10日の新潟の天気は晴れ時々曇り、最高気温28度、最低気温21度です。
7月8月の名古屋に比べると、だいぶ涼しい気候です。
両チーム、走りやすいでしょう。
今夜(8日の夜)も、台風一過のせいか涼しい風が吹いています。
まず闘莉王選手についてです。
長期のブランク明けの闘莉王選手が、スタメンで出てくるかは疑問です。
どんな展開であっても勝利で試合を締めるために、後半20分過ぎから投入じゃないですかね?
試合終了間際、名古屋の選手達が走れなくなった所を、闘莉王選手の激で動かして欲しいです。
いや、無茶な精神論なんですけどね。
新潟のようにつないでくるチームを思い浮かべると、ルヴァンカップの磐田戦のプレスの成功が忘れられません。
名古屋の選手達は、連携して積極的に走れるでしょうか?
名古屋の守備からの攻撃を考えるなら、前線からのプレスの他には、中盤からの速攻、ゴール前からのロングカウンターになります。
失礼ながらシモビッチ選手の走力には難ありだと思いますので、スタメンによっては名古屋の戦術はかなり制限されます。
シーズン当初に目立った、中盤でボールを奪ってからの速攻、もうやらないんですかね?
新潟相手に効くと思うんですけど。
ボールを保持しての攻撃では、小倉前監督とジュロブスキー監督はともにポゼッションサッカーを標榜?していますが、ちょっとそういうサッカーには見えません。
国内なら、浦和、広島、川崎、がそれぞれ特徴の異なるパスサッカーを披露しています。
この前の長野戦で、名古屋のバックパスに名古屋のサポからブーイングが出たように、今の名古屋は(前方への)パスコースを作れない事がたびたびあります。
相手ゴール前で相手の守備をパスワークで崩すなど、相手のミス以外では、可能だとは思えません。
オフ・ザ・ボールの動きが出来なくなっていますから、相手陣内に入ったら、もうドリブル突破を狙ってもいいんじゃないでしょうか。
それでペナルティエリアに近づいたらミドルシュートをドーンで。
ただ、名古屋の選手達は、パスコースを作る事が難しいように、ドリブルする事も難しくなっているかもしれません。
名古屋は「セットプレーから」、「クロスから」多くの得点を挙げてきましたが、2ndステージに入ってからはなかなか機能していません。
FC東京戦では、田口選手のミドルシュートから野田選手が押し込み、東京の中島選手のミドルシュートに泣きました。
少なくとも新潟戦の前半は、手数を掛けないミドルシュートやクロスを中心にしてもよいのではないでしょうか。
問題点は、その回数を増やせるかどうかです。
この表は、ここ5試合の名古屋のシュート本数と被シュート本数を示しています。
これだけ似たような結果が続くと(多分2ndステージ以降)、相手チームが問題なのではなく、自分たちが問題だと言えます。
自分たちのシュート本数を増やして、相手チームのシュート本数を減らす、今の名古屋は単純な課題の解決が必要です。
相手チームより走る、速攻、ドリブル突破、しっかり戻って守る、新潟戦では、名古屋の選手達の果敢に攻める姿を見たいです。
名古屋の勝利を願っています。
できれば、ケチャップドバドバで。
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