2016年6月12日日曜日

【J1、試合観戦】 2016/6/11 1st-15 名古屋グランパス 対 サガン鳥栖

昨夜の鳥栖戦は0-1の敗戦でした。 (´Д⊂グスン


J1で得点と失点の少ない鳥栖を相手に、試合早々にセットプレーから点をとられ、守りきられました。

鳥栖の良い守備を崩せなかったと言えばそれまでですが、なんか、こう、(名古屋の攻撃は)機能してないよね?という残念感もありました。

この試合、和やかな気分になったのは、試合前に田口選手?が川又選手の頭をなでている場面と、ハーフタイム中のマスコットキャラ達の行進くらいでした。

そして降格圏が近づいて参りました。

Jリーグ.jpのレポート・動画
名古屋グランパスによる試合データレポート
サガン鳥栖による試合速報


夜7時前でこの明るさ、夏が近づいてきました。入場者数8000人未満でしたが、子連れの家族が多かったです。近くにいたちびっ子は、後半寝ちゃいました。
おお、ウィントス君や!手が重そう。内臓は大変だ。


スタメン

この日のFWのスタメンは、今季初のツインタワー、シモビッチ選手と川又選手になりました。

MFは、左サイドから永井選手、田口選手、イ・スンヒ選手、古林選手でした。

DFは、左サイドから高橋選手、竹内選手、大武選手、矢野選手でした。GKは楢崎選手です。

FWがシモビッチ選手と川又選手と聞いて、5月14日の甲府戦の終盤のパワープレー(お祭り状態)が思い出されましたが、残念ながら全くそのような事にはなりませんでした。

鳥栖のDF陣も屈強な選手達がいるので、高さを活かす事が簡単でないのはわかります。前半からのパワープレーで、体力を使い切る訳にはいかない事も分かります。ただ、名古屋の高さを活かせなかった要因の一つは、古林選手の位置取りだと思います。

前半のグランパスの攻撃の際、しばしば、古林選手はDFラインに張り付いていました。鳥栖側も古林選手のクロスを警戒して、マンマーク気味についていたのでしょうか。遠いサイドだったので、よくは見えませんでした。とにかく、古林選手が封じられていたのは確かです。

名古屋グランパスによる試合データの、前半と後半のシュート本数、ゴールキックの本数、FKの本数を見ると、前半は鳥栖が攻勢で、後半は名古屋が攻勢であった事がよく分かります。

後半、名古屋は川又選手に代わり、磯村選手を出します。これで、磯村選手とイ・スンヒ選手のボランチ、田口選手がひとつ前に出て、攻撃に重きを置きます。この形から名古屋は攻勢にでましたが、決定機は2、3回だったでしょうか?

後半、私が見ていたバックスタンドに近い名古屋の右サイドでは、矢野選手がボールを持って駆け上がる場面が何度か見られましたが、鳥栖のペナルティエリアに近づいても、なかなか味方選手達の動き出しが少なく、効果的な攻撃にはなりませんでした。それでも野田選手のシュートなどにはつながりましたが。


目立たないシモビッチ選手

ここ数試合、シモビッチ選手が目立ってないな~と思います。前回勝利した磐田戦はシモビッチ選手抜きでしたし。

jleague.jpのシモビッチ選手のページの試合ごとの出場時間、シュート数、ゴール数を見ると、ここ4試合のシュート数は2、2、1、2本です。その前が甲府戦で、シュート数4本で、1ゴールでした。前にもシュート数が少ない時期があったので、個人の調子は問題ない?のでしょうか。

それにしても、シモビッチ選手が良いシュートを撃つ場面を最近は見ていません。浦和戦はすごいシュートを見せてくれたんですが、甲府戦の後はぱったりです。

磐田戦で見せたプレス戦術には、シモビッチ選手は参加できないでしょうし、なんか今の戦術、ボールの動かし方はシモビッチ選手を活かせてない気がします。昨日も何本かのクロスがはいりましたが、残念ながらポンポン跳ね返されていた印象です。

シモビッチ選手の身体の強さを活かしてボールを繋ぐのは理解できるんですが、もうちょっとミドルシュートを撃ってもらう方向でお願いしたいかと。


守備の穴

高橋選手、今回の試合で攻撃の起点になっていましたが、守備で気になる場面がありました。

それは、65分20秒頃の場面です。ゴール前、高橋選手がついていた鳥栖の選手が頭で落として、ボールを鳥栖ゴール方向に戻します。高橋選手はボールを受けた選手の前に出ますが、その後ろからもう一人の鳥栖の選手が名古屋の左サイドのスペースに入ってきます。

高橋選手のすぐ後ろで竹内選手が指示を出しているのですが、高橋選手はボールを持っている選手の前から動かず(動けず)、スペースに入ってきた選手にパスが出されて、フリーでシュートを撃たれてしまいます。これは決定機でした。竹内選手はブチ切れていました。

高橋選手にはいい勉強になったと思います。次に活かして欲しいです。


あと、前半(時間不明)ですが、名古屋がペナルティエリア付近で守備をしていて、その前のスペースに鳥栖の選手がボールを持って侵入してきた際に、名古屋の選手の寄せが遅れる、という場面がありました。

5月29日の湘南戦で、1点目の原因になったミドルシュートを撃たれた場面と一緒です。肝が冷えました。ここら辺の守備の甘さ、なんとかならないでしょうか?

他、守備の穴という訳ではない?ですが、後半にCBの竹内選手がボールを持って鳥栖陣内に進入する場面がありました。声には出しませんでしたが、心のなかでは「ええ~、大丈夫~?」と思っていました。




来週末は柏戦です。もちろん勝って欲しいですが、シュート、ゴールを見せて欲しいです!




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