質問
相手が読んでるかどうかもわからないのに、質問というのも変なのですが、ようは個人的な意見です。
名古屋グランパスとトヨタ自動車への質問はこうです。
「トヨタの(グランパスへの)影響力を行使する事」と「グランパスを強いチームにする事」、どちらを優先しますか?
この影響力の行使は、中スポの記事内容を例に挙げるなら、
- トヨタ自動車人事部による監督人事への働きかけ。
- 主に出向役員によるチーム編成。
- 副会長による監督更迭の停止。
などです。
あと、「名古屋グランパス内部での派閥争いの結果、指導歴の無い監督の採用」も、やはりトヨタの影響力の行使の結果と言えるでしょう。
改革?元年?だったはずですが、グランパスを強くする事は最優先ではありませんでした。
来年も同じように、名古屋グランパスにトヨタの影響力を優先的に行使しようとすれば、名古屋グランパスは弱いまま、今よりも弱くなる、と私は思いますが、両社の皆さんはどうお考えですか?
他の企業と同じように、トヨタの影響力を行使しながら経営しても、グランパスには一定の利益(成績)が見込めるとお考えですか?
名古屋グランパスの扱っている商品(あえて言えば)と他の企業の扱っている商品の、性質と影響の仕方の違いを無視して?
今年、得られたもの
今シーズンはまだ終わっていません。
しかし、リーグ戦の結末はほぼ見えていて、ギリギリ残留かJ2降格のどちらかです。
「かなり悪い」か「最悪」の違いです。
どちらにしろ、今シーズンは失敗のシーズンでした。(この後、天皇杯がとれるほど、サッカーは甘くないでしょう)
スタジアムやTVでグランパスを応援していたサポーターや観客には、ひどい精神的ストレスがかかりました。
シーズン開始当初に比べ、サポーターや観客の人数と熱意は減っているでしょう。
他チームのサポーターからは、笑われ、哀れみを受け、心配されています。
今年の名古屋グランパスのスローガンは「信頼」でしたし、「愛されたいクラブ宣言」もしていました。(名古屋グランパス 2016シーズン新体制発表会)
結果はひどいものになりました。
サポーターや観客のフロントへの不信感は、とてもとても高くなっています。
強い言い方をすれば、フロントは恨まれています。
トヨタ自動車への心象は推して知るべし、です。
来年?のフロントは?
今年の優先順位は、「影響力の行使」 > 「グランパスの強化」、でした。
何も変わらなければ、来年もこうなるでしょう。
グランパスが子会社になったからには、トヨタ自動車が持つ影響力を行使しなければ、他の影響を受けている企業に示しがつかないからです。
この一年の結果を受けても、変わらないのでしょう。
ただ少しは期待(妄想)を持つと、来年のフロントについては、3つのシナリオが考えられます。
- 豊田会長による聖域認定(影響力不許可)。フロントがチームの強化に一丸で当たる。
- 各人が減点を恐れ、派閥争い沈静化。しかし消極的なチーム運営。
- 残念、やっぱり派閥争いと個人の点数が優先。さらにチームはバラバラ、J2の沼でグランパスくんが泳ぐ。
もう9月です。
来シーズンの編成に向けて、(というより一年中)フロントは動いていると思います。
どんな風に動いていますか?
派閥争いの中で自分達の有利なポジションを作って、その上で勝てるチームができれば最高でしょう!
でもそれは、本当に勝てるチームですか?
サポーターや観客の、お金と時間と熱意に値するチームですか?
2017シーズン ファンクラブ継続のご案内・パンフレット発送のお知らせ (名古屋グランパス公式)
結局、名古屋グランパスが子会社であるかぎり、グランパスは強くならないだろうと予想します。
グランパスを強くするための子会社化でしたが、資金以外のトヨタ自動車の影響力は、しゅごいものでした。
来年のチーム編成はどうなるんでしょうね?
明日、というか今日の長野戦を楽しみにします。
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[記事一覧] 2016年名古屋グランパスへの不満について
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