前半にせよ後半にせよ、終了ちょっと前のゴールはガクッと来ます。(´;ω;`)
今節は2-0で名古屋の敗北でした。
なお千葉の試合レポートのタイトルは「ライバルを相手に完勝!」でした。
ぐぬぬっ(#^ν^)。
Jリーグ.jpの試合データ
名古屋グランパスによる試合結果
ジェフユナイテッド千葉による試合結果
以下、スペースの多い名古屋の選手配置についてです。
風間監督のコメントは、「自信と技術」の不足を敗因に挙げていましたが、戦術的にまずい点もあったと思います。
千葉のボール支配率とパス本数が伸びた原因の一つは、名古屋のフォーメーション、選手配置がスカスカだったせいです。
大武選手のコメントによると、「ただ、後半は相手がリードしている中で、ラインを下げているにも関わらず、裏を狙い続けた結果、ロングボールが多かったように感じます。」とあります。
前半から名古屋のFW3人が相手DFラインに張り付いている場面もあり(例えば前半35分50秒の場面)、MFだけで広い領域をケアしなければならない状況でした。
FWへのロングボールを千葉に奪われた時に、MFだけで守るのは明らかに無理でした。
名古屋がボール持っていない時、守備をする時も同じ傾向で、名古屋FW陣が相手DFラインでのボール目掛けて走っているのに対し、DFはラインを上げませんので、その間には千葉がボールを通すスペースが十分にありました。
色の異なる芝目から判断して、名古屋は常にFW-MF-DF間が10m前後あるいはそれ以上だったと思います。
一方の千葉は、調整している時にはMF-DF間を5mくらいにしていました。
千葉も選手間の距離が長い時はありましたが、その際はDFからFWへのロングパスにして、2列目が走り込むという形でした。
常に名古屋の選手間距離は長い印象で、ボールを持った際に簡単にボールをつなげる事も難しい状況でした。
DFラインを上げる事が簡単な解ですが、楢崎選手に広いスペースのカバー(千葉の佐藤GKのように)ができるかは未知数です。
こういう事を書いていて、チームの前後の意識が分断していたのだろうとは思います。
風間監督の言う「自身と技術」の不足は、DF陣+GKの事なのでしょうか?
一方、前半から3人まとめて相手DFに張り付く事のあったFW陣も、パスサッカーとしては褒められたものではないはずです。
「その試合」に勝つためには、プレスをかける位置を決める、DFとMFのラインの位置調整をするなどの細かい指示が必要だと思いますが、それは風間監督流ではないのでしょう。
次節は瑞穂に水戸を迎える訳ですが、果たしてどうなるでしょうか?
以下、気になったプレーへの一言です。
永井選手と佐藤選手のカウンターや楢崎選手のファインセーブなど、良かったプレーは載せていません。
試合時間14分16秒(放送時間29分10秒)の千葉の攻め、名古屋のペナルティエリア付近、名古屋の最終ライン手前で千葉の選手にボールが収まると、名古屋の選手がほぼ全員自陣ゴールに向かう形になりました。
これはもう、こうなった時点で守備の敗北な気がします。
53分(後半8分)の千葉陣内、名古屋の右サイドでのプレーで、ファールをもらいました。
やはりある程度の人数が近くに居ないと連携になりません。
70分前後、DFラインの裏に出すパスが多くなりました。
ドリブル、欲を言えばミドルシュートは無理だったでしょうか?(無理だったと思います)
90分前の名古屋の攻撃、フェリペガルシア選手のヘディングシュートは外れてしまいましたが、最後になってようやく皆で攻撃を実行できました。
中継を見ていて、フクアリの看板、「サマナラ インド・スリランカカレー」がとても気になりました。
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