元記事は、They said It: Johan Cruyff (fifa.com, 2013/05/08)です。
ヨハン・クライフの名言・語録、その英文と和訳を両方載せます。
言い回しの難しい語録でした。
「ミス」とか「一致」とか、意味不明でした。
「私たちは、あなた方がサッカー選手であることを楽しむことができた世界を見せました。あなた方は笑って、素晴らしい時間を過ごすことができました。私が代表している時代とは、魅力的なサッカーが(見ていて)楽しいものであり、成功したこと、そしてそんなサッカーをプレイする事も楽しみである事を証明した時代です。」
代表チームで過ごした時間を総括して。
“We showed the world you could enjoy being a footballer; you could laugh and have a fantastic time. I represent the era which proved that attractive football was enjoyable and successful, and good fun to play too.”
Summarising his time with the national team
※第3文は、「クライフが代表している時代」を主語に変更。「私は、~という時代を代表しています。」だと「~」の説明が長すぎるので。
「1つのトロフィーは良いが、2つならなお良いでしょう。そうすれば、ヒーローが胸にメダルを身につけたとき、少なくとも彼の歩みの速さは歩くレベルになります。」
フットボールの栄誉についての論理的な主張。
“One trophy is good, but two are better. That way, when a hero wears his medals on his chest, at least his steps are level as he walks by.”
Expressing his logical arguments on footballing honours
「ストリート出身の(訓練されていない、天然の、野生の)サッカー選手は、訓練されたコーチよりも重要です。」
コーチングの価値についての見方。
“Footballers from the street are more important than trained coaches.”
Sharing his views on the value of coaching
「あらゆる不利益には固有の利点があります。」
あらゆる否定的な状況に関する彼の「半カップ分」の見通し。
“Every disadvantage has its advantage.”
His 'cup half full' perspective regarding every negative situation
「我々がボールを持てば、相手チームは得点できない。」
サッカーのシンプルさを説明。
“If we have the ball, the other team can't score.”
Explaining the simplicity of football
「もしあなたが(試合の得点やリーグの勝点で)遅れをとっているなら、あなたはディフェンダーを連れて来なければならない。」
失点に対処するためのアプローチ。
“If you're behind, you have to bring on a defender.”
Revealing approach to dealing with a deficit
※「deficit」は、お金の意味で「赤字」と主に訳されるが、広範には「総量がとても少ないこと」を意味する。相手のいるサッカーでは、自分達の得点が少ない、つまり相手の得点が多いという意味、のはず。
「もし私があなたにそれを理解して欲しいなら、私はもっとうまく説明したでしょう。」
ジャーナリストへの呼びかけ。
“If I wanted you to understand it, I would have explained it better.”
Addressing a journalist
「ある間違いをする前に、私はその間違いをしません。」
失敗を避けるためのアプローチについて。
“Before I make a mistake, I don't make that mistake.”
The Dutchman shares his approach to avoiding errors
※???「ちょっと何言っているかわからない」
「私には2人の(おそらく元選手の)マッサージ師がいます。一人は第2部門で働き、もう一人は第3部門で働いています。彼らの両方が、左右のどちらの足でもシュートを撃つことができます。しかし、私のチームの誰一人として両足を使えるでしょうか?私にとって、これはテクニックの問題です。」
選手達の多用途性の欠如についての不満を表わす。
“I've got two masseurs. One plays in the second division, the other in the third. Both of them can shoot just as well with their left and right feet. But are any of my team two-footed? For me, it's a matter of technique.”
Expressing his frustration with his players' lack of versatility
「皆が、あなたが話している人を知らないのなら、つまり、あなたはクライフという名前を言うことができている訳ではありません。」
オレンジ色の伝説(オランダ代表の偉業)がよく知られているという自信の一例。
※「クライフの名前を出せば、それが誰の事か、何をした人か、皆が知っています。」
“I don't think you can say the name Cruyff without everybody knowing who you're talking about.”
An example of the Oranje legends well-known self confidence
「勝てないなら、負けないように心がけなさい。」
ピッチ上でのダメージコントロールについての見解。
“If you can't win, make sure you don't lose.”
Giving his perspective on damage limitation on the football pitch
「サッカーとは『ミス』のゲームです。『ミス』を最も少なくできれば、誰であっても勝ちます。」
サッカーを単純な要素へと分解。
“Football is a game of mistakes. Whoever makes the fewest mistakes wins.”
The Dutchman again breaking the game down to its simplest components
「スピードとは何でしょう?スポーツの報道関係者は、しばしばスピードと洞察力を混同します。もし私が他の誰よりも少し速く走り始めれば、私はより速く見えます。」
素早い思考(閃き)と速い足の違いを乗り越えようとする。
“What is speed? The sports press often confuses speed with insight. See, if I start running slightly faster than someone else, I seem faster.”
Trying to get across the difference beteween a quick mind and fast feet
※閃きによる動作の早さを強調したいはずなので、「slightly faster than」より「slightly earlier than」が正しい。
「(偶然の)一致は論理的です。」
偶然にも彼の信念を打ち砕く
“Coincidence is logical.”
Breaking down his beliefs on chance
※このコメントを理解するために、コメントを発した状況を知りたいが不明。
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20190509、一部修正
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