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去年の成績
去年の岐阜の順位は20位です。
最終勝点は岐阜が43、21位の金沢が39で、最終節の勝利でなんとか降格圏を免れました。
シーズン成績は、12勝7分け23敗、47得点71失点でした。
小ネタですが、この20位12勝7分け23敗という数字は、2015年と全く同じです。
71失点も同じで、ただ2015年の得点は37点でした。
2016年シーズンのJ2では、47得点は22クラブ中12位、71失点は残念ながらJ2ワーストでした。
守備の崩壊は怖いです。去年の名古屋を思い出してしまいます。
2016 明治安田生命J2リーグ 順位の推移(ULTRAZONE)
順位の変動を見ると、連勝により第6節で5位まで浮上したものの、その後は緩やかに落ち込みました。
第38節には最下位まで落ちましたが、最終的には20位でシーズンを終えています。
選手達
WikipediaのFC岐阜のページによると、2016年シーズン終了後、19人の選手達が退団したようです。
特に数字を残していたのは次の2人の選手達です。
- ゴール数13(チーム1位)、アシスト数6(チーム1位)だったレオミネイロ選手がチームを去っています。
- ゴール数5(チーム2位)のエヴァンドロ選手も退団しました。
ゴール数とアシスト数で数字を残した日本人選手たちは残っています。
2016年に退団した吉田監督と選手達について、岐阜サポさんの記事を見つけました。
・FC岐阜 2016シーズンでチームを去る選手たち(spkNote)
一方、多くの選手達が入団して来た訳ですが、最も気になるのは今年から就任した大木武監督です。
前節の山口との対戦では、岐阜はボール支配率71%のポゼッションサッカーを行っています。
なかなか聞かない、驚くべき数値です。
大木監督は、甲府、清水、京都での監督経験があります。(Wikipediaの大木監督のページ)
京都では、2012年シーズンと13年シーズンに3位になり、プレイオフに進出するも、J1昇格はかないませんでした。
去年20位で終わってしまった岐阜を、どういう風に変えるのでしょうか?
なお、風間監督と大木監督は小中学校の同級生で、さらに岐阜には風間監督の息子さんの宏矢選手がいます。(jleague.jp, 名古屋対岐阜プレビュー)
スタッツ
得点パターン
監督が変わって、戦術が大きく変わったために、去年までの得点失点パターンは意味をなさないでしょう。
今回は書きません。
攻撃成功率
名古屋と岐阜の、2016年シーズンと2017年シーズン(つまり前節の試合のみ)の攻撃成功率をまとめました。
各チームの戦術が固まっていないであろう開幕戦なので、眉にツバをつける必要はありますが、両チームともに、攻撃の数値は非常に良くなりました。
特に攻撃回数(~相手チームからボールを奪った回数)が30回程度増えています。
相手チームとの組み合わせもあったかもしれませんが、かなり驚きの数値です。
シュートについては、さらに良い数値です。
シュート本数に対する枠内シュート本数の割合(枠内/シュ)、枠内シュート本数に対するゴール数の割合(ゴー/枠内)は40%程度の値です。
去年のJ1で各チームの値を調べましたが、バラツキはあるものの平均は33%程度でした。
今後のチームの好調不調を経て、数値も緩やかに下っていくでしょうが、平均が2得点ならこういう数値になるんですね。
名古屋の先制点はクロスからでしたが、去年に比べたらクロスの本数は少なかったです。
それよりもFWによる、相手DFからのボール奪取が目立ちました。
岐阜戦でもそういう場面がぜひ見たいです。
なお、3月2日22時時点で、jleague.jpの勝敗予想は、以下の図の通りです。
組織票が足りませんよ、名古屋サポの皆さん。
まぁ、当日の試合で勝てば良いだけですが!
土曜日は、豊田スタジアムで午後2時にキックオフです。
週間天気予報によると、曇り、最高気温12度との事です。
前回の瑞穂は、途中から風が吹いて寒い思いをしました。
どうぞ暖かい服装でいらして下さい。
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