3連敗、つらい。orz
先制点は取れましたが、押谷選手が退場になり、一気に形勢が変わりました。
3得点はショックでした。
攻撃については、今日も新しい戦術を試したせいか、これまでの連携の良さが消えてしまったような。
Jリーグ.jpの試合データ
名古屋グランパスによる試合結果
アビスパ福岡による試合結果
本日の攻撃戦術
本日の名古屋は、特に前半、フリックを使ってボールを前方に流すプレーを意図していました。
フリックとは、ワンタッチでボールの軌道をずらす事(のよう)です。
8分までに3回?、このプレーがありました。
目立っていたので、今日の攻撃の軸はこれだろうと思いました。
今回のフリックは、福岡の堅い守備(5-4や4-4)を素早く突破するためのプレーで、おそらくは体力の消耗を抑えるために、人数をかけるより、ボールを走らせる事を選択したのだと思われます。
シモビッチ選手の先制ゴールは、この形から生まれました。
左サイドで杉森選手へパスを流したのは、和泉選手だったでしょうか青木選手だったでしょうか?
一方、パスの連携は良くないと感じました。(気温のせいもあるでしょう)
先週の東京戦では田口選手とワシントン選手を槍玉にあげてしまいましたが、今日の試合ではパスコースはできたりできなかったりで、特にパスをつなぎだした後半、味方選手を追い越して相手の守備に圧力をかけるような動きがほとんど見られませんでした。
(今日の試合、田口選手は縦横によく走っていましたが)
2失点目の前後、福岡のゴール前に名古屋の選手が6人位で攻め込む場面がありましたが、うまく連携できず福岡の守備を崩せませんでした。
私は、今回の前方へのフリックが、結果的に選手達の流動性を奪ってしまったのではと考えています。
今回のフリックを使ったプレーでは、パスを流す選手(壁役)は、極端に言ってしまえば、そのポジションにいる事で役目を果たせます。
またフリックしたボールが相手ゴール方向に速い事もあり、その後のプレーを前方の選手達にある程度任せる状況だったはずです。
ますますポジションから動く必要がなくなります。
つまり、今回のフリックを使ったプレーは、選手達の流動性とは全く関係がなく、前半フリックがある程度成功したために、後半にパスをつなごうとした際、フリックのイメージが名古屋の選手達の足を重くしてしまったのではないでしょうか?
(結構、強引な理屈付けだとは思います)
意識付けでどのようにでもなるのかもしれませんが、今日の名古屋の選手達は動けませんでした。(徳島戦より前のような連携の悪さだったと思います。)
それにしても今日の試合展開はダメージが大きいです。
押谷選手の一発レッドは、ちょっと信じられませんでした。
イエローカードが妥当だったと思うのですが…。
風間監督なら、数的不利は動きで覆すという判断になるのかもしれませんが、福岡の選手達が元気良かったですね…。
そして福岡のセットプレー、その後の名古屋のまずい守備がありました。
中盤でボールを奪いに行く守備を行うのはかまいませんが、ゴール前で押し込まれたら、きちんと5-4なり4-4なり組んで守備をして欲しいと思います。
とりあえずライン間隔10mから、ちょっとずつ短く。
次回は6月25日、瑞穂での長崎戦です。
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