14:00キックオフ、会場はレベルファイブスタジアム@福岡です。
福岡は勝点34の1位、名古屋は勝点31の4位です。
名古屋は楢崎選手、玉田選手、八反田選手が離脱し、一方の福岡は得点源のウェリントン選手が出場停止です。
アビスパ福岡公式ホームページ
アビスパ福岡とは?
アビスパ福岡(Wikipedia)
アビスパ福岡(アンサイクロペディア)
アビスパ福岡(ニコニコ大百科)
やる夫で学ぶJリーグの旅 その38 アビスパ福岡の巻(泳ぐやる夫シアター)
90年代後半からJリーグ・J1にいた事もあり、ご存知の方も多いでしょう。
名古屋との通算対戦成績は、名古屋の14勝1分け3敗です。(名古屋の対福岡通算対戦成績、Football GEIST、2016年の第2戦のデータが表記なし)
近年は、2001年シーズンを持ってJ2に降格、2006年、2011年、2016年にJ1に復帰しており、その周期性から本来のマスコットキャラクターである「蜂」ではなく、「蝉」と揶揄される事もあります。
2016年シーズン、福岡の降格を決定づけたのは名古屋でした(永井謙佑選手の3得点含む5-0)。
でも現在J2の1位は福岡です。
2016 明治安田生命J1リーグ 年間順位の推移(ULTRAZONE)
上のグラフは、勝点ベースの年間順位の推移です。
2016年J1での福岡の成績は、4勝7分け23敗、1stステージの3節以降、17位と18位のみ(ほぼ18位)でした。
勝ったチームはFC東京と湘南のみですが、それぞれに2戦2勝しています。
ルヴァンカップの準々決勝では、この流れでFC東京に勝てるかと思い、見ていましたが、ちょっと無理でした。(´・ω・`)
今シーズンの成績
現在の福岡はJ2の1位、10勝4分け4敗、26得点15失点です。
26得点は3位4位相当、15失点は4位5位相当と、どちらかが突出している訳ではなく、攻守にバランスが良いチームです。
失点の最大は3失点で、このような試合は2試合ありました。
得点については、第15節の金沢戦で5得点(0-5)しています。
次の得点数は3得点で、湘南戦(第14節、0-3)、讃岐戦(第17節、3-1)で記録しています。
直近の5試合の結果は○○●○△で、3得点以上の3試合、3失点の1試合がここに含まれています。(すごく波が激しいです…)
前節は引き分けで、かつ次の試合ではウェリントン選手が出場停止なので、チームの勢いは落ちていると思いたいところです。
選手達
J1&J2戦力分析 福岡編(jleague.jp)
井原監督にとってはこの福岡が初監督のクラブで、J1昇格前の2015年から指揮をとっています。
福岡の今シーズンの加入選手には、名古屋から松田選手、京都から山瀬選手、G大阪から岩下選手などがいます。
あと、シーズン途中ながらダニルソン選手が退団しました。(ダニルソン選手 退団および帰国のお知らせ、福岡公式)
チーム内得点王は、18試合で11得点のウェリントン選手です。
11得点は、福岡の26得点のうちの4割強に相当します。
しかし、その次の得点数は2得点(松田力選手や山瀬選手など4名)と、ウェリントン選手とは大きな差があります。
さらに1得点の選手は7名います。
アシストについては、駒野選手が8本、次にウェリントン選手達が3本、三門選手が2本、1本の選手達が2名です。
DFの駒野選手のアシストがこんなに多い理由ですが、福岡の得点パターンは、54%の14得点が「セットプレーから」となっています。
このため、セットプレーのキッカーである駒野選手に多くのアシストがついていると思われます。
チャンスビルディングポイントを見ると、ドリブルでは石津選手、パスではウェリントン選手、クロスでは駒野選手、石津選手がチャンスを作っています。
シュートでは、名古屋から移籍した松田選手がトップの数値を出しています。
松田選手は、第5節までは先発出場していましたが、怪我で離脱しました。
復帰した第11節以降はベンチには入っていますが、先発出場はありません。
攻撃成功率
Football LABのスタッツをまとめました。(福岡のページ)
2017年の福岡のゴール数は、2016年の2倍になっています。
色々な要素がありますが、思いつくところではJ1とJ2のレベル差、セットプレー戦術への特化(言いすぎかな?)、ウェリントン選手の好調、などでしょうか。
福岡の1試合平均17.1本のシュート、5.3本の枠内シュートは、ともにリーグ1位です。
名古屋は、シュート数13.0本で9位、枠内シュート本数4.2本で5位です。
しかし、シュート本数に対するゴール数の割合(ゴー/シュ)では、名古屋が良い値を見せます。
名古屋はシュートを撃つ状況が良く、福岡は比較的悪い状況でも果敢にシュートを撃ってくるのでしょう。
結果、攻撃回数あたりのゴール数では名古屋が上回っています。
また、福岡の攻撃回数は130.8回で17位(平均は134.0回)ですが、30mライン進入回数は41.6回の5位(平均は37.3回)と、比較的効率よくボールを前線に運んでいます。
去年の試合も思い出せば、前線のウェリントン選手を狙ったロングパスなども折り込んでいるはずです。
次節はどういう風にボールを回して来るでしょうか?
次に得点失点パターンについてです。
既に書きましたが、福岡の最多得点パターンは「セットプレーから」で14得点(54%)です。
続いて、「クロスから」の8得点、「30m未満のパスから」の2得点、「セットプレー直接」と「こぼれ球から」の1得点、です。
とてもシンプルな得点構成です。
得点源のウェリントン選手はいませんが、練習量の多いであろうセットプレーには要注意です。
失点パターンについては、守備が良いチームの証拠なのか、突出したパターンはありません。
最も多い3失点のパターンは、「セットプレーから」、「クロスから」、「その他」です。
2失点は、「スルーパスから」と「30m未満のパスから」です。
「セットプレーから」と「クロスから」は、現在のJリーグの得点パターンの多くを占めていますが、それが他のパターンと1点差程度というのは、とてもすごい事に思えます。(福岡が断トツで失点数が少ないわけではありませんが)
去年の試合では、ウェリントン選手以外が5-4でゴール前をしっかり固めていましたが、その守備が1段階良くなったのでしょうか?
もちろんセットプレーでの守備も堅いでしょう。
次節の見どころは、ウェリントン選手不在の福岡の攻撃を名古屋の守備が抑える事ができるか、です。(名古屋が点を取るのは確定として、、、)
ウェリントン選手がいなくても、ジウシーニョ選手やウィリアン選手など、メンツは豊富です。
SBには駒野選手がいて、去年の試合では亀川選手も良いプレーをみせていたはずです。
次の試合では、フリーでクロスを撃たれませんように。
名古屋の攻撃については、どんな崩しが見られるのか、楽しみにします。
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