降格圏脱出争いがもつれいている現状、どうしても神戸に勝つ必要があります。
今季、神戸とは既に2回対戦しており、残念ながら2敗です。
しかし、次節はレアンドロ選手とニウトン選手が出場停止です。
【J1】 予習、ヴィッセル神戸 (2016年5月8日に名古屋と対戦)
【J1、試合観戦】 2016/5/8 1st-11 名古屋グランパス対ヴィッセル神戸
【ナビスコ杯】 予習、ヴィッセル神戸 (2016/5/25, YNGS第6節で名古屋と対戦)
【ナビスコ杯、TV観戦】 2016/5/25 GS-6 ヴィッセル神戸対名古屋グランパス
ヴィッセル神戸公式ホームページ
戦績
- 神戸はJ1(年間)では、14勝7分け11敗、勝ち点49の9位、52得点43失点です。
- 2ndステージでは、9勝2分け4敗、勝ち点29の3位、29得点18失点です。
- ルヴァンカップでは、予選ステージを5勝1分けの好成績で突破したものの、準々決勝は浦和に2敗で敗退しました。
- 天皇杯では、3回戦で山形を下し、次の4回戦では鹿島と対戦です。
2ndステージで好調な神戸です。
1stステージで12位ながら、2ndステージでは現在3位、一時は優勝を狙う位置にもいました。
1stステージでは23得点25失点でしたが、2ndステージ終盤の現在、29得点18失点です。
前節の仙台戦で0得点3失点と失点数を伸ばしてしまいましたが、1stステージに比べて攻守ともに改善されています。
例によって、勝敗と先制点の有無を調べました。
2016年J1、ヴィッセル神戸の直近5試合の勝敗と先制点の有無。`ec-3'は天皇杯3回戦です。勝敗の`w'は勝利、`d'は引き分け、`l'は敗北です。先制点の`y’はヴィッセル神戸の先制点、`n'は相手チームの先制点、0は両チーム無得点です。haの`h'はホーム、`a'はアウェイです。 |
PK戦で勝ち上がった天皇杯3回戦は、引き分けとみなしました。
神戸の試合数は、J1を32試合、ルヴァンカップを8試合、天皇杯を2試合、計42試合です。
成績を合わせると、20勝9分け13敗です。
この42試合の内、神戸は21試合で先制点を獲得、19試合で先制点を奪われ、2試合がスコアレスドローでした。
先制点を獲得した21試合では15勝3分け3敗、先制点を奪われた19試合では5勝4分け10敗です。
先制点を奪えるかどうかの確率はほぼ五分五分です。
守備はそれほど強くないのでしょう。
しかし、先制点を奪われた試合での勝利、引き分けの数を考えると、点を取られた後でもその攻撃力の高さを十分に活かしているようです。
ホームアンドアウェーでは、ホームで11勝7分け4敗、アウェイで9勝2分け9敗です。
アウェイに比べてホームでの引き分けが多く、ホームでは粘り強い印象です。
選手達
途中出場を含めた出場試合数は、以下の通りです。
- 38試合、渡邉選手(FW)、高橋選手(DF)。
- 36試合、藤田選手(MF)。
- 35試合、レアンドロ選手(FW)。
- 34試合、三原選手(MF)、キム選手(GK)。
- 32試合、ペトロジュニオール選手(FW)。
- 31試合、伊野波選手(DF)。
得点数は、以下の通りです。
- 21得点、レアンドロ選手。
- 15得点、渡邉選手。
- 13得点、ペトロジュニオール選手。
- 3得点、ニウトン選手、相馬選手。
あとは2得点の選手が4人、1得点の選手が5人です。
1stステージと同じく得点者がすごく極端ですが、シーズンを通して、このスタイルを貫いています。
幸いというのは失礼ですが、次の試合、レアンドロ選手とニウトン選手が出場停止、5名の選手が欠場です。
上位で好調の神戸に対して下位の名古屋ですので、ここは相手の戦力ダウンがありがたいです。
一方、名古屋はシモビッチ選手が負傷により欠場の模様です。
スタメンに川又選手が入ってくるなら、これまでの試合とは違った攻撃戦術になるでしょう。
それとも、誰かポスト役の選手を使ってくるのでしょうか?
スタッツ
Football LABのページで名古屋と神戸のスタッツを調べました。得点失点パターン
神戸の得点パターンでは、「セットプレーから」が最多の15得点(29%)です。
次いで、「ドリブルから」と「30m未満のパスから」が8得点(15%)となっています。
他のチームで定番の「クロスから」は6得点(12%)です。
前回の対戦時もそうでしたが、神戸はクロスをそれほど重視せずに、パスとドリブルで崩してくるでしょう。
一方、神戸の失点パターンは、定番の「セットプレーから」と「クロスから」が11失点(26%)です。
この二つで失点の過半数になります。
シモビッチ選手はいないかもしれませんが、川又選手や野田選手、あるいは闘莉王選手など高身長をターゲットにできるでしょうか。
次いで、「30m未満のパスから」が7失点(16%)です。
神戸も、磐田と同様にpkでの失点が4点あります。
磐田戦と同じドジョウを狙うのは都合が良すぎるでしょうが、積極的に相手ペナルティエリア内にドリブルで仕掛けて欲しいです。
永井選手や、できればハ・デソン選手と田口選手に。
攻撃成功率
さすが好調の神戸といったところでしょうか、シュート、枠内シュート、ゴールなどの諸数値が名古屋よりも高いです。
さらに目を引くのが、枠内シュート本数に対するゴール数の割合(ゴー/枠内)です。
実に40%近い値です。大抵のチームが30%ちょっとだったはずで、かなり良い値です。
この影響もあって、最終的な攻撃回数に対するゴール数の割合(ゴー/攻撃)は1.3%となっています。
各自のシュート本数からゴール率を求めると、渡邊選手が20%、レアンドロ選手が25%、ペトロジュニオール選手が20%、です。
強力な攻撃陣なのは分かっていましたが、数字を改めて見ると、これはちょっと凄いです。
前回の磐田の予習記事で調べた際には、シモビッチ選手と永井選手が15%程度だったはずです。
レアンドロ選手が出場停止で良かったです。
次節の試合ですが、どういう展開になるでしょうか?
ペトロジュニオール選手や渡邊選手へのパスを妨害するために、中盤の選手達の運動量が鍵になると思います。
後はクロスの単発だとどうしても単調になってしまうので、福岡戦のようにミドルシュート多めでお願いします。
東京戦のようにこぼれ球を押し込む場面をまた見たいです。
ノエビアスタジアム神戸のチケットはほとんど売り切れてしまったとの事です。
神戸への声援一色になりそうですが、名古屋の勝利を祈ってます。
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