既に読まれた方も多いかと思います。
磐田サポさんの紹介記事、「衝撃的なJリーグ界の移籍金事情…」(サックスブルーの血)、もあります。
元記事によると、代理人曰く現在のJリーグの移籍金(違約金)は年俸一年分が普通だそうです。(湘南の眞壁会長談)
正直、嘘でしょと思いました。
名古屋は、どちらかと言うと才能のある選手達を取ってくる立場なので、なんかちょっとショボーン(´・ω・`)としてしまいました。
まず、移籍金(違約金)とは何ぞやです。
あるクラブが別のチームから選手を獲得する際、能力の高い、クラブとの契約が残っている選手を獲得する場合には、契約を打ち切らせる代償として相手チームに移籍金が支払われます。
クラブと契約のある選手をそのクラブの資産とみなすと、この移籍金は選手の買い取り金額になります。
この移籍金収入によって、選手を失ったチームは別の選手を獲得できる訳です。
ところが、現在のJリーグでは、この移籍金の額が選手達の年俸一年分に固定されています。
こうなると、同程度の能力の選手であっても、高い年俸を出せるクラブは選手を取りやすく、安い年俸しか出せないクラブは選手をとられやすいという構図が発生します。
何よりJリーグの年俸一年分の問題は、「一年」固定の他に、選手の「将来性」が全く加味されていない事が大きな問題です。
海外サッカーでは、過去、ネイマールやクリスティアーノロナウドには、とんでもない移籍金が支払われてきました。
この金額は、「契約中に選手達が成長して到達するであろう価値」、いわゆる将来性も含まれる事があります。(高齢の選手には加味されません)
この将来性を加味しない「年俸一年分」によって、資金豊富なクラブは、若くて前途有望な年俸の安い選手を、獲得しやすくなっています。
富めるクラブはますます富みやすくなる訳ですね!(あれ、おかしいな名古屋…)
なんなんでしょうね、この意味不明なシステム?
代理人の皆さん、何なんですか?これは。
JPFAの取り組み - 移籍制度問題 (JPFA 日本プロサッカー選手会)
追記
なんかちょっと調べてみると紆余曲折が多いですね、この問題。
選手、クラブ、移籍金の関係についての過渡期はまだ続きそうです。
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