0-2での敗戦でした。
ま、ま、ま、J1年間2位の浦和ですからね、当然ですよね~(白目泡吹き
名古屋の得点の機会はありましたが、「これならいつか入るな」とはなりませんでした。
前線の3人によるカウンター狙いは分かりますが、その前の守備の段階に難ありな印象でした。
2失点目は入れられたくなかった…。
西川選手のパスの精度はともかく、「あそこはチャンス低いだろうな」と西川選手に思わせるようなマークをして欲しかった…。
Jリーグ.jpの試合データ
名古屋グランパスによる試合結果
浦和レッズによる試合速報
スタメン
スタメンに田口選手が復帰しました。
これによって前線は、1TOPの永井選手、2列目の左に和泉選手、右に田口選手となりました。
ボランチは前回と同じく、明神選手とイ・スンヒ選手、5バックも前回と同じく、サイドが矢野選手と安田選手、中央に大武選手、竹内選手、酒井選手でした。
ただ、シモビッチ選手が筋肉系の故障で欠場(監督コメント)、川又選手も欠場でした。
前線での高さという名古屋の武器は失われています。
その分、前線に走り回れる選手達がいるのですが、今回の試合ではプレスは効果的ではありませんでした。(残念)
夏なので、走り回るのに限界が有るのは間違いありませんが、取りに行くタイミングや、相手選手達に向かって行く順番など、プレスのやり方に改善の余地はあります。
試合展開
テキスト速報を見てわかるように、ほとんどの時間で浦和がボールを保持して、攻めていました。
名古屋は突発的な攻撃にとどまりました。
最も得点に近かったのは、70分30秒のCKからのプレーでした。
触れば1点に見えたんですけどね、ほんと残念。(´・ω・`)
前線の3人によるカウンターも何度か行っていましたが、特に18分20秒のカウンターが惜しかったですね。
でもこのカウンター、シュートで終わらなかったから、浦和の逆襲がきつかったです。
60分に小川選手が途中出場してからは、速攻が失敗した後でも、浦和のペナルティエリア付近で組み立てるプレーが増えました。
ただ、クロス以外にも、ワンツーとか見たかったですね。
浦和については、ボール支配率が高く、今回の試合ではシュートは16本でした。
ゴールに至るまでの選手たちの連携は、羨ましいほどでした。
しかし、今回の試合で嫌だったのは、得点をとられた時間帯です。
44分、87分と、前半と後半の終了間際に取られています。
選手たちも観客も「もうちょっとだったのに」と思ってしまうので、精神的ダメージが一層ひどかったです。(イヤラシイ!さすが浦和イヤラシイ!)
名古屋の守備
今回の名古屋の守備を見て思った事は、フォーメーションとしては5-4-1なのですが、「浦和にスペースを与え過ぎ」です。
例えば前半でよく見られた場面は、名古屋のDF陣がペナルティラインの前方、近い距離にいて、一方で1Topの永井選手はセンターライン付近、多くは浦和陣内にいます。
で、4人のMF陣がその中間に位置しているのですが、DFとMFの間の距離が15m前後離れていて、浦和に利用可能なスペースを与えていました。
前半5分までに、このような場面が2度ほど見られました。
1Topの永井選手があまり守備に尽力しているように見えなかったので、4人のMFから守備が始まるはずなのですが、このスペースがある事で、浦和は攻めやすかったと思います。
MFの前方にもスペースはありました。
問題は、1Topの永井選手の位置なのですが、プレス戦術も実行しようとしていたために、このようなポジション取りになってしまったのでしょうか?
結果、今回の試合では、5-4-1は実に中途半端なフォーメーションになってしまいました。
どこかで今の名古屋はロングカウンターも狙っていると目にしたのですが、もともと前から取りに行くプレスと、後方からのロングカウンターは、相反する戦術ですので、同時に行うべきではありません。(できません)
チーム戦術としてロングカウンターを本当に狙うなら、相手を自陣に引き付けるためにも、しっかり引いて5-4-1を構築するべきでした。
そこで、組織的守備ができたかはまた別問題ですが。
横浜戦では、主に選手たちの奮闘により、自陣に引いての守備ができていたように思います。
4層にする理由は、プレスをかける選手たち「だけ」を相手に近い位置に置くためです。
4-3-2-1、4-2-3-1、3-3-2-2、フォーメーションはいくらでもあったと思います。
結論として、今回の試合で3層のフォーメーション(5-4-1)を間延びさせてまでプレスを狙う事は、悪手でした。
ちょっとだけ、選手たちのプレーについて。
7分30秒、サイドを上がって行った酒井選手から田口選手へのクロス、飛び出せていたらチャンスでした。
でも、これって矢野選手の役割なような?
浦和の10分の攻撃、大武選手、勘弁して下さい。
61分20秒、イ・スンヒ選手がボールを奪われて、ちょっと絶望しました。
今まで守備をハードに行ってきたイ・スンヒ選手なので、ミスする事も当然あるのですが、実際にミスが出てしまうと、観てるほうは「イ・スンヒでさえダメなのか」と思ってしまいます。
そんな、一人を象徴化してしまう、組織的守備力の無さがまずい訳ですが。
なんかグランパス公式をチェックしたら、シモビッチ選手もオーマン選手も2、3週間の怪我じゃないですか、もうヤダ~。
今週末は福岡さんがやってくれると信じてます。
新潟さんには悪いですが。(それとも、福岡が負けた方がいいんだろうか?
クリックして頂けると励みになりますm(_ _)m
0 件のコメント:
コメントを投稿