2016年4月10日日曜日

【J1、試合観戦】 2016/4/10 1st-6 名古屋グランパス対大宮アルディージャ

本日の大宮アルディージャとの対戦結果は、後半逆転負けで、1-2でした。

うーん(´~`)、前回に続いての逆転負け、残念です。前半は良かった(両チームともに面白かった)のですが、後半の名古屋は、相手ゴール前でパスをつなごうとする、シュートはしない、そしてカウンターを受ける。そんな感じでした。


今日のコレオ。本日の観客数は12000人ちょいでした。天気は曇りで、選手達もプレーしやすかったのでは。
本日のスタメンです。前回と比べた名古屋の変更点は、オーマン選手が外れて、大武・竹内選手のCBコンビになりました。シモビッチ選手の相方は前回良い連携を見せた野田選手です。

前半は、互いの左サイドからの攻撃が機能していました。名古屋はスペースにボールを出し、永井選手を走らせる光景が何度か見られました。そこからペナルティエリア付近で永井選手がしかけて、2度ほど綺麗に相手選手を抜けました。残念ながら得点には至りませんでしたが。またシモビッチ選手や野田選手も左サイドに寄ってきて、ゴール前に迫る場面もありました。一方の大宮は、サイドラインに張り付いた泉澤選手(遠いのでちょっと見にくい)がワンタッチでボールを出し、名古屋の右サイドは何度か突破され、クロスを上げられ、決定機も作られました。

このように両チームの左サイドが機能した後、CKの場面で、ペナルティエリア内で家長選手がイエローカードを受け、PK。これをシモビッチ選手が決めての先制点となりました。PK前には若干名古屋の攻撃が優勢だった気もします。前半終了間際には、大宮のCKの場面で、ペナルティエリア内でクリアミス?があり、かなりヒヤリとしましたが、なんとか無失点で前半が終了しました。

そして、問題の後半に突入します。後半、始まった直後は良い展開がありましたが、得点につなげる事ができませんでした。後半3分には永井選手がペナルティエリア内でパスを受けるのですが、GKの真正面だと判断したのか、なぜかペナルティアーク付近にボールを戻します。後半4分にはペナルティエリアに向かうシモビッチ選手へ綺麗なパスが通りそうだったのですが、これは大宮DFに阻まれました。後半5分には野田選手のシュートもありました。

この後は大宮に攻勢をかけられます。そして後半27分、34分にゴールを決められました。2点目のシュートを決められた後、楢崎選手ほか数人の選手が大の字になっていたのが印象的でした。また、どちらのゴールか忘れましたが、ゴールにつながるロングパスが大宮ゴール前から出た時、名古屋の選手達がずいぶんゆっくりと自陣に戻っていく様子が気になりました。怠慢というよりも、だいぶ疲労しているように見えました。

前回は機能したシモビッチ選手と野田選手の連携ですが、今回はなかなか機能している場面が見られませんでした。そしてシモビッチ選手へのロングパスですが、後半の後半になると機能しなくなります。シモビッチ選手自身と、周囲の選手達の足が動いてないのでしょうか?そして前半は機能していた左サイドからの攻撃も勢いを潜めてしまいました。



戦術的な側面を考えると、名古屋は運動量のコントロールを何か考えるべきかと。ほぼメンバー固定になってますし、夏になったら、走れなくなるんじゃないでしょうか?ちょっと心配です。

例えば、今回の試合で気になったのが、4-4-2で守っている時の、FW役のシモビッチ選手と野田選手の動きです。彼らの動きがもっさりとしていて、単なる4-4としての守備機能しかないように見える時もありました。もちろん、大柄な両選手に小柄な選手達と同等の俊敏さ、運動量の持続を求めるのは間違っています。なので、今回の試合のように勝っている状況で彼らの運動量が落ちてきたと思ったら、後半20分あたりに思い切って2枚替えをして、守り勝つ事を狙う事も選択肢の一つだったかと思います。

直近の3試合は、先制点を上げながら、その点を守りきれない状況です。なので、守備を重視した戦術、試合展開も見てみたいです。(とか言ってると、今度は逆転勝ちするとか、ありがち…)

後、シュートが撃てる場面では、もっと思い切って撃って欲しいと思いました。後半3分の永井選手が躊躇した場面もそうですが、試合終了間際の攻勢でも、もっと早くシュートを撃っていいかなと思う場面がありました。例えば、2点目をとるためには、まずミドルシュートを撃つ、そしてこぼれ球を押し込む、そういう攻撃を増やした方が、選手達の運動量も抑えられるように思いました。(後方の選手達が上がる必要が無いので)


次回は、勝利する名古屋グランパスを見たいです!



豊田スタジアム前の紅白です。接ぎ木でしょうが、白い方にも赤い花が点々とあります。不思議です。


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