2018年7月28日土曜日

公益財団法人としての日本サッカー協会の情報公開



長いです。


本記事では、公益財団法人としての日本サッカー協会(以下、JFA。法人コード A017739)について述べます。

基本的な問題は、情報公開の少なさ、不透明さ、ですね。

犯罪ではありません。各団体の裁量の範囲ではあります。でも、丁寧ではありません。

私は日本天文学会で評議員をしていた経験があるのですが、その時の情報公開のやり方と比べると、日本サッカー協会の情報公開のやり方は、国民に丁寧に情報公開しているとはいい難い、という印象です。

私の印象に依存しなくても、ネット上での各公益法人の情報公開を見ると、やっぱりJFAが公開している情報量は少ないと思います。(本当に色々な公益法人がある)

この公開されている情報量の少なさから、お金の流れへの不満不信感も出てきます。


内容は次の通り

  • 公益法人とは?
  • JFAの役員報酬額
  • 登録料(収入)
  • 理事会と評議員会




2018年7月26日木曜日

オープントラッキングデータの解析 その1 読み込み


とりあえず以下の図を作るまでの手順を公開。

使用環境、Google Colaboratory(以下、colab)
使用言語、python

背景はサッカーフィールド。ある選手の1ハーフのトラッキングデータ。

データの出典はこちら。(以下にリンクあり)

"Soccer video and player position dataset": S. A. Pettersen, D. Johansen, H. Johansen, V. Berg-Johansen, V. R. Gaddam, A. Mortensen, R. Langseth, C. Griwodz, H. K. Stensland, and P. Halvorsen, in Proceedings of the International Conference on Multimedia Systems (MMSys), Singapore, March 2014, pp. 18-23 



2018年7月22日日曜日

【J1、TV観戦】 2018/07/22 第17節 名古屋グランパス 対 サンフレッチェ広島

う~ん、引き分け!


スタジアムに行かれた皆さん、暑い中お疲れ様でした。

昨夜よりずっと暑い今夜ですが、体調管理には気をつけましょう(´・ω・`)


試合結果ですが、残念ながら?あるいは幸運にも?引き分けでした。

新戦力をいきなり4人投入して、チームが機能するのか心配でしたが、思ったよりもうまく回りました。

ランゲラック、いつもありがとう!

名古屋公式より。



2018年7月10日火曜日

【小ネタ】zone 1 と zone 2 の分布(ロシアワールドカップ)


マニア向けの記事です


数試合について、Activity time spent の zone 1 と zone 2 をプロットしたら、綺麗な線形になりました。

図1、複数の試合における zone 1 と zone 2 の分布図。

サンプルは、以前の記事(下記リンク)で紹介した、ロシア対サウジアラビア、ポルトガル対スペイン、メキシコ対ドイツ、日本対コロンビア、セネガル対ポーランド、日本対ポーランド、です。

(私にとっては)zone 1, zone 2 ともに、このワールドカップで初めて見たパラメーターなので、このような関係が当然のものかよく分かりませんが、この分布の意味について考えてみます。




2018年7月6日金曜日

【小ネタ】 ワールドカップのデータから推測されるJリーグの走行速度分布

本記事では、Jリーグの走行速度分布(ワールドカップで言う Activity time spent、以下ATS)を推測します。

動機は、以前の記事で紹介したワールドカップとJリーグの走行距離とスプリント回数の違いです。

比較の結果、Jリーグは走行距離が長く、ワールドカップや他のリーグではスプリント回数が多い事が分かりました。

では、Jリーグは歩き回っているのか?というと、試合を見ていれば当然そんな事は無く、この事実をどう説明すべきかと疑問が湧きました。

この疑問の答え(推測)ですが、「Jリーグでは、ランニング程度の速度での移動が非常に長い」、と思われます。



2018年7月5日木曜日

【小ネタ】 Activity time spent とは

この記事では、2018FIFAワールドカップロシアで公開されているデータの一項目である「 Activity Time Spent 」を説明します。

サッカーの試合中、選手達はほぼ常に動いています。「 Activity Time Spent 」とは、選手達が動いている速度の時間割合を示す指標です。


【小ネタ】 ワールドカップとJリーグの走行距離とスプリント回数の傾向

この記事では、ワールドカップとJリーグにおける、走行距離とスプリント回数の傾向の違いを紹介します。

簡単に結果を言えば、走行距離ではJリーグが上回り、スプリント回数ではワールドカップの試合では2倍近い数字となりました。

この記事に続く次の記事では、この走行距離とスプリント回数を反映するようなJリーグの走行速度分布(ワールドカップの Activity time spent)を推測し、ワールドカップとJリーグの違いの原因を議論します。

2018年7月3日火曜日

【日本代表】 20180702 ベルギー戦のトラッキングデータについて

R16のベルギー戦、日本は敗北しました。

2点先行していながら、終了間際に決勝点のカウンターを決められるという、非常に悔しい展開でした。

この記事では、日本対ベルギーのトラッキングデータの数字を紹介します。


ベルギー戦の Match Facts (fifa.com)

データ内容についてはこちらの記事をどうぞ、「【小ネタ】ワールドカップの公開データ紹介


2018年7月2日月曜日

【小ネタ】パスマップとは

本記事では、サッカーのデータ分析に必須の「パスマップ」について記します。

パスマップとは、パスを出した選手と受けた選手の位置関係や、選手間のパス本数などの情報を図示したものです。

本記事では、既存の3種類のパスマップを紹介します。


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