2018年7月22日日曜日

【J1、TV観戦】 2018/07/22 第17節 名古屋グランパス 対 サンフレッチェ広島

う~ん、引き分け!


スタジアムに行かれた皆さん、暑い中お疲れ様でした。

昨夜よりずっと暑い今夜ですが、体調管理には気をつけましょう(´・ω・`)


試合結果ですが、残念ながら?あるいは幸運にも?引き分けでした。

新戦力をいきなり4人投入して、チームが機能するのか心配でしたが、思ったよりもうまく回りました。

ランゲラック、いつもありがとう!

名古屋公式より。






広島の守備


さすがの1位という事で、まずは広島の守備を褒めておきます。

広島の4-4-2、とっても堅かったですね。

記憶によると、シーズン前半戦の広島の4-4-2はもうちょっと選手間距離が広くて、より2トップのカウンターを意識していたと思います。

でも今回の4-4-2は締まっていて、「守備ブロック」にふさわしい堅さでした。(Jリーグのスタンダードになって欲しい)

この守備に対して、名古屋のボール回しが広島の2FWの前で停滞、スピードダウンする場面が何度も見られました。

この時点で攻撃側はつらく、守備は機能し、攻撃側を落ち着いて見ています。

3層の守備をまともに突破するのは非常に大変です。

なので、サイドを突破しようとしたり、FWのいない端っこから中央に流れ込もうとするのですが、この辺は待ち構えられていました。


名古屋は今後も守備組織をつくる事は無いのでしょうが、失点の減少を願っています(´・ω・`)



名古屋の対応策


4-4-2に対する典型的な崩し方や、広島の選手を見て、こうやって崩そうぜ、という作戦も出きるのでしょうが、名古屋はそれ以前にすべての試合でシュート本数を増やす必要があります。(既視感)

Football LAB で去年の数字と比較してみました。


  • 去年のJ2では、攻撃回数131.8回、シュート本数13.7本、ゴール数1.9。
  • 今年のJ1では、攻撃回数126.6回、シュート本数10.6本、ゴール数0.9。


シュート本数が3本減って、ゴールは1減っています。

シュート本数が3減ってゴールが1減るのは計算が合いませんが、おそらくシュートの質?も落ちているのでしょう。

シュート本数が少ないのは、やはりしばしば攻撃的でなく、ちょっと弱気になってボールを下げてしまう、横パスに逃げる場面が目立つ事が大きな原因です。

今日の試合、以前よりも縦パスの本数は増えたと思いますが、まだまだ足りません。

なんか技術的に足りないというよりは、気持ち的に足りないと感じてしまいます。

「3点取られても4点とって勝つサッカー(誰もそんな事は言っていない)」のためには、チーム全体でもう一段階攻撃的になって欲しいと思います。

日本対コロンビア戦の後半開始後の縦パス攻勢、あれで日本代表は一皮剥けたと感じました。

名古屋の選手達にも恐れずに攻撃して欲しいです。


あとは、シャビエル以外にもペナルティエリア外からシュート撃って欲しい!



試合内容と良かったプレー


今回の試合、ジョーが降りてきてワンツーの壁役をしたり、前田が動き回ったりしていましたが、前線がとても活性化していました。

いい傾向です!

さらに、前半に何度か相手ペナルティエリアに近い位置でボールを奪っていたのは、作戦通りだったのでしょうか?

プレッシングも、ちょいちょい見たいです。

試合開始早々、広島がプレスをかけてきましたが、広島みたいに守備の堅いチームなら、相手のプレスは逆に大きなチャンスになったかもしれません。


今日の試合のMOMは、なんと言ってもランゲラックでしょう。

普段以上にナイスセーブを見せてくれました!

新加入の選手については前田は前線で機能していましたし(すげー)、新加入のネット丸山中谷も機能しました。

後方のパス回しの中心は、今後はネットになるのでしょうが、もっと速くなると期待します!

今日は右SBに回った和泉、やれなくは無い感じでしたね。(宮原いなくてスポット参戦だし…)

右サイドについては、後半はゴールに向かう動きがちょっと乏しかったかと思います。パスは回ってましたが。

あとは、相手チームながら、柏のドリブルはびっくりしました。

玉田前田が重なったり、ジョーが凄い体勢でシュート撃ったんだけどなぁ、1点欲しかったなぁ(´・ω・`)




次回は1週間後の7月28日、瑞穂で札幌と対戦です。

選手達はゆっくり身体を休めて下さい。

でも、得点が欲しい!勝って欲しい!残留して欲しい!



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