2018年3月30日金曜日

ルイス・ファン・ハール語録

fifa.comの記事の部分翻訳です。

元記事は、They said it: Louis van Gaal (fifa.com) です。


選手起用などでクセは強いものの、各国を代表するクラブでタイトルを獲得し、オランダ代表も指揮したファン・ハールの名言・語録です。

ルイス・ファン・ハール(Wikipedia)

最後に指揮したマンチェスター・ユナイテッドでは、時期も良くなく、2年間の指揮でFAカップ一つの獲得にとどまりました。



語尾は「ですます」調で統一しました。

平易な言い回しの多い語録でした。





「私は、自分がとても良いコーチだと知っています。」
彼の自分を信じる想いは豊富にある。

"I know I'm a very good coach."
His self-belief abounds



「私は最高だ!」
2008-09シーズン、AZアルクマールでエールディヴィジのタイトルを獲得した後、いつもの調子で。

"I'm the best!"
More of the same, after winning the Eredivisie title with Alkmaar



「バイエルン人の人生への考え方は、完全に私に似合っています。なぜか?(バイエルンのミュンヘンのクラブのモットーは)「ミア・サン・ミーア」。これは、「私達は私達だ」という意味です。そして、私は私です。自信があり、傲慢で、支配的で、正直で、勤勉で、革新的です。」
バイエルン・ミュンヘンの監督としての最初の記者会見で。

"The Bavarian attitude to life suits me perfectly. Why? [Bayern Munich's club motto is] 'Mia san mia,’ 'We are who we are' and I am who I am: confident, arrogant, dominant, honest, hard-working and innovative."
At his first press conference as Bayern Munich coach

※[]と””と:が一見して複雑。



「オランダでは、傲慢であるということは、多くの自信を持つ事を意味します。」
大衆から見た彼のイメージについて。

"In the Netherlands, being arrogant just means having a lot of self-confidence."
On his public image



「私は神の肉体を持っています。レーダーホーゼン(ドイツ伝統の革製の半ズボン)は私に似合っています。でも突き出たお腹も持っていますよ。」
バイエルンミュンヘンの伝統的なオクトーバーフェスト訪問に先駆けての皮肉。

"I have the body of a God. Lederhosen suit me. But I also have a belly."
With a hint of irony ahead of one of Bayern Munich's now traditional visits to the Oktoberfest

※レーダーホーゼンはオクトーバーフェスの伝統的男性用衣装。



「私は神の体を持っていますが、マリオ・ゴメスみたいではありません。」
強力なドイツ人ストライカーとのマッチアップに失敗。

"I have the body of a God, but not like Mario Gomez."
Failing to match up to the powerfully-built Germany striker



「もし私が神ならば、私はすべてに勝つでしょう。私は神ではありません。」
彼の皮肉と自分自身について。

"If I were a God, I would win everything. I'm no God."
On his irony and himself



「すべてのタイトルを獲得することを祝うことになりました。私はパーティーアニマルなんですよ。」
バイエルンでの勝利のお祝いについて。

"I told the board we would celebrate winning every title. I'm a party animal."
On victory celebrations with Bayern

※かつて日本が「economic animal」と呼ばれたように、このanimalは「本能的にその活動を行っている、夢中になっている人」を指すと思われる。



「今日、私達が称賛するファンがいてくれてとても嬉しいです。私はいつも最後にライトを消す人間なんですよ。」
ハンブルクに対する勝利に続けて

"I'm delighted for the fans that we're celebrating today. I'm always the one who turns off the lights at the end."
Following a Bayern victory over Hamburg



「私はクリスマスアニマルですよ。」
冬休みに先立ち、家族と一緒に過ごす事を楽しみにしている。

"I'm also a Christmas animal."
Looking forward to spending time with his family ahead of the winter break



「私はそのようなものを着たことがないんです。寒くないんです。私は血の気が多く、妻もそう言っています。私たちはいつもくっついて寝ます。」
冬にレギンスを着るロッベンの習慣について

"I've never worn anything like that. I'm never cold. I'm hot-blooded, my wife says so too. We always sleep spooning."
On Arjen Robben's habit of wearing leggings in winter



「間違いを犯したと思うと、眠れない夜もあります。しかし、それはめったに起きません。」
間違いを乗り越えることの難しさについて

"When I think I've made an error, it can cause me a sleepless night. But that only happens rarely."
On the difficulties of getting over mistakes



「選手たちが私のところに来て、私と一緒に働くことがどれほど素晴らしいことを言ってくれたら、それは私にとってどんな報酬よりも重要です。」
彼が金銭より認知をどのように好むかについて。

"When players come up to me and say how great it is to work with me, that's more important to me than any paycheck."
How he prefers recognition to money



「もし私たちがチームを強化できるなら、(選手を)買うでしょう。しかし私は、ただ外に出て、チーム強化のために買い物をするようなコーチではありません。私は選手を改善したいと思う、そして改善できるコーチです。」
コーチとしての哲学について

"If we can strengthen our squad, we'll buy. But I'm not the kind of coach who just goes out and buys for the sake of it. I'm a coach who wants to - and can - improve players."
On his philosophy as a coach



「これらの山々と湖の間、ここでは人間は重要ではありません。素晴らしい事です。」
牧歌的なガルダ湖で行われた、バイエルンミュンヘンのトレーニングキャンプで。

"Humans are insignificant here among all these mountains and the lake. I think that's wonderful."
During a Bayern Munich training camp at the idyllic Lake Garda



「選手たちの欲望は彼らの疲労よりも強いと期待しています。しかし、身体は精神と同じくらい強いわけではありません。私達にはちょっとした気の弱さもあります。」
選手達の体調について

"I hope the level of desire is greater than their fatigue. But the body isn't as strong as the spirit. And we have some wimps."
On his players' physical condition



「走る事は動物のためのものです。サッカーのためには脳とボールが必要です。」
サッカーへの基本的なアプローチについて。

"Running is for animals. You need a brain and a ball for football."
On his basic approach to the game



「私は私のままであり、やりやすい方法が分かった事はありません。でも、私が変わるように望んでいる人々がいるからといって、私の個性を変えるつもりはありません。」
彼の指導者のスタイルについての議論。

"I am the way I am and I've not got an easy-going manner. But I'm not going to change my personality just because some people want me to."
Discussing his style of leadership



「もし他のコーチが来るなら、誰の記録を私の記録と比較するんですか?誰が来る必要があるでしょう?ファーガソンは私よりも多くのタイトルを獲得しています。カペッロもそうでしょう。しかし、どちらも忙しいですよ。」
バイエルンミュンヘンの危機の時代に。

"If another coach were to come in, whose record can compare with mine? Who would need to come? [Sir Alex] Ferguson has won more titles than me. Maybe [Fabio] Capello too. But they’re both busy."
During a time of crisis at Bayern Munich



「スポーツには、単にテクニックだけでなく、加えて戦略と個性もあります。私は常に戦略を持っています。」
彼の妻トゥルースとの、時に高度に競技的なテニスの試合について。

"Sport isn’t just about technique, but also about strategy and personality. I always have a strategy."
On the sometimes highly competitive tennis matches against his wife Truus



「お金はあなたを幸せにしません。それはあなたに幸せを感じさせる重要な要素ですが、私にとっては、誰かに認めてもらう事がより重要です。特に選手達から認めてもらう事です。」
彼の責任との関係について。

"Money doesn’t make you happy. It is an important part of making you feel happy, but for me recognition is more important, especially recognition from the players."
On his relationship with his charges



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