相手DFラインに3人の選手達がくっつきっぱなしでは、連携のための人数が足りません。(´・ω・`)
裏抜け狙い?
今日の試合(特に前半)では、名古屋がボールを保持している際に金沢が名古屋のゴール前まで追っかけてくるので、中盤に割りとスペースがありました。
このスペースの意味するところは、名古屋のDFはゴール前にいて、名古屋のDFは相手DFラインにひっついてボールを待っているばかりで、中盤の選手が孤立しボールがスムーズに進まない、という事です。
もちろん、その後DF陣が上がってきて、金沢陣内に人数をかけて攻め込む訳ですが、名古屋の攻撃のチャンスが結構潰れていたように思います。
ここら辺、シモビッチ選手がいる時と対照的で、シモビッチ選手の場合はしばしば相手DFラインから離れて、ワンツーの壁役をこなし、ボールを進めてから再度相手DFラインに向かう動きが記憶に残っています。
今日の前線の3人は、佐藤選手と永井選手、それに杉森選手でしょうか?少なくても一人は相手DFラインから離れて、連携のために動くべきだったと思います。
裏抜けと名古屋の得点
今日の試合、ターゲットになるシモビッチ選手が先発ではなかったので、3人のFWが裏抜けを狙う戦術を採用していたのかもしれません。
ただ、なんかどうも、名古屋のFWが裏抜けを狙う試合では大量得点が期待できない印象です。
7月の山形戦、押谷選手のヘディングで1-0で勝った試合が、FWが裏抜けを狙った試合の成功例ですが、名古屋の今の守備を考えると1-0での勝利は分が悪いでしょう。
私の意見としては、裏抜けは諦めて(メインの戦術にはせずに)、シモビッチ選手がおらずとも連携でゴール前の守備を崩す方向で、残りの試合をこなして欲しいと思います。
今日の試合、全部ダメダメだった訳ではなく、秋山選手のシュートは目が覚める思いでしたし、青木選手のシュートも惜しかったです。
「オオッ」と唸るようなゴール前の縦の連携もありましたが、この連携の数が少なかったと思います。
なんか、最近の試合、ボールホルダーの周囲での選手達の動きが少ないですよね?
金沢の3点目には、正直ガクッときました(´;ω;`)
残り9試合、1位湘南と勝点17点差、2位長崎と勝点6差です。
現状2位狙いですが、次節は東京V戦、さらには長崎湘南との対戦が残っており、他も簡単な試合ではありません。
名古屋が自分達のスタイルを貫いて、選手達が気迫を見せてくれる事を願っています。
金沢まで応援に行かれた皆さん、どうぞお帰りはお気をつけて。
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