グランパス、首位に成りそこねました。
Jリーグ.jpのマッチレポート名古屋グランパスの試合データ と レポート
川崎フロンターレのゲーム記録とレポート
この試合に勝利すれば、J1首位だったのですが、残念ながら3-2でグランパスは敗北しました。
シモビッチ選手アシストの松田選手のゴール、永井選手のゴールも良かったですが、フロンターレの中村選手が最後に全てを持って行きました。他のサイトのまとめ記事を読むと、試合後の中村選手はズラ付きのマイクパフォーマンスで楽しかったようです。
今回の試合では、前回の広島戦と違って、中盤でのコンパクトな状態から互いのゴールに雪崩れ込む事にはなりませんでした。両チームのDF陣が簡単にポジションを下げていたからです。川崎の方は、GKまでを含めたボール回しのためにDF陣がポジションを下げていました。名古屋は、縦横無尽に動く川崎のFW(大久保選手)と攻撃的MF陣を捕まえるためにポジションを下げていました。
このような、ボールが互いのゴール間を往復しやすい状況の中で、名古屋が守備から反撃し、川崎がパス回しから縦パスを入れ、互いにシュートチャンスを作って3-2となりました。名古屋と川崎の長所と短所が見られた試合でしたが、名古屋の守備は気になりました。
名古屋の守備は良くないように見えました。小倉監督のコメントによると、川崎のパス回しに対してプレスを意識していたようですが、前半12分頃に追いかけ回した以外はそれほど目立つプレスはありませんでした。NHK-BSで見ていて、解説の方が何度も「名古屋の守備ブロック」と言われていたのですが、硬いブロックというよりは、柔らかい豆腐だったかと(失礼ながら)。グランパスの選手達が川崎の選手達とボールの動きに翻弄され、ポジションを守れていないようでした。
後、もっとシモビッチ選手の高さを生かした攻撃がみたかったです。松田選手へのアシストなど、シモビッチ選手の足技もいいのですが、もっと高さを生かした攻撃をして、相手チームに脅威の意識を植え付けるのも、シーズン通しての効果が見込めると思います。当然他の人も考えるんでしょうけど。
ポゼッション主体の川崎に対して、名古屋の他の対処法としては、ゴール前からの守備によるロングカウンター戦術、中盤あるいは相手ゴール前でのプレスからのショートカウンター戦術ですかね。どちらもより得点の可能性が高く、失点の可能性も高い。そう考えると、チーム作りの途上の名古屋としては中盤での攻守が最も現実的な選択だったかもしれません。
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追伸1、柿谷のゴールはすごかった!
追伸2、グランパスの公式レポートにも、フロンターレみたいに選手の一声があるといいなあ。
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