0-1で名古屋は敗北しました。
グループステージ0勝2敗です。(´・ω・`)先日同様、試合当初は良い天気ながら、次第に雲が厚くなり、まるで冬の寒さが戻ってきました。 |
Jリーグ.jpのマッチレポート
名古屋グランパスによる試合データ と レポート
湘南ベルマーレによる試合結果と監督選手のコメント
大宮戦と違い、名古屋はJ1同様のスタメンでした。フォーメーションは4-4-2でしょうか。結果として、湘南の走力、出足の良さに名古屋のしたいプレーが潰された印象です。試合当初はお互いのゴール前をボールが行き来して、それほど悪くないかと思っていましたが、徐々に湘南ペースの展開になりました。湘南にもパスミスがあり、多数の決定機ができた訳ではありませんが、ゴールに向かって行く勢いと回数は間違いなく湘南にありました。ゴール前、ペナルティエリア付近でも湘南の選手達は積極的に動き、見ていて怖かったです。
カウンター以外での名古屋の攻撃は、ゴールキックのように後方からボールを出す時には、シモビッチ選手がボールを湘南ゴール方向にそらして、そこに小川選手が走りこむ連携を再三行っていました。ただ相手DFに何度も潰され、この攻撃が実を結ぶ事はありませんでした。小川選手の体調もあると思いますが、シモビッチ選手のように、GK前までボールを追うために走って欲しかったです。あるいはスペースにいる永井選手へのサイドチェンジのチャンスも何度かあったように見えました。
失点シーンについては、川又選手がサイドラインで待機していて、交替で入ってきそうなタイミングでした。しかし、何か不具合があったのか第4審判の方が後方に下がり、その間にコーナーキックが行われ、失点しました。川又選手の高さがあればと思いましたが、まぁ色々と試合の流れというものでしょうか。
スタジアムには100人以上の湘南サポが入っていて、特に後半での湘南の選手達を走らせる、調子を出させるようなコールが印象に残りました。来週は鹿島とのグループステージ最下位決定戦になります。勝たねば…。
今回の試合で名古屋に戦術上の打開策が無かったのか、帰りに気になりました。名古屋もコーナキックなどゴール前で攻めるチャンスがあり、湘南のゴールも流れからではなくコーナーキックだった事を考えれば、小倉監督の言うように問題は最後の精度であり、名古屋の戦術に問題は無かったのかもしれません。ただ、湘南の特徴的な走力を戦術的にどのように克服できるかは、面白い問題です。
今回の試合で湘南の走力が活きたのは、自陣ゴール前から中盤での、ボールを奪う事とパスコースを作る事でした。きっとフォーメーションがコンパクトでなければ、フィールド全体で走力が活きるでしょう。ここで挙げる対応策は3つです。
- 相手チームを上回る走力で走り勝つ。
- ワンタッチパスあるいはロングパスでボールを動かし、選手達を走らせ、疲労を狙う。後半勝負。
- ゴール前での守備からのロングカウンターに専念。
1については、当時の試合を詳しくは見ていませんが、ユン監督がいた時の鳥栖となら、走力の対決になったでしょうか?もちろん別の争点での決着になるでしょうが。
2について、試合前半のある時間、名古屋のMFとDFの選手達が湘南のプレッシャーをかわすためにパス回しをしましたが、全てツータッチでパスをして相手選手達に詰め寄られていました。理想論ですが、GKも含めてワンタッチでボールを回す事ができれば、相手選手達を疲労させられるでしょう。
3について、今回これを試合で実行していれば全く違う展開、名古屋の守備と湘南の攻撃の我慢比べになったでしょう。今の名古屋の守備の成熟度はともかく、湘南の走力の効果は抑えられたと思います。一方で永井選手の走力を活かし、シモビッチ選手の高さを活かせたかもしれません。
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