点数経過としては名古屋がリードした後の徳島の同点弾でしたが、前半は徳島のプレスと攻撃に押されっぱなしでした。
後半、シュート4本で2点を奪った名古屋ですが、徳島には試合を通じて15本のシュートを撃たれ、楢崎選手のナイスセーブで3度の決定機を逃れました。
加えて、徳島の選手達が触っていたらゴールになりそう、という場面も3回ほどありました。
名古屋がリードした時間もありましたが、「最終的になんとか引き分け」という印象です。
今回の第8節、他の上位クラブも崩れたために、貴重な勝点1になりました。勝てて良かった~。
Jリーグ.jpの試合データ
名古屋グランパスによる試合結果
徳島ヴォルティスによる試合結果
良くなかったプレー
後半、徳島に点を取られるまで、名古屋のパスワークとプレスは良くありませんでした。(名古屋の試合結果の監督選手達のコメントを参照して下さい)
名古屋のパスワークは味方選手達の足元に送るパスが多かったので、徳島のプレスの格好の標的でした。(パスの行き先を予測しやすかったはずです。)
またパスを出した後の動き出しも少なく、ボールがなかなか前に進みません。
徳島の選手達のプレスが良かったとは言え、ボールの周囲での動きが足りなかった事は名古屋の悪かった点です。(後半はこれができるようになりました)
前半20分の攻撃など、選手達が動かないなりに良い攻撃もありましたが、足が動いていたらもっとチャンスは広がったのでしょう。
プレスについては、名古屋ではフェリペガルシア選手シモビッチ選手永井選手などがプレスに行く場面が度々ありましたが、徳島のプレスの方が機能していました。
39分30秒頃のプレスは成功でしたが、これは、その場に居た徳島の選手達が少ないためでした。
状況を読まずにプレスをかけるなら、チーム全体が前に詰めないとダメですが、現実的にはプレスをかける状況(ボールの位置、相手と自分達の人数)をもっとシビアに判断する必要がありそうです。
ただシモビッチ選手をスタメンで使うなら、プレスの優先順位は高くなくても良いと個人的には思います。
ただシモビッチ選手をスタメンで使うなら、プレスの優先順位は高くなくても良いと個人的には思います。
良かったプレー
後半、名古屋が効果的に攻撃できるようになります。
その皮切りは、53分のプレー、センターライン付近から玉田選手がドリブルで直進し、さらにワンツーで進み、最後にフェリペガルシア選手がシュートで終えるプレーです。
この試合のそれまでの名古屋の攻撃と違って、短い時間でボールが前に動き、徳島の守備が後手に回らざるを得ないような、迫力のあるプレーでした。
その次は、徳島に点を取られた直後のプレーです。(点を取られ、名古屋の選手達のスイッチが入ったように思いました)
自陣でのパス回しの後、名古屋の選手がセンターライン付近からドリブルでボールを運日ます。
この時は他の選手達も前に走っており、右サイドにボールを運んでから、フリーの八反田選手が左サイドのシモビッチ選手へのクロス(サイドチェンジ)を上げ、最後にフェリペガルシア選手が決める形でした。
この後は、ボールと選手が共に前に進む攻撃の形が多く見られました。(前半とは大違いです)
このプレーは、シーズンこれまでの試合に無かった、多くの選手(9人も)が参加して動き回る、相手ゴール前での攻撃でした。
もちろんこれまでの試合でも相手ゴール前での攻撃はあったのですが、それらの攻撃は、少人数によるボールタッチ、一方のサイドのみ、早いタイミングでのシュート、という印象です。
今回の攻撃では、ペナルティエリア付近の右サイドでパスをつなぎ、相手選手達に触られてもなんとかつなぎ、結局サイドチェンジになって、右サイドにいた永井選手がゴール前で決める事ができました。
相手選手達に触られており、名古屋が完全にボールをコントロールできている訳ではありませんが、相手ゴール前でのこういう攻撃の形は、今後の試合でも必要になるはずです。
2点目の失点については、正直「なんとか守って欲しかった」と思います。
あのワンツーでの進入は捕まえにくかったでしょうが、その前に、ペナルティエリア前で渡選手がフリーになっていた事が致命的でした。
20分、名古屋の良い攻撃中、アナウンサーが楢崎選手の誕生地の話や梶川選手の心境の話をする。良い話だが、プレーに集中できない。(´・ω・`)
44分20秒の徳島の攻撃、春休み中に見た、名古屋の攻撃練習に似た形、キレイ。
後半開始直前、靴の匂いを嗅いでから靴をはく徳島サポさんのアップ、何をやっているんですかね…?(すいません、怒られたら消します)
今週末は、瑞穂での山口戦です!
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