DEBS2013のデータ論文
データのダウンロードページ(フラウンホーファー研究機構)
動画を作ったノートブック、td_007a_4pub.jpynb
試合中の全選手の位置変化を示す動画を作ってみた。
論文で時刻の指定されている前半と後半に分けた。
赤丸がチームA、青丸がチームB、各数字は左足のID番号である。
緑丸がレフリー、小さめの黒丸がボールである。
見やすさを優先して、人間は直径4mの円、ボールは直径2mの円で表現している。
しばしば、濃い色に白数字の選手が現れるが、それはボール保持者である。
先の記事にも書いたが、ボール保持者かどうかの認定は、データ供給元が手動で調べた結果をそのまま使っている。(自分で調べる気はない)
足の甲とボールにセンサーがついているので、両者の距離でボール保持者(ボールにタッチした選手)を認定したと推測される。
これらの3分間の動画は、1秒間隔の画像から、10fps(だいたい「1秒間に画像10枚の動画」の意味)にして作成した。
なので、30分間が3分間に短縮されている。
PC環境なら、ダウンロードして QuickTimePlayer を使えば、早送り巻き戻しが十字キーでできるので見やすいだろう。
次に、選手の移動速度の時間変化を知りたいのだが、いまの画像はこんな感じ。
ボールの速度変化の図に合わせている。 |
このゲームでは、左足と右足の
選手の移動速度の時間変化をどう求めたものか…。
15分近く、右足(黄線)の速度が強く出ている。
ボール保持者を示す赤帯青帯を見ると、この選手がボールを保持している時間の終わり頃に対応するので、右足でボールを蹴ったのだろう。
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