2017年11月13日月曜日

【J2、試合観戦】 2017/11/11 第41節 名古屋グランパス 対 ジェフユナイテッド千葉

0-3での敗北、つらいです。

試合の大部分、千葉の選手達の足はよく動き、集中力が高かった事は間違いありません。

多くの場面で千葉の選手達が複数人でプレスをかけ、名古屋の選手達は孤立して潰されていました。

名古屋の良い場面もありましたが、残念ながら数えるほどでした。

前半のレフェリングが残念でした。

あれによって、千葉の荒い守備、プレスの行き過ぎが許容されて、千葉が調子づいてしまったと考えます。


試合開始前、配布されたフラッグがスタジアム中で振られる。見にくくてすんません。白いのは、日光に反射したフラッグ、のはずです。






前半のシュート本数、名古屋2、千葉7、が示すように、千葉が優勢な試合展開になりました。


試合開始当初は、千葉のプレスをうまくかわした場面もありましたが、前半途中からかわせなくなりました。

例えばプレスをかわしたのは7分30秒台、名古屋の人数が足りて、DFラインを逆サイドにボールを動かせました。

この後、千葉の選手達の出足が名古屋の選手達より速くなったのでしょう、以降のほとんどの時間、中盤の名古屋のボール保持者付近では、名古屋と千葉が同数か、千葉の選手が多い印象でした。

名古屋の基本戦術であるワンタッチでのパス回しは全く見られませんでした。

今回の試合、名古屋の良い場面は、千葉のペナルティエリア付近で何度かありました。

特に1失点目の直後、シモビッチ選手のヘディングがバーを直撃したプレーでは、ワンタッチパスとドリブルで千葉の守備を綺麗に崩し、シャビエル選手がクロスを上げました。(これが得点になっていればなぁ)


今回の試合の敗因は、千葉のプレスをさばけず、中盤を支配できずに攻撃のチャンスを多く作れなかった事です。

72分ごろにパスをつないでボールを運べた場面がありましたが、結局最後まで千葉の出足は鈍りませんでした。

これまでに対戦した他のチームは、多くが前半15分まで、長くても前半だけで後半にはプレスが緩まっていたのですが、千葉は最後までもたせました。

ファン・エスナイデル監督の指導や千葉の選手達の努力が実ったのでしょう。

しかし、前半のレフェリングが千葉を勢いづかせてしまったのは間違いないと思います。

私は基本、審判にもミスがあって当然だと思っていますが、前半のレフェリングは認められません。

ラフプレーでイエローカードが出なかったのが不思議ですし、名古屋の選手達が負傷退場しなくて良かったです。

(千葉のボムヨンはなぜイエローだったのか?)



POも考えて、千葉への対策は色々考えられます。

ロングパスでゴール前に送るのは良かったですし、シャビエル選手は千葉の選手が倒さざるをえないような危険な状況を作り出していました。

しかし、ボール保持者の周囲に人数が足りない(パスコースが作れない)のは、名古屋としては問題外の状況だと思います。

戦術というよりもフィジカル勝負というか、足を止めてはダメです

失点については、本職で無い選手達もいますし、(特に和泉選手は)気にしないでいいと思います。

ただ3失点目は良くありません。意気消沈して集中力が落ちてたのではないでしょうか?



讃岐戦、さらにPOでの勝利を願います。

セレモニー無事に終わりましたが、あの非対称な配置はちょっと(汗)

佐藤キャプテン、寒いんだからコート脱がなくてもいいですよ!



にほんブログ村 サッカーブログ 名古屋グランパスエイトへ
クリックして頂けると励みになりますm(_ _)m

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

サッカーにおけるボロノイ図使用の制限、ボロノイ図とは?

本記事の主張は、「 サッカーではボロノイ図を無制限に信頼しないでね 」、です。 特に私が危惧しているのは、盲目的な信頼によって、ボロノイ図が選手批判に使用される事です。 事実として、選手たちが動いてない時(動きが悪い時)ほど、ボロノイ図は各人がカバーできる領域に近くなり...