2016年12月26日月曜日

サッカー戦術 5 中盤の攻守の設計

本書の目的は、中盤の攻守の衝突を議論する事である。

本書では、フォーメーションを仮定し、視野の制限を考慮して、パスによるボールの移動と、それに対する守備を考える。試合展開を考える際、誰もがボールの行き来と選手達の動きを想定する。本書で示すボール移動とそれに対する守備の設計例は、この想定の単純な例である。




以下のページで販売しています。

Amazonでの販売ページ
Google Playでの販売ページ
楽天Koboでの販売ページ


目次

第1章 導入
1.1 本書の目的
1.2 本書の内容

第2章 中盤のボールの移動経路
2.1 導入
2.2 パスとは?
2.2.1 パスの成功条件
2.2.2 移動速度の違いとパスの多様性
2.2.3 視野
2.3 守備とは?
2.3.1 守備の目的
2.3.2 守備の連携
2.3.3 パスに対する守備
2.3.4 各層での守備
2.4 オフ・ザ・ボールの動き
2.4.1 導入
2.4.2 オフ・ザ・ボールの動きの定義
2.4.3 攻撃のためのオフ・ザ・ボールの動き
2.4.4 守備のためのオフ・ザ・ボールの動き
2.4.5 なぜ連動ができなくなるのか?
2.5 各フォーメーションでのボールの移動経路の設計
2.5.1 初期条件
2.5.2 4-2-3-1
2.5.3 4-3-3
2.5.4 4-2-3-1と4-3-3の比較

第3章 監督の考える事
3.1 導入
3.2 想定する衝突過程
3.2.1 初期配置は?
3.2.2 攻撃と守備の展開
3.3 戦術の実践
3.3.1 理論と実践
3.3.2 能力の差、能力の限界
3.3.3 戦術と体力


[記事一覧]  電子書籍 (All articles for eBook)

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

サッカーにおけるボロノイ図使用の制限、ボロノイ図とは?

本記事の主張は、「 サッカーではボロノイ図を無制限に信頼しないでね 」、です。 特に私が危惧しているのは、盲目的な信頼によって、ボロノイ図が選手批判に使用される事です。 事実として、選手たちが動いてない時(動きが悪い時)ほど、ボロノイ図は各人がカバーできる領域に近くなり...