tag:blogger.com,1999:blog-38382201850334075652024-02-21T23:49:20.112+09:00情報とサッカー現在のメイントピックは、サッカー戦術論、国内のサッカー観戦記(名古屋グランパス中心)です。他、書いている本の紹介もします。Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.comBlogger333125tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-23980127771455339182019-05-10T23:38:00.000+09:002019-08-15T21:34:53.482+09:00サッカー戦術 8 オープントラッキングデータの解析本書は、ブログ記事のまとめです。
https://tetsuyatyamamoto.blogspot.com/search/label/トラッキングデータ
まとめたブログ記事は、上記URLで公開している「サッカーにおけるボロノイ図使用の制限」と「オープントラッキングデータの解析」についての一連の記事です。ジュピターノートブックのファイルはこれらのブログ記事でも公開しています。
本書と一連のブログ記事の動機は、自身で解析をしてみたいという願望につきます。
本書の第3章は「とりあえず解析してみた」の域は出ていません。この章で紹介した基本的な解析結果から、実際の試合で監督の判断の材料になりそうな要素を取り出すには、まだいくつかの段階が必要です。第4章のオフ・ザ・ボールの動きを検出するための指標案は、その段階の一つです。第5章では、最近のサッカーの記事でしばしば目にするボロノイ図の使用Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-13102988457524398372019-01-21T19:14:00.000+09:002019-12-12T13:49:39.257+09:00サッカーにおけるボロノイ図使用の制限 簡単な数値計算前の記事(サッカーにおけるボロノイ図使用の制限、ボロノイ図とは?)に続けて、本記事では、「選手たちの移動速度を考慮した、各人がカバーできる領域の数値計算」について述べます。
数値計算ですので、未経験の人には意味不明な内容も含まれているでしょうが、画像だけでも眺めてください。
難しい数値計算はしていません。使用した計算スキームは、4次のルンゲクッタ法の2次元版で、大学の学部生レベルで習うでしょうか。
繰り返しの主張ですが、計算時点での選手たちの移動速度を考慮すれば、各人がカバーできる領域はボロノイ図の領域からずれます。
ボロノイ図の代替案としての私の提案は、試合の状況が変化する数秒程度の範囲で、各人がカバーできる領域を図示する事です。
本記事の内容。
ボロノイ図再現
初速度がある場合
モデル速度からの衝突境界線の計算
実用的な図?
以下の画像は、Python3のTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-89244865732933210452019-01-21T18:59:00.000+09:002019-12-12T13:39:30.135+09:00サッカーにおけるボロノイ図使用の制限、ボロノイ図とは?
本記事の主張は、「サッカーではボロノイ図を無制限に信頼しないでね」、です。
特に私が危惧しているのは、盲目的な信頼によって、ボロノイ図が選手批判に使用される事です。
事実として、選手たちが動いてない時(動きが悪い時)ほど、ボロノイ図は各人がカバーできる領域に近くなります。
一方、選手たちが走り回っていると、ボロノイ図は各人がカバーできる領域からかけ離れます。
私が思うに、ボロノイ図は、動き回る事で面白くなるサッカーとは相性がよくありません。
ボロノイ図がサッカーの試合分析に使われる理由は、「簡単な計算でそれらしい領域が求められる事」です。
この記事では、ボロノイ図を説明します。
次の記事では、簡単な数値計算によって、選手たちが動いている時にボロノイ図を使う事の困難を示します。
次の記事、サッカーにおけるボロノイ図使用の制限 簡単な数値計算
本記事の内容は次の通り。Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-48657068509931256902018-12-23T18:42:00.001+09:002018-12-24T10:47:08.305+09:00【ポエム】日本は、欧州サッカーを理解し、自分たちのモノにできるか?現在のサッカーは、欧州がリードしている。
そのため、日本が欧州からサッカーを本格的に学ぼうとする事は自然である。
ただ私は、日本人は欧州のサッカーを本当にモノにできるのだろうか、という疑問を持っている。
システムを自分たちの都合の良いように解釈して、結局表面をなぞるだけになるのではないか?
本記事は、学術と大学を取り巻く状況を、日本サッカーの未来に重ねたポエムです。
内容は次の通り。
日本にもたらされる欧州のサッカー
日本社会の和魂洋才
日本サッカーの和魂洋才
解決方法は?
日本にもたらされる欧州のサッカー
ヴィッセル神戸は、バルセロナ化への道を歩んでいる。
またアルビレックス新潟も、欧州のサッカーを積極的に取り込もうとしている。
アルビレックス新潟にメソッド部門を作り、そこにサッカーサービス社が常駐。基本的にはPSGでやったことを、新潟Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-43069032957621255062018-12-01T18:51:00.001+09:002018-12-01T18:51:41.133+09:00【J1、TV観戦】 2018/12/01 最終節 名古屋グランパス 対 湘南ベルマーレ
長いシーズン、お疲れ様でした。(´・ω・`)
選手スタッフはもちろんのこと、株式会社名古屋グランパスのみなさん、そしてもちろんサポーターのみなさん、9ヶ月間お疲れ様でした。
名古屋の試合終了後に川崎磐田のスコアが動いて、劇的残留となりました。
やったね!\(^o^)/
苦しい試合展開でしたが、後半の2PKでなんとか引き分け!
名古屋公式より。
2年前の降格の時はやる気がごっそり無くなり記事を書く事ができませんでしたが、今回は書けます!
とはいうものの、短く2点だけ。
これまでの相馬くんの出場試合は全試合勝利との事ですが、この前の試合と合わせて、スタメン右サイドの相馬くんは「もうちょっと」というレベルに思えました。
以前の数試合での途中交代左サイドとは、試合に与えるインパクトが違いました。
3ヶ月後の新シーズン開始の際には、レベルアップしてスタメンからTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-61350083139319686362018-11-26T01:46:00.000+09:002018-11-26T01:46:03.026+09:00【J1、TV観戦】 2018/11/24 第33節 サンフレッチェ広島 対 名古屋グランパス
勝った!とりあえず生き残りました!
足の動いてない時間もありましたが、ジョーがターゲットになり攻撃、2ゴール、そして守りきりました。
良かった、ほんと良かった。
小林、1ゴール1アシ!、今季初ゴールおめでとう!(1ゴール/7本で、成功率14%)
名古屋公式より。
前半の展開
リアルタイムで試合を見て、再度前半だけ見直しました。(時間的に後半は無理でした)
見直しのテーマとしては、「名古屋の攻撃がどうやって立ち直ったか」です。
試合開始直後は良い攻撃を見せていた名古屋ですが、15分頃、広島の守備の前に足が止まり、ショートパスでくずせなくなりました。
その後、先制されて、同点逆転となるのですが、この逆転の要素が何かに注目して見直しました。
結論としては、立ち直った原因は、主にジョーをターゲットにしたロングパスへの戦術変更です。(22分頃から)
これで、Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com3tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-6022575372778389962018-11-07T19:13:00.002+09:002018-11-07T19:13:22.760+09:00【J1、TV観戦】 2018/11/06 第28節 セレッソ大阪 対 名古屋グランパス
勝ったぞ~\( ^Д^)/
名古屋公式より。
短いですが、感想を。
久しぶりの勝利、残留への希望は繋がりました。
中2日という事で、風間監督は4枚替えを決行しました。
これが当たって、ほんとに良かった(´・ω・`)
中2日は理解していながら、「4枚も替えて大丈夫なのか?」とちょっと心配でしたが、フレッシュな選手たちを中心に皆脚を止めませんでした。
昨日の試合、走り勝ち、とまでは言いませんがユン監督率いるC大阪と互角の運動量でした。
jleague.jpのスタッツを見ると、走行距離は名古屋が5km長く、スプリント回数はC大阪が24回多い事が分かります。
名古屋の攻撃は動き続ける事が肝なので、スプリント回数で負けていてもそうは気になりません。
小林は神戸戦に続いて同等の11km超え、休養を上げたい。(´・ω・`)
4枚替えで先発に入った和泉秋山Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-61805800534372078582018-11-03T18:54:00.002+09:002018-11-03T18:54:49.634+09:00【J1、TV観戦】 2018/11/03 第31節 名古屋グランパス 対 ヴィッセル神戸
1-2、とても痛い敗戦(´・ω・`)
ゴール裏への前田の長いお辞儀が痛々しかった。
名古屋公式より。
今日の敗因
後半の玉田のヘディングが入っていればと思いますが、勝利を目指すなら、やはり攻撃機会が少なすぎました。
名古屋はシュート7本、神戸は14本、倍の本数です!
名古屋のシュートは、前半2本、後半5本でした。
前半2本はいくらなんでも少なすぎます。
前半10分までに1本撃ってますよね?
本日の試合の妥当な敗因は、相手にボールを持たれすぎた事、自分たちのチャンスを多く作れなかった事でしょうか。(最近こればっか書いてる気がする(´・ω・`))
特に、前半の名古屋は動きが良くありませんでした。
前半に神戸に1点とられた後、神戸にボールを持たれる時間が長かったですが、自分たちがボールを持った時にはなかなかパス&ゴーができず、割と棒立ちで、ボールの流れがTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-70783386776011776232018-10-22T19:06:00.000+09:002018-12-23T18:39:50.454+09:00【論文紹介】サッカーにおけるゴールキーパーのシュートストップ失敗確率を予測する回帰式の検証(平嶋他、2018、体育学研究、68、315)
長いのでほんとに興味のある人だけ、どうぞ。
ポジティブな記事ではありません。
私は、体育学研究の論文を読むのは初めてです。
今回紹介する論文は、
サッカーにおけるゴールキーパーのシュートストップ失敗確率を予測する回帰式の検証(平嶋他、2018、体育学研究、68、315)
少しだけ、先行研究である「サッカーにおけるゴールキーパーのシュートストップ難易度の定量化(平嶋他、2014、体育学研究、体育学研究 59、805)」にも言及します。
論文のリンクはこちら。
日本の研究.comにもまとめられています。(読みやすい)
本論文に対する私の評価は、少しポジティブです。
タイトル通りの研究の方向性と結果については賛同しますが、いろいろな展開が荒かったりして、正直「う~ん?」といった感じです。
この論文の結果については、筑波Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-56678988744116690212018-10-19T23:21:00.001+09:002018-10-19T23:26:10.660+09:00【J1、TV観戦】 2018/10/19 第30節 柏レイソル 対 名古屋グランパス
勝った~(゚∀゚)キタコレ!!
やったね!
今日は前へ前へとDF裏を狙う攻撃ができてました!
そして、残留を争う柏相手に勝利!(これはデカイ)
名古屋の得点は1点でしたが、そこは柏の桐畑が良かった(勝ったら素直に褒められる)
後半も点が欲しかったところですが、相手を怯ませてプレッシャーをかけるような、ゴールに仕掛ける攻撃は十分にできていたと思います。(7連勝時を思えば、もうちょっと行ける?)
名古屋のチャント、響いてた~。
名古屋公式より。
選手を褒める
攻撃では、ジョー前田ネット玉田シャビエルは当たり前に機能してましたが、今日は特に小林を褒めたいです。
相手DF裏へのジョーへのパスや、GKとの1対1は残念ながら止められましたが、その前にもDFラインに迫って行ったり、45分前のカウンターでは中央をぶっちTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-12141748647395210102018-10-17T23:31:00.000+09:002019-04-23T19:21:14.974+09:00オープントラッキングデータの解析 その9 オフ・ザ・ボールの指標案DEBS2013のデータ論文
データのダウンロードページ(フラウンホーファー研究機構)
この記事の作図に使用したノートブックは、td_007b_4pub.jpynb。
この記事では、オフ・ザ・ボールの指標案について紹介したい。
ここでは、「パスを受けるためのオフ・ザ・ボールの動き」を、選手の移動速度、ボールとの距離、相手選手たちとの距離から検出する事を試みた。
記事の内容は、次の通り。
トラッキングデータによる解析の必要性
先行研究
オフ・ザ・ボールの動きの指標案
動画
トラッキングデータによる解析の必要性
本記事では、「攻撃時のパスを受けるためのオフ・ザ・ボールの動き」に限定して話を進める。
本来、「オフ・ザ・ボールの動き」の最も広範な定義は、「ボール保持者とそれに1対1で対峙する守備側の選手以外の、全ての選手の動き」となるだろう。
ただこれはTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-29946695265429805812018-10-07T23:36:00.002+09:002018-10-07T23:36:45.616+09:00【J1、試合観戦】 2018/10/07 第29節 名古屋グランパス 対 FC東京
チームって調整の難しいナマモノですね(´・ω・`)
う~ん、残念すぎる!
選手たちはもちろん頑張っているでしょうから、「酷い」という言葉はあまり使いたくありませんが、7連勝時のあの攻撃はどこに行ってしまったのか?
まるでシーズン前半の悪い時の攻撃でした。ゴールに向かうパスは果たして何本あったのか…。
審判は不安定でしたが、そこは大きな問題になりませんでした。
多くの観客でスタンドが埋まりました。バックスタンドは西日が強かった。帽子正解。
試合展開(良くなかったプレー)
先制点を奪われるまで、まるでシーズン前半のような仕掛け無さでした。
全く仕掛けてない訳ではありませんが、なんでしょう、その頻度が低くてプレーがつながらない感じでした。
7連勝時に頻繁に見られたボランチからの縦パスもDFラインからのロングパスも無いまま、相手のTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-60075209518437495582018-09-23T01:00:00.001+09:002018-09-23T01:00:28.067+09:00【J1、TV観戦】 2018/09/22 第27節 川崎フロンターレ 対 名古屋グランパス
う~ん、2連敗(´・ω・`)
和泉残念、左サイドイイネ、右サイド機能してくれ、前田!青木!
川崎の前線からの守備、他のチームよりも効果的に感じました。(´・ω・`)
名古屋公式より。
試合展開
川崎のシュート18本に対して名古屋は5本。
ボール支配率がどの程度かわかりませんが、今日の試合のわかりやすい差だと思います。
シュート本数は大きく水をあけられた感がありますが、それでも(ジョー金井)前田のゴールは川崎に劣らずに鮮やかでした!
名古屋はゴール前のクオリティをせる事ができましたが、その回数は少なかったです。
原因は、川崎の前線からのプレスと、セカンドボールを多く拾われた事でしょう。
セカンドボールは、プレスに連動して狙われていたのでしょう。
ネットもしっかり狙われていましたし。
名古屋の7連勝では、ボールを持っての攻撃が機能しましたが、川崎は組織Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-63880233770942233782018-09-20T17:50:00.001+09:002019-04-17T01:42:30.075+09:00オープントラッキングデータの解析 その8 パスの速度変化DEBS2013のデータ論文
データのダウンロードページ(フラウンホーファー研究機構)
本記事の内容は次の通り。
パスの平均速度と距離と方向。
パスの減速について。
今回のノートブック、td_006c_4pub.jpynb、では記事末尾のエネルギー保存の概算のみを載せる。
記事前半のパスの平均速度と距離についてのプロットは、以前の記事「オープントラッキングデータの解析 その6 パスの統計」のノートブックに含まれている。
記事半ばの、全パスのフィッティング結果については、結果がまとまっていないのでノートブックには載せない。
パスの平均速度と距離
以前の記事(その6)にも載せた図だが、前半のパス(パス失敗も含む)の平均速度と距離の散布図はこの通り。
図1、平均速度とパス距離の分布図。
平均速度の最大は20m/s程度、10m前後から20mあたりの距離Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-39489916168493246452018-09-16T13:55:00.002+09:002018-09-16T13:55:33.029+09:00【J1、TV観戦】 2018/09/15 第26節 名古屋グランパス 対 V・ファーレン長崎
う~ん、イケイケの連携にまでは至らなかった(´・ω・`)
シャビエルの抜けた穴は大きいなぁ。
久しぶりの敗戦となり残念至極。(´・ω・`)
長崎さんの対策、名古屋サイドからは偏っていたと思えるレフリング、もありましたが、なにより攻撃で連勝中の調子を出せなかった印象です。
瑞穂に行かれた皆さん、雨の中お疲れ様でした。最後は盛り上がりましたが、う~ん。
名古屋の攻撃は?
審判の痛い判定は確定として、名古屋の攻撃で何がまずかったを挙げるなら、前線の連携がイケイケ状態にまで至らなかった事だと思います。
その原因には、エネルギーと前への意識の不足、相手DF裏へのボールが不足していた事を挙げます。
連勝中の名古屋は、前線での連携が素晴らしく、相手ゴールに向かう動きが頻繁にありました。(ゴールへの期待がいっぱい!)
昨夜の試合は、しばしばそういう動きを見る事ができTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-29471069076148392582018-09-13T12:32:00.002+09:002019-04-05T23:55:06.329+09:00オープントラッキングデータの解析 その7 3分間ムービー
DEBS2013のデータ論文
データのダウンロードページ(フラウンホーファー研究機構)
動画を作ったノートブック、td_007a_4pub.jpynb
試合中の全選手の位置変化を示す動画を作ってみた。
論文で時刻の指定されている前半と後半に分けた。
赤丸がチームA、青丸がチームB、各数字は左足のID番号である。
緑丸がレフリー、小さめの黒丸がボールである。
見やすさを優先して、人間は直径4mの円、ボールは直径2mの円で表現している。
しばしば、濃い色に白数字の選手が現れるが、それはボール保持者である。
先の記事にも書いたが、ボール保持者かどうかの認定は、データ供給元が手動で調べた結果をそのまま使っている。(自分で調べる気はない)
足の甲とボールにセンサーがついているので、両者の距離でボール保持者(ボールにタッチした選手)を認定したと推測される。
Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-79218116247152999832018-09-06T02:13:00.001+09:002019-04-05T12:35:08.934+09:00オープントラッキングデータの解析 その6 パスの統計
DEBS2013のデータ論文
データのダウンロードページ(フラウンホーファー研究機構)
今回の作図に使ったノートブック、td_006b_4pub.jpynb。
パスマップやら
前半分のデータだけでパスマップやら色々作ってみた。
チームAのパスマップ、選手達の時間平均した位置を示している。選手たちをつなぐ太線は、二者間の成功したパス本数の多さを示す(5本以上)。選手を示す円の大きさは出したパス本数の多さを示す。
チームBのパスマップ。
平均パス速度とパスの距離の散布図。
平均パス速度とパスの時間の散布図。
また、ロシアワールドカップで公開されていたパス分布の表も作ってみた。
pd_a.csv
pd_b.csv
この表では、左足のID番号で選手を表している。
ショートパスは0mから10m、ミドルパスは10mから20m、Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-79513789871491791742018-09-06T02:13:00.000+09:002019-04-05T12:47:07.414+09:00オープントラッキングデータの解析 その5 時刻合わせ
DEBS2013のデータ論文
データのダウンロードページ(フラウンホーファー研究機構)
作図に使用したノートブック、td_006a_4pub.jpynb
データ内の変数をプロットしようとしたら、簡単ではなかったというお話。
本記事の内容は次の通り。
各ファイルの時刻表示が統一されていない件
時刻合わせの結果
調べた内容
データの誤り
各ファイルの時刻表示が統一されていない件
以下は、上記ページからダウンロードするファイル。
トラッキングデータ(full-game.gz)
前半と後半の動画(*.mov)
選手名とセンサーID(config.txt)
試合の中断、ボール保持者のタイムテーブル(referee-events.tar.gz)
これらのデータの時刻表記は統一されていない。
トラッキングデータの時刻は、17桁の整数で表されている。(ピコ秒(Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-58682395113878115152018-09-02T12:55:00.002+09:002018-09-02T12:55:51.636+09:00【J1、TV観戦】 2018/09/01 第25節 ジュビロ磐田 対 名古屋グランパス
7連勝!!!!!!!(白目)
そろそろ私は気絶しそうなんですが、チームには勢い(風)に乗ってどこまでも行って欲しいです!
和泉の今季2点目、シャビエルの得点はすごく嬉しいのですが、試合終了間際の怪我がががが…。
磐田さんにはもっと点をとってほしかったですね!(ふんぞり返り過ぎて天井を見ながら)
試合経過
ジョーから金井への素晴らしいアシストとゴールは、ひとまず置いといて。
名古屋は得点後、18分頃に明らかに勢い(動きの質)が落ちました。
画面に大きく映った宮原が、ボールの出しどころが無くて、ちょっとの瞬間立ち尽くす場面がありました。
今の名古屋のサッカーでは、しばらく見なかった場面です。
「そこはドリブルだ」と言いたいところですが、多分、名古屋の選手たちが動かなかった事が問題としては大きいかと。
そして前半の残りの時間は、磐田が彼らの右サイドから攻撃をTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-81855044380320349002018-08-27T18:28:00.004+09:002018-08-27T18:28:54.714+09:00【J1、試合観戦】 2018/08/26 第24節 名古屋グランパス 対 浦和レッズ
8月は怒涛の6連勝!ヽ(`д´)ノ やったぜ!
久しぶりの現地観戦、最初は「今日大丈夫か?」と心配していましたが、なんのなんの、4-1逆転勝利で6連勝となりました!(`・ω・´)キリッ
スタメンが固定され、チームスタイルが確立した感があります。(一ヶ月でこれって急過ぎる)
これでどこまで行けるのか、10連勝、あると思います!
久しぶりのスタジアム観戦、フランクフルトおいしかった。バックスタンドは座席が物理的に熱かった、ハーフタイムまで熱かった(※ω※)。
試合終了時。観客26410人。試合中、ゴール裏に合わせて、メインバックスタンドでもしばしば手拍子が起こりました。
試合展開
現状の攻撃スタイルはとてもよく機能しているので、攻撃については改めて書くことは多くありません。
前半の前半についてはいささかボールの回りが良くない場面もありましたが(新井残念)Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-20621200750784032702018-08-24T21:01:00.001+09:002019-04-16T16:08:35.992+09:00 オープントラッキングデータの解析 その4 個人の守備領域DEBS2013のデータ論文
データのダウンロードページ(フラウンホーファー研究機構)
本記事の内容は次の通り。
トラッキングデータの縮小。
個人の守備領域のプロット。
データの解凍と縮小についてのノートブック、td_004_4pub.jpynb
個人の守備領域をプロットしたノートブック、td_005_4pub.jpynb
データの縮小
前回の記事に書いたように、トラッキングデータのサイズは4GB。
DEBS2013での、このデータを使った解析の主題は、200Hzやら2000Hzのデータを流してリアルタイムで解析、動画を作成する事。
自分はそういうのには興味が無く、4GBのデータをpythonに読み込むだけで合計8GBのメモリを食いそうなので、扱いやすいサイズのデータに縮小する。
(元データをメモリに上げて4GB、さらにpythonで配列読ませてTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-74995143219955244952018-08-20T00:46:00.000+09:002018-08-20T00:46:08.035+09:00【J1、TV観戦】 2018/08/19 第23節 名古屋グランパス 対 サガン鳥栖
5連勝!!!嬉しいけど((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
前半戦2勝だったのに、ジョーいなかったのに、それでも5連勝とか、もうすご過ぎてほんとに驚きます。
でも、選手達のプレーは確かに5連勝に値しています。
今回の試合では前線の4人がよく絡み、後ろからも選手達が顔をだし、ほんとに素晴らしい連動!
そして、鳥栖にもいくつかのチャンスがありましたが、相手の決定機逸失とランゲラックのナイスセーブで無失点です!
名古屋公式より。満員御礼。
試合展開
今回の名古屋、基本的にはジョーがいた時と同じように、まずボールを前線に出しての速攻狙いでした。
(児玉くんのロングスルーパスには、そこに痺れて憧れました!)
以前の遅攻で崩そうとする時とは違って、ゴールに向かう動きが格段に増えており、この試合でもその姿勢は維持されました。
現在のスタイル(選手達のTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-2571395187166992792018-08-17T17:10:00.002+09:002018-08-18T00:45:03.432+09:00鳥栖戦のスタメンは?※横浜戦の感想はお休みです。m(_ _)m
今週末、19日(日)18時@瑞穂のサガン鳥栖戦ですが、ご存知のようにジョーが出場停止です。
中断再開後のグランパス、明らかにジョーは重要なターゲットマンで得点者でした。(もちろん彼だけではありませんが)
以下、鳥栖戦のスタメンを妄想します。
本日時点でチケットは売り切れです。
戦術的には?
中断再開後に得点を量産してきたフィニッシャーがいないのは非常に痛いです。
ただし、その一歩手前で、ジョーというロングパスのターゲットがいなくなる事が試合運びの上で非常に痛いかと。
ジョーがいる事で、ショートパスあり中央とサイドへのロングパスあり、ペナルティエリア内へのクロスありドリブル突破ありと、相手守備に選択肢を絞らせないプレーができていた(と私はおもっている)のですが、ジョーという強力なターゲットがいなくなると、相手守備Tetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-46891399672986918452018-08-12T00:01:00.002+09:002018-08-12T00:01:53.835+09:00【J1、TV観戦】 2018/08/11 第21節 名古屋グランパス 対 鹿島アントラーズ
4-2勝利で、3連勝、やった!\(^o^)/
最多入場者数、おめでとうございます。
審判、ドイヒー。
ジョーの尻もちシュート、今回は成功!
鹿島を点の取り合いで突き放した!
名古屋公式より。
試合内容
今日の4-4-2は、2トップの左にシャビエル、2列目の右に前田、ちょっと目先を変えてきました。
グランパスのホームページの試合結果を見ると、これまでのように2トップ前田2列目右シャビエルとありますが、今日の試合は違いました。
基本のフォーメーションでシャビエルが左サイドに回ったのは、あまり記憶にありません。(試合中のポジションチェンジはともかく)
今日のシャビエルは、あまり良さが出ていなかったかなと思いますが…。
得点アシストをした選手達はもちろん、皆、良い出来だったと思います。(守備はそれほど組織だってない事を前提として。)
後はもう、後ろのパスTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3838220185033407565.post-53286245987587819292018-08-10T14:29:00.000+09:002019-04-04T01:03:13.832+09:00オープントラッキングデータの解析 その3 DEBS2013のデータひとまず、Petterson et al.(2014) のデータは置いといて、 Mutschler et al.(2013, The DEBS 2013 Grand Challenge) のデータの紹介です。
以下、データの簡単な紹介と、「この論文・サイトのダウンロードURLが機能してないので別のリンクを使ってね」というお話。
データの head と tail。
データ紹介
これまでに紹介している論文とは別に、「DEBS 2013」でgoogle検索すると、その研究集会のページが出てきます。
研究集会の目的などは置いといて、2013年に開催された研究会では、その主題が「サッカーのトラッキングデータのリアルタイムの解析(アプリの開発)」でした。
研究集会のページには、データの内容と解析すべき内容が書かれています。
そして解析のために、通常の試合ではTetsuya T. Yamamotohttp://www.blogger.com/profile/01444448986740709932noreply@blogger.com0