2018年5月28日月曜日

セットプレーのゴールは0.5点になるか?

たびたび話題になるセットプレーによる得点の多さがさらに発展したら、という妄想記事です。

今後、セットプレーによる得点があまりにも増えれば、サッカーの面白さを維持するために、セットプレーによる得点を低くするか、セットプレーの代案が必要かもしれません。

個人的には、セットプレーよりも流れの中での得点が増えて欲しいです。

以下内容は、「セットプレー得点の割合」、「セットプレーは少ないほうが良い」、「処置案」です。



タイキャンプ:2日目(名古屋グランパス、2018年)

セットプレーによる得点の割合


セットプレーは、現代サッカーにおいて少なくない得点源です。

プレーが止まる時 セットプレーを紐解く(jleague.jp)
日本とEUROの得点パターンの比較(ファンタジーサッカー攻略!)
セットプレーからの得点が5割以上の国は7つ~日本、パラグアイともに該当(白谷のノート(3冊目)、今は閲覧不可)

(以前調べたのでちょっと古い記事ですが)

jleague.jpのコラムによれば、2015年リーグ全体のセットプレーによる得点の割合は36%でした。

このコラムの図3で示されているように、一部のチームでは50%を超えています。


football-lab.jpでは、「summary: Team」の項目で各得点パターンの得点数と割合のグラフを公開しています。(2012年以降の記録です)

例年、J1をみると30%から40%くらいですが、J2はその割合が全体的に多い傾向です。

J3はJ2ほどではありません。


そして2008年のEUROの記事ですが、この記事の趣旨は、当時の日本代表の得点パターンとこの大会の得点パターンとの数値による比較です。

EUROでの得点パターンは流れからのゴールが60%超と、Jリーグよりも日本代表よりも高い値でした。


「今後、Jリーグあるいは世界でセットプレーによる得点が激増したらどうなるんだろう?」という妄想が、この記事の動機です。




セットプレーによる得点は少ない方が良い


私の希望は「もっと流れの中での得点がみたい」、これにつきます。

現役キッカーの皆さんを貶めるつもりはありませんし、自分達のチームがセットプレーで得点をとって勝てば、もちろん皆が満足します。

ただ、もっと流れの中での「唐突なゴール」が増えれば、興奮熱狂の度合いはより高まると期待しています。

そのためには、再現性とデザイン性の高いセットプレーにそんなに目を奪われずに、流れの中での得点をとる攻撃と、それを妨害する守備の地道な発展が必要でしょう。

少数のチームがセットプレー重視だとしてもそれは戦術の多様性の一つと考えられますが、もし、リーグ全体がセットプレーに目を奪われ、そちらの方向に発展するなら、これは「サッカー」としてはマズイ方向への進化だと思います。

セットプレーはサッカーの一部であって、サッカーそのものではありませんから。


セットプレーの処置案


では、セットプレーによる得点が激増し、セットプレーになんらかの処置が必要になったという仮定のもと、ここでは2通りの処置案を挙げます。

一つはセットプレーによる得点を相対的に低くする(流れの中での得点を高くする)事、もう一つはセットプレーの排除です。


前者は、アメフトやラグビーで行われているように、プレーの種類で得点を変える案です。

例えばタイトルのように、セットプレーによる得点を0.5点とします。

こうすると、セットプレーによるゴール2回が流れの中でのゴール1回と同等、になります。

この得点設定が面白いところで、この0.5点に加えて、0.4点、0.6点という選択肢を考えると、試合展開も色々変わってきます。

この設定によって、各チームがセットプレーを重視する度合いをコントロールできます。

電光掲示板などの表示上、小数点がダメなら整数化しましょう。


後者の選択肢、セットプレーの排除とは、そのままCKFKを無くす事です。(衝撃が大きすぎる?)

ファウルを犯した際に相手チームに与えられるFKに対しては、選手の一時退場という形式にします。

以前、「【記事紹介】反則による一時退場(シンビン)の導入」という記事を紹介しました。

現在想定されている一時退場の導入は、イエローカードに相当する反則が発生した際に、相手チームにフリーキックが与えられる事に加え、選手の一時退場という罰則になるようです。

私の想定する一時退場の導入は、ファウルの程度によって一時退場の時間を変えるものです。

1ハーフ45分なら、イエローカード相当で15分でしょうか。(30分は長すぎる。20分?)

プレー再開はスローインで。


CKの代替案は良いと思えるアイデアがありませんが、自陣からのプレー再開を考えています。

一定時間、相手チームを自陣に進入禁止にして、ボールが相手陣内に入るあるいは一定時間が経過したら、プレーの再開とします。(それまでは自陣で自由にボール回しができる)

ただこの場合は、自陣からのパスに対してオフサイド無しにでもしないと攻撃側の利点が少ない…。



サッカーのルールはそのシンプルさで世界中に広まりました。

セットプレーに関わる部分もそう簡単には変わらないと思いますが、近年はテクノロジーの導入に加えて、一時退場も導入されそうです。

50年後にサッカーのルールがどうなっているか、誰が自信を持って言えるでしょうか?(いや誰も言えない)


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