2017年4月20日木曜日

【J2】予習、レノファ山口FC(2017年4月22日対戦)

4月22日(土曜日)、名古屋グランパスはレノファ山口FCと対戦します。

14時より、パロマ瑞穂スタジアムです。


現在、名古屋は勝点17で1位、一方の山口は勝点6の21位です。

順位表を見ると、名古屋と湘南が勝点17、東京Vが勝点15、4位から6位までが勝点14、7位から10位までが勝点13と、混戦が続いています。

次の試合もしっかりと勝点3をとりたいところです。

前シーズンは好調なパスサッカーを見せた山口ですが、選手達の移籍もあり、今シーズンは苦戦しています。



レノファ山口FC公式ホームページ





レノファ山口FCとは?


レノファ山口FC(Wikipedia)
レノファ山口FC(ニコニコ大百科)
レノファ山口、圧倒的なパスサッカー。どんなチーム?【J2】レノファ山口FC(NAVERまとめ)


山口は2016年にJ2に昇格してきました。

2016年の成績は、14勝11分け17敗、勝点53の12位、55得点63失点でした。

13節には3位まで順位を上げたものの、最終的には12位でシーズンを終える事に。

55得点は去年のJ2の6位ですが、一方で63失点は19位でした。

攻撃力はJ2に通用したものの、守備力に泣きました。

Football LABの2016年のスタッツを見ると、パス本数、攻撃回数、ボール支配率はJ2で1位でした。



ちなみに2015年、山口はJ3に参入し、首位でシーズンを終え、1年でのJ2昇格を決めました。

2015年のJ3の順位表(例えばjleague.jp)を見ると、36試合で96得点36失点とおかしな数字になっています。(きっと打ち間違えたんでしょうねぇ)




今季の山口


今シーズンの山口、これまでの成績は、1勝3分け4敗、勝点6の21位、6得点11失点です。

最近5試合では、●○△△●となっており、チームの勢いとしてはちょっと下降気味です。

第7節の山口徳島戦、前回の徳島名古屋戦を考えると「山口は徳島によく引き分けたな」と思ってしまいますが、それは逆で、徳島の渡選手が後半アディショナルタイムに同点弾を決めています。

第8節の山口千葉戦では、後半アディショナルタイムに千葉にPKを与えてしまい、山口の敗戦となりました。

惜しい試合が続き、山口の選手達もサポーター達もストレスがたまっているでしょう。



選手達


今シーズンの選手達の移籍情報は、例えば、「レノファ山口、圧倒的なパスサッカー。どんなチーム?【J2】レノファ山口FC(NAVERまとめ)」にまとめられています。

2016年パスサッカーの攻撃力を見せつけた山口ですが、予算が少ないこともあり、15人前後の選手達が入れ替わる事態になったようです。

Wikipediaのページを読むと、29試合以上に出場した選手達が6人も移籍しており、書き方にちょっと悲壮感が出てます。

3人は、2016年チーム内得点ランキングの1位2位3位(福満選手はチーム内アシスト王も)でした。

第2節のFC岐阜戦で活躍していた庄司選手は、この6人の1人です。

上野監督が続投(4年目)なのが、せめてもの救いでしょうか。



攻撃成功率



今シーズンの山口は、攻撃で苦しんでいます。(移籍した選手達を考えると当然ですが)

2016年シーズンの数値を分母にして割合を計算すると、攻撃回数は1.2%の減少、30mライン進入回数は22%の減少、平均シュート本数は31%の減少、平均ゴール数は38%の減少と、ゴールに向かうほど数値が減少しています。

このせいで、攻撃回数あたりのシュート本数の割合(シュ/攻撃)は3割以上減少しました(10%→6.9%)。

シュート本数に対する枠内シュート本数の割合(枠内/シュ)は37.5%と高い値であり、シュートは枠内に飛んでいます。

しかし、枠内シュートのうちゴールにつながった割合(ゴー/枠内)は、22%と低い値にとどまっています。(33%前後がよく見る値です)

シュートがGKに向かっているのでしょうか?


名古屋については、前節の徳島線でもシュート6本で2ゴールと高い決定率を誇ってはいますが、おおまかには前半と後半での内容のムラが大きなままです。

まだちょっと、足の動く相手チームには本領を発揮できていません。

山口もパスのチームですし、プレスをかけてくるでしょう。

どんな試合展開になるのか、良くも悪くもドキドキです。



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