2016年4月2日土曜日

【小ネタ】 サッカーにおける誤審の原因、審判の限界、改善策

「サッカー競技規則」と「競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン」(JFA)
審判員 (サッカー)(Wikipedia)
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ここでは、サッカーにおける審判の限界とその改善策を簡単に(安易に)考えます。ここでは、ファールをとる際の「過剰な力」の基準や、誤審が起きた際のサッカー協会(「日本の」とは言ってない)の対処などの運営問題には触れません。


改善策の目的は、もちろん誤審を減らす事です。誤審の減少によって、観客(サポーター)の満足度が増し、サッカーの興行としての魅力が増加します。加えて、この改善策の目的は、審判を精神的あるいは肉体的に不必要な批判と疲労から守る事です。


誤審の原因と審判の限界

私の考える誤審の原因と審判の限界は以下の通りです。
  1. サッカーが低得点ゲームであるため、一度の誤審の影響が大きくなります。特にPKの成功率は90%程度なので、誤審が試合結果を決めてしまう事もあります。
  2. 人数の不足と審判の運動能力の不足。フィールドの広さと選手人数に対して、審判は3人だけなので、カバーできる視野は少ないです。さらに、審判の運動能力が、選手達の運動能力をはるかに上回る訳ではないので、少人数による審判で多人数の選手達の反則を検出する事は困難になります。
  3. 視野の不足。片側のサイドラインに一人の副審では、視野の制限のために、オフサイドの誤審が起きやすい状況があります。副審のいるサイドかつDFなど前線から遠い場所からボールが出る時、前線のFWとパスの出し手を同時に視野に収める事は困難です。逆に、副審のいないサイドから出るパスは認識が容易になります。しかしこの場合は、オフサイドに関連する選手達の動きが、他の選手達の身体で隠されてしまうかもしれません。
まとめると、現在のサッカーの誤審は、競技規則に従えば一定の頻度で発生する現象になります。従って、審判団がしばしば批判される理由は、彼ら、彼女たちの技術不足の他に、「審判団がサッカーの審判をしているから」であると言えます。審判団の技術が一定のレベルに達しても、誤審(反則の見逃しを含む)は決して無くなりません。審判団は、現在の競技規則に従って審判をしている限り、一定の頻度で誤審をします。逃れる術はありません。

上記の1は、サッカーで誤審の影響が大きい理由です。この「サッカーが低得点ゲーム」である事とPK成功率については、競技固有の構造であり、これを変更する事は難しいです。


改善策

改善策は以下の通りです。
  1. 副審の人数を増やす。
    1. 副審を2人増やし、4人の副審で二つの前線のオフサイドを注視します。
    2. さらに副審を2人増やします。この二人はゴールの隣に位置し、ボールがゴールラインを割ったかを確認すると共に、それ以外の時間は選手達をゴール方向から見続け、特にPKになるペナルティエリア内の反則を注視します。
  2. ビデオ判定に代表されるテクノロジーの導入。
3人の主審と副審は、試合を実施しやすい最低人数であり、サッカーの普及段階における世界標準としてふさわしかったと思います。しかし、大金が絡む先進国の現代サッカーや、ワールドカップ、CLなど各地域のトーナメント戦ではもはやふさわしい人数ではありません。また審判の人数を増やす事は、選手達のプレーの質には関係しないので、比較的実施しやすいと思われます。

私は、最終的な判断は当然審判がして、監督と選手達、観客はそれに従うべきだと思います。ただ、お金を払っている以上、観客はなるべくすっきりした結果が欲しいと思うでしょう。彼らは、納得したいだけなのです。

観客が顧客で、審判団が営業なら、お金を儲けている人達はどこで何をしているのでしょうか?


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以下、「サッカー 審判 限界」で検索したサイトです。
審判から見たサッカー。」(サッカーを考えてみる。)
相次ぐ誤審で露呈した、現行システムの限界。~ランパード“幻のゴール”の理由~」(NumberWeb)
疑惑の判定がなくなることはないが――。日本サッカーの審判レベルは進歩しているのか?」(フットボールチャンネル)
副審が見極められる限界(副審の視野の限界)と対応策を考える」(3級審判員の悩める日々)


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